1994-03-08 第129回国会 衆議院 本会議 第9号
これらの点についていかがお考えなのか、さらに、ガット提訴以外にスーパー三〇一条に対抗する我が国の措置があるのか、あわせてお伺いいたします。 我が国のお隣である朝鮮半島の安定は、我が国の平和にとって死活的重要性を持っております。
これらの点についていかがお考えなのか、さらに、ガット提訴以外にスーパー三〇一条に対抗する我が国の措置があるのか、あわせてお伺いいたします。 我が国のお隣である朝鮮半島の安定は、我が国の平和にとって死活的重要性を持っております。
ガット提訴の実効性ということについてのお尋ねでございましたが、基本的には、現行のガットにおきましても、またウルグアイ・ラウンドの結果設立される世界貿易機関のもとでも一方的な措置をとることは禁止をされておりますし、それらの紛争処理手続の実効性に疑問があるというふうには考えておりません。
そういうふうなことでございまして、ただ、我が国としていろいろ主張していった中におきまして非常に難しい問題を抱えておったというのは、アメリカが精米業者を中心に三〇一に訴えるとかあるいはガット提訴をする、こういうふうな動きがございまして、残念ながらこれがガットに訴えられた場合には判定としてクロになるというふうな可能性も非常に強かったわけでございます。
したがって、これらについては、我々はガットなどの国際ルールにのっとって本件解決に尽力する、直ちにガット提訴ということは言っていないが、そういう意味なんだろう、これは。だから、そういうふうにストレートにやっちゃうということも、事務的にはそれはいいのかもしらない。 しかし、今までも日本は経験がないわけではない。かつて半導体の問題が出たが、実は私なんだ、あれは。
もしスーパー三〇一条が不公正な貿易相手国ということで日本に適用されるということになりますならば、ガット提訴を用意するのかどうか、お答えを願います。
○目黒委員 次に、私、今談合と申し上げましたので、この点だけはちょっと触れさせていただかなければなりませんので申し上げるわけでありますが、アメリカとECの間では今まで貿易戦争がありまして、ガットに提訴したり、特に初めにありましたのはECの油糧種子でガット提訴をやりまして、これはクロと出たのですけれども、その後はアメリカはまたアメリカでワインの報道措置をとるといったようなことでやり合いをこうしてきました
アメリカがけしからぬと言ってきた場合、そしてガット提訴された場合に確実に勝てるという見込みはありますか、どうなんですか。
それから、今までの日本の政治の中で、譲るべきものは譲り守るべきものは守るというこの原則が実は徹底しませんで、どうなったかといいますと、例えばアメリカとの間でガット提訴に持ち込まれた十二品目というものがあります。この中にはフルーツピューレというのがあるんですね。皆さん、国民にフルーツピューレは守らなければ日本の国民は危ないんだと言えますか。
あるいはその後、牛肉・かんきつ等におきましても、このようなガット提訴ということになりますとやはりクロの裁定が非常に可能性が大きいということで、二国間においていろいろな条件闘争に入り、あのようなぎりぎりの選択をいたしました。私どもは、あれでなければこのような七〇%という高率関税で妥結はできなかったと思っております。
なお、先生御指摘のECから、これはもとの旧三百三十七条でございますけれども、三百三十七条が提訴の手続につきまして内外無差別に反しておるということでガット提訴を行いました。ガットのパネルでは、米国のこの提訴手続はガットに違反するところがあるという認定をいたしておりますが、現在までのところ、米国はその採択を拒否いたしておる状況でございます。
これはケースによると思いますけれども、一方的で我が国を差別した制裁はガット違反としてガット提訴をすることも含めまして、基本的にどういう考え方でいらっしゃるのか、その点についてお尋ねをいたします。
せっかく決まった問題に関して今さらこんなことはおかしいとただいま郵政大臣が申されたとおりでありまして、我が国としては誠実に交渉結果を踏まえてきたのでありますが、もしそれ米国が、にもかかわらずガット提訴というふうな手段に訴えることがあるならば、我が国といたしましてもそれに応じましてやはりガットに提訴する以外ありませんよと。
それから、制裁措置というのはまだ決定していないところでございますけれども、万一ガットに反する一方的措置がとられるようなことがありますれば、外務省等関係省庁と連携を保ちつつ、ガット提訴を含めてしかるべき対応を考えざるを得ないというふうに考えております。
けさの新聞でも、「制裁回避へ妥協」というような見出しので出ておりましたけれども、これについて、この自動車電話、携帯電話の周波数の割り当てなどの要求に対して具体的にどういうふうに対応しようとしておるのか、仮にスーパー三〇一条が発動されることがあればガット提訴などの対抗措置も考えられておるのか、お伺いをしたいというふうに思います。
かつまた、そういった双方の膠着状態のもとでアメリカ側はガット提訴をいたしまして、五月四日にはパネルを設置するというふうなことまでもとったわけでございますが、いずれにしましてもそういう経過を踏みまして、最終決着の内容に示されておるような内容で、アメリカ側の譲歩を私どもとしても確保しながら、最終決着をつけたという経過でございます。
しかし、今回の十二品目や牛肉・オレンジの対アメリカとの交渉を見ておる限りにおいては、アメリカ側の強引さが目立ち、ガット提訴においてもみずからは先にウェーバーで、自国の輸入制限品目で合法性を確保した上での提訴等、周到な計画性及びけんか上手が、さらにはガット総会において日本の立場に立つ国が一カ国もなかった現実が示すように、世界の世論操作における説得力等々、相手方の優位性が目立った交渉と理解をいたしておりますが
ガット提訴をやめさせたのでしょう。そして、向こうはそのままやっているというのが何で公平なのですか。だから廃止の主張をしている、それだけじゃ困るので、どこかの国がたしかガット提訴を考えているとかしたとかいう情報も聞いておりますけれども、日本も現実にもっとしたらどうなのですか。というのは、この次の段階は必ず米の問題が出てくる。
米国、オーストラリアのガット提訴を受け、ガット加盟国に対しいかなる方針で臨もうとしているのか、その決意を伺いたいと存じます。 さらに、農林水産大臣に伺います。 二度にわたる日米交渉で行き詰まったとされている課徴金について、あなたの言葉をかりれば、譲り得ないものとして今後の交渉に臨まれるかどうか、所信のほどを伺いたいと存じます。
それに対してアメリカ側は、いやそれはいかんということでガット提訴に踏み切ったみたいな感じの話が出ていますね。そして連休明けに、五月の何日かまでに、日にちはちょっとあれしましたが、決着をつけないとガットのパネルを設置するかどうかということになっちゃうというふうな報道が実際あるわけですが、ここら辺のところはそのとおりなんでしょうかね。
ところが、今度の米国もあるいは豪州の場合も、これは今お答えがありましたように、オーストラリアの場合はまだ確定的なものではないと思いますが、日本政府の態度表明などはほとんど意に介さず、我が国の国家貿易品目である牛肉の自由化を迫り、ガット提訴のいわばおどしをかけてきている。
○山原委員 私がお尋ねしたいのは、ガット提訴あるいは今回の要求そのものの理不尽さ、不当さというものについては、かつて十二品目の場合でも、農水省の方も理不尽であり不当であるという態度をとられましたね。また、時には言えた義理かという言葉まであったわけですが、この考え方そのものは変わっていないと思うのですが、そのように認識してよろしいでしょうか。
○山原委員 特に牛肉について、今までも何遍も御質問申し上げましたように、米国自身は輸入制限を実施していること、また、日本の国家貿易品目であることなどから見て、米国による自由化要求あるいはガット提訴自体等が理不尽であり、不当なものであるというこの認識については今ももちろん変わっていないと思いますが、この点はいかがでしょうか。
特に、この問題は、先般も日米の貿易摩擦の問題、農産物の問題等々において、ガット提訴の条件の中でいろいろなことを指摘をされました。しかし、アメリカでもう既に日本の企業の中で働いている人たちが約三百万人ともいわれており、この前レーガン大統領が、そういう形だから日本に対する報復措置はそんなにしちゃいかぬというふうな見解を出されているわけです。
今ガット提訴の問題についての御意見でございましたが、恐らく最高責任者たる農林水産大臣、パネル設置という段階というようなものを念頭に置きつつ、話し合いで、二国間協議で、せっかく、レーガン大統領との会談のときにはいわば共同責任でまずはテーブルに着くこと、そのテーブルに条件が合わなければ着かないと言っておったのが、佐藤農水大臣の訪米によってテーブルにはまず双方が着いたわけでございますから、それの延長線上において
○矢原秀男君 農林大臣、今後の対応でございますけれども、ガット提訴という処理の仕方だけでなく、二国間協議をも続けていく、こういう継続性を確約できたことは評価いたしております。
○矢原秀男君 総理大臣、ガット提訴の問題、二国間交渉、この二つがあるようでございますが、米国によるガット提訴の時期、これは四月八日のガットの臨時理事会、五月四日の定例の理事会、このケースが考えられます。