1994-11-21 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号
経済的にも非常に大きな影響を持っている国でありますけれども、この台湾においても、ガットの作業部会が作業を開始して、ガット参加を目指していると聞いております。台湾だけじゃなくて、同じく、同じだけの貿易量ですから、人口からすると台湾の方が物の数、中国には比例できないんですけれども、この中国及び台湾のガット加盟について、政府の基本方針並びに現状分析というものをお聞かせいただきたいと思います。
経済的にも非常に大きな影響を持っている国でありますけれども、この台湾においても、ガットの作業部会が作業を開始して、ガット参加を目指していると聞いております。台湾だけじゃなくて、同じく、同じだけの貿易量ですから、人口からすると台湾の方が物の数、中国には比例できないんですけれども、この中国及び台湾のガット加盟について、政府の基本方針並びに現状分析というものをお聞かせいただきたいと思います。
ガット参加国は九十五でございますから、九十五カ国がそれぞれの農産物を一つのテーブルに上げたとき、米もそのテーブルで議論をしてください、これが私たちがウルグアイ・ラウンドに臨んだ基本的な姿勢でございます。したがいまして、そうしたことも長期的な問題の中に、日本の米は基礎的食糧であり、同時に、安全保障という面からも特殊な事情があるということを先般強調いたしまして、このことが記録に残されました。
○竹下内閣総理大臣 今角屋さんは報道等を読んでのということで、御意見を交えた御質疑でございましたが、大体そのとおりでございまして、我が国としては、中国のガット参加をまずは基本的には歓迎をする立場にあります。 先般の私の訪中の際も、そういう趣旨を私の方から伝えました。
ガット参加国は現在九十五カ国でございますが、この九十五カ国にこの旨全部通知されたわけでございます。そして十二月二日には総会が開かれまして、こうした案件がいよいよ採択されるという段になったわけでございます。
それを総会において採択するかしないかという問題が来たわけでございますが、いろいろ私たちも考えまして、ガット参加国といたしましては、やはりガットの規定に従っていかなければならないことがあります。
東京ラウンドが当初の宣言に明記しておりますとおり参加を希望するのであれば、特に資格を問うことなく、どの国も参加できるような仕組みになっておりまして、この点はケネディラウンドがガット参加国に主として限った、あるいはそれに関連する国に限ったのと大きな違いであります。
かようなものにつきまして、第二次の国際ラウンドもこれから開かれるということでございますので、そういった際に、これは日本だけ、一国だけ特に強力にやりましてもなかなか効果があがらないものでございますから、ガット参加国全体を通じまして、こういったものの撤廃方を強く要請してまいると、かように考えております。