1961-03-14 第38回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
これは、ドイツでも、農産物に関しては三カ年がんばって、国内法としての農産物安定法がガット制約に優先するということを取りつけて、初めて自由化に踏み切っております。
これは、ドイツでも、農産物に関しては三カ年がんばって、国内法としての農産物安定法がガット制約に優先するということを取りつけて、初めて自由化に踏み切っております。
すなわち、農産物については農産物調整法というドイツの国内法がガット制約に優先するという取りつけをしてから、初めて応諾をしたのであります。この事例は大いに注目しなければならぬと思うのです。農業それ自身がもともと資本主義に弱い性格を持っているのだということを、ガット加盟国に対しまして説得する必要があると私は考えているのです。