1949-05-09 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第14号
それから陳情の第四十九号、これは大阪府知事の提出でありまして、所得税附加税、煙草消費税、土地及び家屋利用税、果実引取税、ガソリン税、特別行爲税等の新設入場税の徴收方法の改善及び國費、地方費の負担区分の改正等に亘る地方税財政制度の根本的改革をせられたいという趣旨であります。
それから陳情の第四十九号、これは大阪府知事の提出でありまして、所得税附加税、煙草消費税、土地及び家屋利用税、果実引取税、ガソリン税、特別行爲税等の新設入場税の徴收方法の改善及び國費、地方費の負担区分の改正等に亘る地方税財政制度の根本的改革をせられたいという趣旨であります。
私の調査いたしまするところによりますれば、電力はいまだ徹底的な普及が相なりませんので、ガソリンを使用してその動力源といたしまする部面は、農村全体の使用量の大よそ四五%今なお残つておるようなありさまであるのであります。
かかる観点から、わが日本共産党は、この酒やガソリン等の税の増徹によつて人民大衆の負担を増大せしめ、犠牲を強要するところの両法案に対して絶対に反対の意見を表明するものであります。(拍手)
またガソリンにおきましても、今回小賣價格の十割程度を新設しておるのであります。政府は、運賃に含まれる率はわずかに二%から六%という軽微なもので、影響はないと申しておりまするが、事実は運賃の引上げも、本日の議場においても行われたごとく、ガソリン税の新設がこれまた大衆の負担にかかつて來ることは明らかであります。
またガソリン税にしましても、今度十割の課税をなしますが、政府は運賃に含まれるガソリンの課税率はきわめてわずかであるから、これが運賃などに大きな影響は來さないと申しておりますが、しかしながら鉄道にしましても、今日たくさん省営バスを持ち、そして鉄道と同様にこれらの國営自動車の運賃も改正されると思います。
次にガソリン税につきましては、先ほど社会党からも御指摘がありました通り、農漁業方面もしくは輸出産業関係の鉱工業につきましては、何らかの減免措置が考えられてしかるべしと思うのでございますが、そのことが考慮されていませんことは、せつかくのガソリン税に十分の考慮が拂われていない結果を藏していると、私は指摘したいのでありまして、これらのことは來るべき機会に再檢討を要するものと存ずるのであります。
さらにまたガソリン税の問題でありますが、このガソリンに課税をするということに対してはあえて強い反対はございません。しかしその課税をする場合におきましても、今日の農業あるいは漁業あるいは乘合自動車のごときについて、このガソリン税の増徴が相当大きな影響があるということは、言うまでもないのであります。
○政府委員(平田敬一郎君) 今ガソリン税の運賃に対する影響を申上げましたが、御指摘の通り、トラックの場合は大体六・九%という数字が出ております。バスの場合は二%という数字が出ております。
○河田委員 今度はガソリン税が一〇〇%とられることになりますが、これは運賃その他についての影響は、どのようにお考えになつておりますか。
○平田(敬)政府委員 ガソリンについては十割の消費税がかかることになりますが、現在トラツクは燃料としてガソリン以外の燃料も実は相当使つております。
○小川友三君 これはよく御調査を賜つて、又次の委員会に御答弁を願いたいと思いますが、もつと政府の予想以上のガソリンが入つて來る筈であります。
これを調査して頂きましたならば、ガソリン税は全然上げなくても四十億を突破する税收はあります。それをこの次の委員会で結構ですから、是非御報告を賜わりたいと思います。
そして、アメリカから來る原油、並びにガソリンの量は昭和二十三年会計年度から見れば、遥かに数倍する揮発油が入つて來ることに決定いたしております。それで、それにこうした課税をした場合には四十億を遥かに突破しまして、百億以上の税收入が見込まれるというのが、これは新らしい見方であります。
ところがわれわれの自動車は吹出物ができたような自動車で、これはガソリンのような高級なものは食わないガタ車です。そういたしますと、私たち自身は、日本の現状から見て、二万キロリツトルというものが賣れるのか賣れないのか疑わしいと思います。もしそれが日本で賣れない場合には、これを外國の石油会社が一手に独占してしまう。そうしてくれとそれを見越してこのような協定を一体お許しになつておるのかどうか。
しかるに現在のわが國におきましては、御承知のようにガソリンもタイヤ、チューブも、非常に自家用自動車に必要でありまする資材が、全部アメリカからの輸入に依存しておるというようなわけでございまして、理想はそこに持つておりまするが、現状ははるかにその理想から隔つておるような次第でございますが、ひとつ滿尾君のような専門家の知恵を拝借いたしまして、自動車行政の窮極の目的に向つて、盡力いたしたいと考えておりますから
○伊藤委員長 ガソリンは流動資産なんだから又それによつて運送して利益を上げて行くのだからそれは殆んどし放しじやないですね、戻つて來ますね。
政府は、予算を裏づける実体法であるべき税に関する諸法案、すなわちガソリン税の新設、あるいは織物消費税の税率の引き上げ、酒税法の税率の引き上げ、鉄道運賃、郵便料金の値上げ、法人税、取引高税、所得税等の税率の変更については、全然國会にその法案の提出がないのであります。
とにかく予算には小さい問題でも新たな税を設けておるものがあるのだし、これに対するガソリン税がまだ提出されていない。私は違憲じやない。まあ違憲であるということには予算の審議ができないのだから、違憲でないという解釈に持つて行かなければならん問題であるが、それに対する衆議院における説明は極めて強い説であつたように思う、もう少しはつきりして置きたい。
また現在自動車の不足、あるいはタイヤ、ガソリンなどの不足もあつて、運行が実際においてできていないというようなものは、業者の方でやる意思があるかないか、やれるかやれないかということを究明いたしまして、それはとうていやれぬということならば、免許の取消しをやるという処置をいたしたのであります。
実は今までも、主として資材の方、特に自動車関係の資材は、御承知の通り一番大事なものがタイヤとガソリンであります。タイヤとガソリンはいずれも輸入資材でありまして、九〇%以上は輸入に仰いでいるという実情にあります関係上、これの配給ということにつきましては、特にやかましく関係当局の方から注意を受け、またよほどこまかな資料をつくつた上でもつて、それに基いて配給するという行き方に現在なつているのであります。
それは陸上の運送においても、ガソリンの増加は切実な問題である。さらにそれ以上に陸上運送について問題になるのは、自動車のタイヤの問題、生ゴムの輸入の問題、これらの切実な問題がある。從つて自動車のガソリン問題も、機帆船の油の問題も同じ油であります。
滿尾議員の請願の御趣旨は、われわれ運輸当局といたしましても同感でございまして、陸運行政の一貫性を貫くという面、あるいはこれで取扱つておりますところの輸入物資であるタイヤ、チユーブあるいはガソリンというものが強く統制されておる今日におきまして、これを地方へ委讓することはかえつて弊害があるのではなかろうかというふうな観点もありますし、またお説の通りの経費の節減という点におきましても、地方に委讓したからといつて
それから本省からももちろん配分いたしましたが、ガソリン、タイヤというようなものを、各地方で余裕のあるところからすぐに持つて行く、こういうことはもちろん府縣でもできないことはないと思いますが、しかし一貫した本省の指令で、すぐにやれる制度になつておるという点が、長所の一つではないかと考えます。
○小幡政府委員 資材の配給でありますが、資材の配給で一番大事な問題は、現在のところガソリンを主とする石油製品、それからタイヤ、チユーブであります。これはいずれも九〇%以上輸入に仰いでおる品物でございます。從つてこれをうまく配給するということが非常に大きな問題になるのであります。この実情を申し上げますと、タイヤは現在要求に対しましてせいぜい十七、八%しか配給できておりません。
りつぱなものでありますが、いかんせん、これは金を食う、ガソリンを食う車であります。今まででもガソリンを食つてしかたがなかつたのでありますが、ガソリンをたつぷりと配給していただきませんと、苦しまぎれに私たちはやみのガソリンをぶちまぜるということになり、惡いガソリンを入れざるを得なくなつてしまう。
ところが先程申しましたようにガソリン税は取つていけないと言いながら三十億も見積つてあるとか、或いは外の國庫補助金の中でも外の、國の予算の科目におきまして或る補助金の削つて置きながら、國庫補助金の総額を幾らと、こういうような指示をしておりますので、從いまして与えられた歳入が三千三百八十億しかない、從つてどうしても歳入歳出を辻褄を合せるのには歳出の方を更に百何十億節減しなければならないと、こういうような
それを持ち帰りまして檢討をいたしてみますと、司令部の考えておりますところの数字とが、必ずしも一致しておりません、例えばガソリン税というものは、ガソリン税を我々原案では設けることにして三十億円を見積つておつたのでありますが、ガソリン税は地方税として取つてはいけないと、こう言いながらも税收入の中に三十億円のガソリン税の收入というものが見積つてある、こういうような関係がございまして彼れこれ百何十億の違いがございまして
○村田説明員 ただいまの御質問の原油の價格の問題でありますが、御承知のように四月一日から例の石油配給公團の廃止を契機といたしまして、石油製品の價格を補正いたしまして、ガソリン、機械油その他では若干の値上りを示したのであります。
それで私の方の統制課が魚の配給関係を担当しておりますので、統制課の方で各地からの御要望に基いて、一應の資料を御提出願つて、運輸省から特別のガソリンを出してもらうように交渉しております。
これは主としてタイヤ、チユーブ、ガソリン、木炭、まき等の諸資材、燃料の不足によるものでありまして、特にガソリン事情は、現在のところ、これ以上の増量は困難と考えられますので、地方によりましては非常に迷惑をかけておる箇所も少くないと考えております。
○原口忠次郎君 只今の御説明でよく分りましたのですが、私共はガソリン税は是非とも道路の維持修繕に使用して貰いたい、こういう希望を持つておるのです。これは道路の維持修繕はなかなか厖大な費用を要しますので、將來國費からということは非常に困難じやないか。だから特にガソリン税は道路に使うように、殊に委員長がそういう点にお骨折りを願いたいと思います。
○原口忠次郎君 さつき御説明がありましたように、道路の維持修繕というのは、非常に厖大な費用を要するのですが、これは國費で全部賄うということはなかなか困難だと將來思うのでありますが、これについてガソリン税とか何とかいうことを地方あたりでも考えておつたのですが、ガソリン税についてどういうふうになつたのか。