1972-05-11 第68回国会 衆議院 決算委員会 第10号
足なしの花見川団地、水なしの稲毛海浜ニュータウン、天然ガス鉱区の上に建設した東寺山団地等、多数が欠陥団地の実情にあります。さらに、その他の公団住宅の中にも雨漏りやベランダの落下等、明らかに施工上の手落ちに起因するものと見られる事故を起こしているものが数多く見られ、その対策は急務であります。
足なしの花見川団地、水なしの稲毛海浜ニュータウン、天然ガス鉱区の上に建設した東寺山団地等、多数が欠陥団地の実情にあります。さらに、その他の公団住宅の中にも雨漏りやベランダの落下等、明らかに施工上の手落ちに起因するものと見られる事故を起こしているものが数多く見られ、その対策は急務であります。
さらに、天然ガスのガス鉱区内に宅地造成を進めております千葉市東寺山団地につきまして申し上げます。 天然ガスのくみ上げは昭和三十八年ごろから行なっている地点で、公団が開発決定をいたしました昭和四十二年の時点ですでに慎重な検討がなされなければならなかった問題であります。
○金丸冨夫君 それからもう一つ、この帝国石油のこれはガス鉱区だろうと思うのだが、この交渉も五億円程度で大体解決がつくと思うということで、一向その点についての進捗はないと、これはこのままやってよろしいのですか。地下資源だからいいというわけにいかぬ。この交渉はどうなっておるのですか。これも伺っておきたい。
それから自後帝石の新しい仕事といたしましては天然ガスの開発、これはもっぱら帝石のほうでおやりになっていたということでございまして、それに必要なガス鉱区は帝石のほうに保留した、こういう考え方によって生まれたものでございます。
○椎名国務大臣 ガスの問題につきましては、ただいま石油資源開発会社と帝石と、この二つが大きなガス鉱区を持っておりますが、ただ、どっちでこれを総合的にやるかといったような、やや権限的な問題がございますが、それはそれとして、今後非常に重要な資源としての価値を高めておる現状でございますので、これの開発につきましては、一そう努力したいと考えております。
しかし石油の賦存というものが疑わしい場合には、その鉱区を天然ガス鉱区に切りかえて、どんどん天然ガス開発をやっていくことが、国策に合致するゆえんだと私は思う。だから、そういうような態度からいくと、日本のどこかからも、イタリーのそれまでにいかなくても、大きな天然ガスの開発の基地というものが見出せるかもしれない。
それから帝石の先ほどの鉱区の問題、これはもう鉱区を非常にたくさんいわゆるガス鉱区で占領しておる。であるからほかの会社がそこへ進展しようとしても鉱区を侵さなければどうにもならぬ。いわゆる独占の弊を、ある意味からいえば独占の長もあったかもしれませんけれども、その弊害が現われておる。