一方、その下のPCBと書いてある方に関しましては、これは化学反応生成物として意図的に生成をしてきた、そして多様な用途、絶縁体であるとかカーボン紙等にこれは多くを使ってきた、こういう事実がございます。そういった発生源という意味では、これはかなり似て非なるものということが言えるわけであります。そして、日本国内で約五万トン程度まだそういう意味では残存している、そういう状況にあるわけです。
したがって、PCBが混入したコンデンサー、トランス、ノーカーボン紙等の処理を何とかして適正に処理をする必要があるということから、環境庁としましてもこの問題につきましては真剣に取り組むというようなことで、本年度からPCBの混入機器等の処理調査というものをやることにしているところでございます。
五十一年におきましては、PCBの汚染物の処理体制が整備されるまでの間事業者により他の廃棄物と分けましてこの廃棄物を保管するように、さらに昭和六十一年の三月にPCB入りの廃感圧複写紙、いわゆるノーカーボン紙等でございますか、につきましても引き続き適正な管理がなされるよう指導の徹底を各都道府県に対しまして行ってきております。
このような使用の規制がなされる前におきましては、PCBは電気機器、熱媒体、ノーカーボン紙等に使用されていたものと承知しております。
これは、人工歯、前歯、臼歯が千三百八十円、それから石こうが上下で二百二十グラム使って六十七円、硬石こうがやはり二百二十グラム使用で百十円、印象材が四百円、カーボン紙等で七十四円、合計二千三十一円、こうなるわけです。
○神崎委員 いま局長が言われたように、この焼却船はいま昭和丸しかない、そこで通産省は、旧ノーカーボン紙等の焼却をするためにはこの昭和丸で焼却させるという方へひとつ話を進めるために通産省も努力して進めていく、こういうふうに答えられたように思うのですが、えらいだめをとっておるようでいけませんが、そうでございましょうか。
PCBにつきましても、液状であるもの以外に、ノーカーボン紙等のものもございまして、そういうものもあわせてなるべく早く処理をしてしまうということを考えながら、現在対策に取り組んでおるところでございます。
○山下政府委員 PCBにつきましては、もう岡本先生御指摘のとおりでございまして、非常な問題が出まして、今後新たにはもうこういうものが出ることがないような措置は講ぜられてきておるわけですが、過去に使われたものが廃棄物等となって流通していく、これに対する対策はどうかということで、御承知のとおり、電気部品につきまして回収措置を講じますと同時に、ノーカーボン紙等につきましても、保管回収というような措置を講じ
それから重電、家電、ノーカーボン紙等の回収状況でございますが、重電用トランス並びにコンデンサー等につきましては、これらは御承知かと思いますが閉鎖型でございまして、耐用年数も長いということもございまして、直ちに回収をする必要があるという事態にはなってないわけでございますが、なお使用済みのものもございまして、これらをそのまま放置しますと問題でございますので、ユーザーに対しまして、メーカーと協力してこの保管
問題は、従来からいわれておりますけれども、ノーカーボン紙等の処分の方法につきまして、二次汚染のないような処分の方法というものが現在まだ明らかに開発されていないという点の問題がございます。これは一日も早く開発をいたしまして、方法をはっきりいたしますれば、どういう方法でどこに集めてどこが処分をするかということもはっきりするわけでございます。
問題は、ノーカーボン紙等を故紙として回収をし、ちり紙などにして、すでに消費者の手に渡っておるものがございます。それからもう一つは、テレビの受像機その他、大衆的にもう使用されておって追跡調査ができないというようなものもございます。
これはノーカーボン紙等を原料として使ったちり紙、再生紙としてつくられたちり紙等からまあ体内に入ったということと見るべきでございます。また、そうではなく、まあこのごろはいろいろな私もテレビを見たり、いろいろな調査報告等を見ておるのでございますが、野菜とかいわゆる卵だとか、そういう食料品の中にもPCBが含まれておる。
また、開放性はノーカーボン紙等に多く含まれておったわけでございまして、これを故紙として回収をし、ちり紙等をつくったときに、その中にPCBが非常に多く含まれておったということでございます。もうすでにこの生産は、三社でございますが、四月ないし六月には全面的に操業を停止をするわけでございます。この残っておりますものは現在五百トンでございます。
○国務大臣(田中角榮君) 駿河湾のヘドロの中にあるPCBは、先ほど申し上げましたように故紙を使った、開放性のPCBを含んでおるノーカーボン紙等を原料として再生紙をつくったときのものでございます。それで、一部は川原に堆積をしておるわけでございますが、これはいま環境庁と話をしまして、固形化をしてどこかへやったほうがいいのじゃないかということであります。