1952-11-27 第15回国会 衆議院 本会議 第7号
(拍手) 今春、日米行政協定が国会の論議となつた際、わが党は、この条約にひとしい協定は当然国会の議決を要するものとして、野党共同の決議案を提出したが、独善的にして絶対多数を頼む吉田内閣は、これを安全保障条約に伴う単なる行政事務なりと称し、遂に国会の承認を求めず、属人主義という不平等な裁判権は、占領下、カーキー色のカーテンのかなたで決定されてしまつたということを、われわれは今日忘れておるものではありません
(拍手) 今春、日米行政協定が国会の論議となつた際、わが党は、この条約にひとしい協定は当然国会の議決を要するものとして、野党共同の決議案を提出したが、独善的にして絶対多数を頼む吉田内閣は、これを安全保障条約に伴う単なる行政事務なりと称し、遂に国会の承認を求めず、属人主義という不平等な裁判権は、占領下、カーキー色のカーテンのかなたで決定されてしまつたということを、われわれは今日忘れておるものではありません