1962-08-22 第41回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○楢崎委員 もちろん直接海の方の、あるいは池の方の被害もさることながら、その魚介類を使う産業、たとえばカン詰工業なんかも徹底的な被害を受けておるわけです。有明四県に関係する分のカン詰工場なんかも、おそらく全国の八割から九割を生産している。しかもそれは、たとえばアサリ貝のカン詰のごときは、アメリカやカナダとも契約しておるはずです。それが解約の羽目に立ち至らんとしている。
○楢崎委員 もちろん直接海の方の、あるいは池の方の被害もさることながら、その魚介類を使う産業、たとえばカン詰工業なんかも徹底的な被害を受けておるわけです。有明四県に関係する分のカン詰工場なんかも、おそらく全国の八割から九割を生産している。しかもそれは、たとえばアサリ貝のカン詰のごときは、アメリカやカナダとも契約しておるはずです。それが解約の羽目に立ち至らんとしている。
工業地帯としては、清水港を取り巻く重工業地帯と富士宮、富士市を中心とする紙パルプ工業地帯に特に工業が集中しているのでありまして、地区内の産業構成を生産額から見ますと、パルプが二七%で第一位にあり、以下食料品二一%、輸送用機器九%等で、原料を外国に依存する製油、製糖、製粉等、さらに清水港に水揚げされる水産物と、ミカンその他地元農産物を原料とするカン詰工業は、製茶とともに全国的に優位な生産額をあげております
これらの加工をさらに助成していくということについて、日本の製カン事業というものは、おくれてはおりますものの、今後の団地生活あるいは集団生活の上からいって、需要からいえばカン詰工業はなお盛んにならなければならないと思うのです。
最大限にその地帯にある資源を活用して工業を興すということをやはり努めておりますが、たとえば農産物を中心とするカン詰工業とか、地下ガスを利用する工業とか、現にある資源は最大限に利用しますけれども、これはしかし、国際的な競争という点から考えれば、やはり臨海工業地帯の重化学工業及びそれによる機械工業、さらにまた精密工業という、こういうものに進んでいく必要がありますので、決してその国内資源を利用するなという
単に砂糖だけでなく、あすこではパイナップル、その他のもののカン詰工業を起こすこともできます。
しかも、カン詰工業というようなものは、民間の事業のカがはるかに進んでおりまして、きわめて旧式で、しかも商品的な価値もあやしいようなものをせっせと作っているというようなこと、あるいは県の調査船が、これがせっせとマグロ漁業に精を出しているというような点、これは御指摘のような点がいろいろございます。
青森県の八戸漁港は、昭和二十六年第三種漁港の指定を受け、三陸沖の大漁場を擁し、北洋の漁場も近く重要な漁業基地として発展を続け、水揚げ数量においては、下関、長崎に次いで全国第三位であり、また漁獲物が、イカ、サバ等の大衆魚類が多く、しかも、大消費地に遠いなどの原因より、魚価の維持対策が重要視され、その対策の一環として冷凍、冷蔵設備の充実や加工工業の振興に力を注ぎ、カン詰工業は東北有数の規模を誇るに至っているのが
○亀山委員 今お伺いしまして非常に参考になりましたが、私どもは業者間協定の最低賃金というものは、言葉をかえて言えば、特殊産業と申しますか、長浜のちりめんとかあるいは静岡のカン詰工業とか、特殊の地域にまず最初に普及して、それから今お話がありましたようにこれに刺激されて同種業態に及ぶ、こういうように思っておりましたが、今の御説明でよくわかりましたけれども、やはり業者間協定が起るのはどっちかというと初歩的特殊産業
再建整備の今の問題にからんでいるのですが、危ない仕事をやるな、なるべく事業を限定しろ、たとえばカン詰工業とかいろいろな農村において十分成り立つ工業があっても、そういうようなことはしばらくおけ、再建整備ができてからやったらいいじゃないかというような、農林省の今の意向だということを聞いておりますが、それにはやはりそういうような意向で事業の強化発展ということを期しておられるのですか。
従ってこれを水産業だけに利用しないで、野菜やくだもの、その他農林関係の産物を冷凍、冷蔵、あるいはこれに加えて、カン詰工業等と兼業することによりまして、その設備が年じゅう継続的に使える。
また食品加工の面におきましても、農産、畜産、水産の方面において、その貯蔵方面においてはカン詰工業がほとんど破産をするような、大きな時代的転換が起きるかもしれないという段階にきておる。しかもアメリカ等においては、すでに原子力利用の農場等を作って、積極的にやっております。そうした具体的な問題をやることこそが、原子力の平和利用の中身ではないかと私は思うのです。
○説明員(大堀弘君) 現在のところは、カン詰工業としましては台湾としてもかなり重要な産業になっておりますから、先方がなまのものをとりましてカン詰にいたしまして、カン詰を日本及びその他ドル地域に対しまして輸出しておるわけです。
ここにも書いておきましたように、わが国のカン詰工業は、御承知のように、工場総数が八百五十に達しております。そのうちまぐろカン詰工場が七十ございます。従業員の総数は全体でおよそ四十五万人に上つておりましてそのうちまぐろカン詰工場に従業する従業員は三万人であります。
なお遠洋漁業、真珠事業、カン詰工業、これらのものは日本漁業発展の根拠をなすものでありまして、めんどうくさいから、やつかいなことや小さいことはやめておくという考え方は、理事の方々にはなかろうけれども、先刻来のお話にもあるように、これを実際事務的に取扱うところの第一線の人々に公益的な考えを持つてもらう必要があるので、これはどうしてもあなた方より十分御指導、御鞭撻並びに御教育が必要であると思うのであります
なおまたカン詰工業でありますとか、その他の高度の加工施設等に対しても、長期低利資金の確保についてお考えになつておられますかどうか。この点もお尋ねいたしたいと思うのであります。 第三点は、水産貿易についてでありますが、私は昨年三箇月間アメリカを視察して参りまして、水産物の対米輸出については、ある程度の限界があるやに見て参つたのであります。
同時に漁業家の收入を増すように、カン詰工業とかいろいろのこともやる。それから金融をつける。いろいろな方面で総合的にやつて、こちら側でも漁場が荒廃しないように措置を講じて行つて、だんだん広がればもつといいのでありますから、そういうつもりでやつて行かねばならぬじやないか。
かつ其の江尻ドツクは東海道線清水驛構内に隣接しておりまして、仕向地の選擇に鮮度を生命といたします漁獲物の積込搬送に、氷、油その他の仕込物資の供給に至便でありますのみでなく、背後地帶にはカン詰工業その他の海産加工業の發達等、近海漁業はもちろん、遠洋漁業の基地といたしまして缺くべからざる各地の要件を具備し、これに海陸の施設を完備いたしますれば、理想的漁港として更生すべきことは疑いなきところであります。