1993-05-11 第126回国会 衆議院 外務委員会 第7号
だからSNCという機関は、その意味においてはUNTACと並んで今のカンボジア問題解決のために非常に重要な機関であるということは、もう申すまでもありません。 そのSNCに最初参加していたポル・ポト派は、今実際上抜けてしまったでしょう。もうプノンペンのSNCには我々は出ない、こう言ったわけですね。
だからSNCという機関は、その意味においてはUNTACと並んで今のカンボジア問題解決のために非常に重要な機関であるということは、もう申すまでもありません。 そのSNCに最初参加していたポル・ポト派は、今実際上抜けてしまったでしょう。もうプノンペンのSNCには我々は出ない、こう言ったわけですね。
○山口(那)委員 近い将来にこのカンボジア問題を話し合う国際会議、これは外務省もその必要性を認識して注目している、こういう報道もあったわけでありますけれども、先ほどおっしゃったフ ランスやインドネシア、関係国との協議を重ねた上で、我が国が以前東京会議を開いてきたように積極的なイニシアチブをとって、このカンボジア問題解決のための国際的枠組みをつくっていく、あるいは国際会議を提唱する、こういうお気持ちはおありでしょうか
したがって、カンボジア問題解決の会議には必ずベトナムが当事者として参加しなければならない。にもかかわらず、現在、ベトナムは当事者ではなくて第三者のような顔をして会議に参加をするような雰囲気にある。これは自分たちは認められないということを強調しておりましたので、私もそれは確かに一理あると。彼の立場からすれば、そう言うのは当然だろうと思います。
そうすると、ベトナムをどうするのかというのはカンボジア問題解決のための一つの重要な部分だと思うんですが、東京会議については、ベトナムは一応問題の外と考えていいわけですか。
カンボジア問題解決のためにはこういった政策の再来を阻止するということが重要であるというのが政府の立場でありまして、先般、竹下前総理がASEAN諸国を訪問された際にも、この趣旨をASEAN各国の首脳と話されました。
最近の国際情勢は、昨年末の米ソ首脳会談においてINF全廃条約の歴史的な調印が行われ、本年六月に発効いたしており、さらに、両国首脳の間で、戦略核の五〇%削減、地域問題などで交渉を続行することとするなど、米ソ両国間における対話路線の定着化が見られる中で、アフガニスタンからのソ連軍の撤退、イラン・イラク紛争の停戦、カンボジア問題解決への話し合いの開始、中ソ関係改善への動きなど、世界情勢は、軍縮そして平和へと
カンボジア問題解決後のインドシナ復興については、これは我が国としても、従来より、その復興のため経済、技術協力等を通じて可能な限り貢献していく方針を明らかにしてまいっておりますが、このような協力の具体的あり方につきましては、それこそ解決の帰趨を見きわめた上で決めるべきものであるというふうに考えておるところであります。 日ソ関係についての、これも基本的な考え方を申し述べます。
の考え方などをよく考えに入れるならば、この問題はやっぱり避けて通ることはできないだろうというふうに思っているのですけれども、これはかつて政府自身もポル・ポト一派が行ったかつてのああいう行為ですね、残虐な行為について何もこれを肯定したりしているわけではないし、それに対する厳しい批判的な目を持っているということも述べていられたんですけれども、現在の状況のもとでこのポル・ポト一派ということ、これがカンボジア問題解決
その機会に日越間でいろいろな問題を話し合ったわけでございますが、この日越の対話というものを維持して、カンボジア問題解決のための糸口を探る努力を日本としても行ってきております。浅尾外審の訪越もこうした観点より検討している次第でありまして、訪越の具体的時期等の詳細についてはまだベトナムとの間で調整中でありまして、決まっておらないというのが現状であります。
そしてこれは相当インドネシアがイニシアチブをとろうという積極的な姿勢があるわけですから、やはりこのバンドン会議というものを一つの起点にして、そろそろ雨季に入るわけですから、そこら辺から国際的なカンボジア問題解決への道が開かれてくれば、アジアの安定のためにも大変喜ばしいことである、こういうふうに見ております。
○和田教美君 外務次官がラウ外務次官と会ったというその記事の中に、いわゆるカンボジア問題解決の五項目といいますか、五条件といいますか、その問題を話し合ったという記事が出ておりましたけれども、この五項目というのは一体どういうことであって、そしてこれはベトナムが提案したものなのか、あるいはマレーシアが提案してベトナムその他が大体同意していると、そういう内容のものであるのか、その辺を答えていただきたいと思
第一の御質問は、インドシナ情勢と、さらにカンボジア問題についてでございますが、カンボジア問題解決のためには、カンボジアに駐留しておりますところのベトナム軍隊の撤退とカンボジアの民族自決とを柱とするところの包括的な政治解決ということが不可欠でございます。
同時にまた、カンボジア問題解決のために日本がASEANの立場に立って世界の世論を喚起し、そして世界世論をASEANの外交を支援する方向へ引っ張っていくというために日本が努力をしてもらいたいと。
カンボジア問題解決に果たすわが国の役割りと実行について伺います。 厳しさを増す国際情勢のもと、平和戦略の推進にしろ、西側との連帯の強化にしろ、日本の国情と国力に見合った自主的かつ積極的な対応は当然であります。対ソ制裁措置を真っ先かけて呼びかけたアメリカは、自国の都合により穀物の禁輸を解除しました。鈴木総理への事前協議がなされませんでした。
で、ポル・ポト派とあるいはソン・サン、シアヌーク、こういった三者が集まって、反ベトナム統一戦線というものがいま形づくられつつあるわけでありますけれど、このカンボジア問題解決への日本の具体策というか、そして統一戦線への対処の方法、あるいは支援といっては少しアクションが過ぎるかとは思いますけれど、こういったものに対する日本の考え方というものをどんなふうにお述べになったのか、聞かしていただきたいと思います
すでに国連事務総長に対してカンボジア問題解決のための国際会議開催に向け早急に必要な措置をとるよう働きかけを行った次第でございます。 次に、わが国の経済協力についてお答えをいたします。 わが国の経済協力につきましては、従来の三年倍増は各国から高く評価されてきました。
今般の総理ASEAN諸国訪問の際、わが国は、国際連合事務総長がカンボジア問題解決のために国際会議を招集すべく、早急に必要な措置をとることを要請いたしました。なお、インドシナ地域に恒久的な平和が実現した暁には、その復興のためできるだけの協力を行う考えであります。また、現在の情勢では、ベトナムに対する援助を再開する環境にないことを遺憾とするものであります。
今般の総理ASEAN諸国訪問の際、わが国は、国際連合事務総長がカンボジア問題解決のために国際会議を招集すべく、早急に必要な措置をとることを要請したのでございます。なお、インドシナ地域に恒久的な平和が実現した暁には、その復興のためできるだけの協力を行う考えであります。また、現在の情勢では、ベトナムに対する援助を再開する環境にないことを遺憾とするものであります。
それから次に、先ほどお話のありましたカンボジア問題解決の国際会議といいますかあるいは政治解決といいますか、そういうことに関連してお尋ねしたいと思います。
○不破委員 カンボジアの問題について、外相に伺いたいと思うのですけれども、先日開かれましたジャカルタ会議においての共同声明を読んでみますと、すべての外国軍隊がカンボジア領から撤退するということをカンボジア問題解決の一番のかなめといいますか、冒頭にうたってあります。
このような状況の中で、今月中旬ジャカルタにおいて開かれるカンボジア問題解決のためのアジア会議に、愛知外相が派遣されることになりました。
たとえ今回の会議がカンボジア問題解決に対しまする直接効果というものをもたらさないといたしましても、わが国をはじめアジアの関係諸国が一堂に会して、問題の所在を検討し、関係諸国民の相互理解を深めて、進んでは国際世論に強く平和を訴えることは、インドシナの平和回復のために貴重な一石を投ずるものと私は確信をいたします。政府の御所見を伺いたいのであります。