2005-03-07 第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
この間もオランダのカンプ国防大臣と電話ですが話をしました。大変現地の治安部隊が、治安機関といいましょうか、治安機関が育ってきましたと。今あのムサンナ県で六千人の警察官も含めて治安機関の人々がおりますと。そういたしますと、人口は、確かなことは言えないんですけれども、まあ人口の計算にもよりますが、約百人に、住民百人に一人の治安関係の者がおると、こういう計算でございます。
この間もオランダのカンプ国防大臣と電話ですが話をしました。大変現地の治安部隊が、治安機関といいましょうか、治安機関が育ってきましたと。今あのムサンナ県で六千人の警察官も含めて治安機関の人々がおりますと。そういたしますと、人口は、確かなことは言えないんですけれども、まあ人口の計算にもよりますが、約百人に、住民百人に一人の治安関係の者がおると、こういう計算でございます。
この点は、せんだって来日されましたカンプ国防大臣とも話合いをしましたけれども、やはり交代をするためには次の派遣隊の訓練をしておかなきゃいけない、もう訓練はしていないからこれは既成事実と考えてもらってもいい、ただし撤退するにはやっぱり若干の時間が掛かる、まあ二か月ぐらい掛かるのか、どのぐらい掛かるのか、直ちに撤退することではない、このようなことであります。 じゃ、その後をどうするか。
安全、治安の問題につきましては、サマワは他のイラクの地域に比べて安定している、このことは昨日のオランダのカンプ国防大臣との間でも共通の認識でございます。しかし、迫撃砲、ロケット弾が飛んできている、このことだけは重大な関心を持って見詰めていかなきゃいけない。やっぱりぎりぎりまでその状況を見据えて判断した方がいいのではないかというような考えが一つあるのではないか、私はこのように思っております。
○国務大臣(大野功統君) まず、オランダのカンプ国防大臣の発言でございます。三月の半ばに撤退することについて三大臣の書簡、オランダの三大臣の書簡を議会へ送付していると、こういうことでございます。
○国務大臣(大野功統君) このカンプ国防大臣の認識でございます。これ、オランダ軍の駐留というのは来年の三月中旬に終了する予定であるけれども、総選挙後の、国民議会選挙後の来年三月にはイラクの治安維持能力が現地の者に、サマワの者にゆだねられる、治安維持能力が向上しているというふうに予想している、こういうことでございます。
これは、私、オランダに参りました際にもカンプ国防大臣とこの件だけで相当の時間、話をいたしました。これは前も先生にお答えをしたかもしれませんが、そのようなことでオランダは日本を信頼しなくなるというようなことはあり得ない。それぞれが国内法に基づき法律をつくって出しており、オランダは治安維持の任務を負っているのだから、日本を守るのは当然であり、そのような装備も持っていっているのである。
ただ、カンプ国防大臣、あるいは先般来日されましたオランダの外務次官ともお話をいたしましたが、これはこういう認識でおります。オランダは治安の維持を行う、我々は人道支援を行うと。役割は違うけれども、日本の役割を日本がきちんと果たしてくれることがオランダの治安維持に大変にプラスになるのだと。そして、オランダが治安維持をきちんと行うことがまた日本の人道支援をより広範に行うことになるのだと。
○国務大臣(石破茂君) オランダへ参りましてカンプ国防大臣と会談をしたいということで用意をいたしておりました。その理由は今委員から御指摘をいただいたとおりでございます。 ただ、同時に、これは私どもの海外出張は、それと同時に、仮に現地で不測の事態、不測の事態というのはいろんな事態がございます。そのときに適時適切に対応しなければいけない。
もう一つは、そういうような必要性が生じるような場面があるのだろうかということでございますが、これは本年オランダを訪問いたしまして、カンプ国防大臣とも随分と議論をしたことでございますが、基本的にどの国も自分の部隊は自分で守るということであります。国内でそういう議論がございますものですから、オランダでもオランダの記者からそういう質問も受けました。
○政府参考人(堂道秀明君) オランダのカンプ国防大臣のその議会証言でもございますが、この米国からの提供を受け、オランダも新たに計測をいたしましたけれども、この点について懸念となるものはない、しかしその劣化ウラン弾が発見された地域は現在効力を有する指示に従って標識を立てられているということでありまして、予防的な措置を講じているというふうに理解しております。
オランダのカンプ国防大臣、オランダの議会で証言しておりますが、数回使われたというふうに証言をしております。私どもとしても同じ認識を有しております。