1954-03-19 第19回国会 衆議院 経済安定委員会 第10号
すなわち燃料価値としてはカロリー向上率の二分の三乗に比例するのでありますから、七%のカロリー向上は二一%の炭価引下げということになるわけであります。右のカロリーの向上と炭価の引下げとは二重に燃料費を低下せしめるというふうになり、総合低下率は、資料に数式が書いてありますが、計算によりますと、七八・七六%に燃料費が低下することになるのであります。
すなわち燃料価値としてはカロリー向上率の二分の三乗に比例するのでありますから、七%のカロリー向上は二一%の炭価引下げということになるわけであります。右のカロリーの向上と炭価の引下げとは二重に燃料費を低下せしめるというふうになり、総合低下率は、資料に数式が書いてありますが、計算によりますと、七八・七六%に燃料費が低下することになるのであります。
保安度を低下して貰いたくない、又運轉事故を起さないという思想は堅持して來た考えでありまするが、この七月一日からして保安度が低下している、例えば閉塞区間を併合する、或いは後部車掌を廃止する、それから列車防護の省略をやる、こういうようなものは特に人命、財産の防護に対して軽視したような感じがいたしまするが、この問題、それから特に労働力の強化につきましては、この委員会でも現下の石炭事情に鑑みまして、石炭のカロリー向上
第二、石炭のカロリー向上による節約をどの程度まで本予算に織り込んでおるか、将來如何なる計画を持つておるか。第三、鉄道特別会計の盲腸と言われるいわゆる簿外財産、この処理につきまして、縄張りを固守する官僚の策謀を押し切つて運輸大臣は断行する勇氣があるかどうか。第四、その他の財産についても、もつとこれを節約すると共に、相当整理拂下げをなして、赤字補填の一助とする意図があるかどうか。