1977-11-18 第82回国会 衆議院 外務委員会 第8号
六月六日の山田委員の質問に対して宮澤欧亜局長は、カレリア地方その他四万五千五百八十平方キロをとられておると答えておる。その後の戦後の歴史を見てみますと、どうもソ連に好ましからざる人が国家の指導者になると、総理大臣でも何でも干渉してやめさせるようにする。
六月六日の山田委員の質問に対して宮澤欧亜局長は、カレリア地方その他四万五千五百八十平方キロをとられておると答えておる。その後の戦後の歴史を見てみますと、どうもソ連に好ましからざる人が国家の指導者になると、総理大臣でも何でも干渉してやめさせるようにする。
フィンランドからソ・フィン戦争の結果、カレリア地方、ラドガ湖の西部及び北部沿岸一帯、それからフィンランド湾内の諸島及びペッツァモ等を得まして、これが合計四万五千五百八十平方キロメートル。 それからいわゆる沿バルト三国でございますが、これを併合いたしましてソ連邦の構成共和国といたしましたので、合計これが十六万六千百六十二平方キロメートル。
第二次世界大戦の結果、ポーランドからはこの領土の八分の五に相当するカーゾン線以西の土地を割取し、フィンランドからはカレリア地方を割取し、チェコスロバキアからはルテニア地方を割取し、ハンガリーからはカルバト・ウクライナ地方を割取し、ドイツからは東プロシャの大部分を割取し、日本からは南樺太と千島を割取し、わが国の固有領土である南千島を今もって返還しません。