1967-07-20 第55回国会 参議院 外務委員会 第21号 っておりませんが、この理由は、これも大体ソ連と似たような法的観念に基づいておりまして、これは国際法上の一つの十九世紀以来のラテンアメリカ諸国がとっておる態度でございますが、契約に基づきます国家の債務につきましては、その国のもとにある裁判所の専管事項である、これを外交的保護対象としたり、外交交渉の対象にしたりすることはしないという約束を、民間が国家に対して約束するようないわゆる慣習がございまして、これはカルヴォ条項 高島益郎