1954-04-19 第19回国会 参議院 厚生委員会 第30号
○政府委員(楠本正康君) 現在私どもが国の基準として決定いたしておりまするのはカルボールワクチンであります。これは先日も証人が申されましたように、約百五、六十名について一名の被害者が出ております。又一方私どもはすでに各国の例にならいまして、逐次ワクチンの改正を図つておりますが、なかなか思うに任せません。これは何も日本だけの例でなく、世界各国もなかなかこれは困難な問題のように聞いております。
○政府委員(楠本正康君) 現在私どもが国の基準として決定いたしておりまするのはカルボールワクチンであります。これは先日も証人が申されましたように、約百五、六十名について一名の被害者が出ております。又一方私どもはすでに各国の例にならいまして、逐次ワクチンの改正を図つておりますが、なかなか思うに任せません。これは何も日本だけの例でなく、世界各国もなかなかこれは困難な問題のように聞いております。
○参考人(北本治君) これは伝研のほうでやりました成績は、フォルマリン・ワクチン単独というのは極く少数でございますけれども、併用いたしましたこれの成績では、大体マーゾニンのワクチン、カルボールワクチン、その辺が大体相似寄つておりまして、カルボール・ワクチンとの非常に正確な比較は、ちよつと手許にないのでございますが、非常に近いものでございます。