2017-12-05 第195回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
厚生労働省のこれまでの取組でございますが、本年二月に初めて文部科学省のモデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会と私どもの医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ、この合同会議を開催いたしまして、医学教育と臨床研修との教育内容の整合性を図ってきたところであり、こうして医学教育のみならず臨床研修においても認知症などの高齢者で頻繁に見られる問題を含む幅広い疾患に適切に
厚生労働省のこれまでの取組でございますが、本年二月に初めて文部科学省のモデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会と私どもの医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ、この合同会議を開催いたしまして、医学教育と臨床研修との教育内容の整合性を図ってきたところであり、こうして医学教育のみならず臨床研修においても認知症などの高齢者で頻繁に見られる問題を含む幅広い疾患に適切に
文部省では、研究開発学校という制度を設けておりまして、学習指導要領によらないでカリキュラムを構成して、次のカリキュラム改訂へ向けて実験研究をしていただく、そういう制度があるわけでございますけれども、その中に何校か附属学校につきましてもお加わりいただいた、その成果は今回の中高一貫の制度化に起用させていただいている、こういうことでございます。
ただ、誤解のないようにお願いをいたしたいのですけれども、新聞等々の報道によりますと、今回のカリキュラム改訂によって三割減だから教科書のページ数も三割減にせよというふうなことを文部省が指導したような書き方をしていることがございますが、これはございません。ですから、やはりそれぞれ教科書会社、教科書を書く人々が工夫をしていかれることを望んでいる次第であります。
それから、フランスでは一九八五年にカリキュラム改訂を行っておりますが、そこで、小学校では新しい教科として科学と技術という教科を置きまして、人間とその環境との関係の問題を取り扱うというようなことでございます。したがいまして、近年、七〇年代からとりわけ八〇年代にかけまして、先進主要国では環境教育の問題が大きな課題となってきているというふうに理解しております。