1986-10-30 第107回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
○内山説明員 先生ぜひ御理解いただきたいのですけれども、今回の報告では、いわゆる塩の違ったものにつきましてもそのそれぞれにつきまして、マグネシウム塩とかカリウム塩、いわゆる塩の違いのそれぞれにつきまして有用性、安全性に関する必要な資料を提出していただきまして、そのものについて個別に科学的な検討を行う。
○内山説明員 先生ぜひ御理解いただきたいのですけれども、今回の報告では、いわゆる塩の違ったものにつきましてもそのそれぞれにつきまして、マグネシウム塩とかカリウム塩、いわゆる塩の違いのそれぞれにつきまして有用性、安全性に関する必要な資料を提出していただきまして、そのものについて個別に科学的な検討を行う。
その結果といたしましては、我が国のカリウムの摂取の現状は過剰と言える状況にはなく、ナトリウム・カリウムバランスを図る必要性が指摘されておりまして、今回、いわゆる電解質バランスを図るという形でナトリウムの摂取の低減化を図るという方策をとりましても、食品添加物の分野においてカリウム塩の過剰供給がなされるというような状況になるとは考えておりません。
それで、今言われましたような形で私どもは、現在ナトリウムに偏っております食品添加物の指定の実態を見直しまして、これをカリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩あるいは有機酸そのもの、そういうようなものの指定をしていって、なるべくナトリウム摂取を少なくしようということを考えているわけでございまして、この内容につきましては、国内、国外のそれぞれに広く今広報をしている段階でございまして、実は今これについて個別具体的
あるいはまた、グルタミン酸ナトリウムのお話しがございましたが、ナトリウム塩というのは御承知のように高血圧の原因になると言われておりますので、同じものでカルシウム塩、カリウム塩があればその方がいいという学者の先生方も相当おられることは事実でございます。