1960-02-10 第34回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
これは単に日本だけではなく、アメリカ自体もNTSCに対しては相当研究を続けてきておりまして、各メーカー、研究団体、大学、そういうところでも別個のカラー方式というものに対する研究は非常に盛んでございました。
これは単に日本だけではなく、アメリカ自体もNTSCに対しては相当研究を続けてきておりまして、各メーカー、研究団体、大学、そういうところでも別個のカラー方式というものに対する研究は非常に盛んでございました。
そうして従来の白黒式と両立するカラー方式ということになりますと、やっぱりカラーにおいても方式の統一ということが非常にむずかしく、そこで欧州としましては、少くとも英国あるいはフランス、こういうものを六百二十五本の方向に抱き込んでおこうというような傾向が見られております。
さて、日本としましては、ただ漫然と世界の標準方式の決定を待っているのではいけないのでありましてみずからの力をもってよい方式を考え、そして電波の利用をはかり、よいカラー方式を生み出すようにしなければならない。