1986-04-17 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
今度大臣がソ連に行かれましてカメンツェフ漁業相と交渉された。大変御苦労さまでありました。二百海里問題をめぐって毎年のように日ソ漁業交渉で難渋しておられる。難渋の結果というのは毎年厳しい方向に行きつつある、結果的には。この二百海里問題が国際的にも大きな話題となって広がりつつあるわけです。ところが、このことと沖縄県の漁業問題とが無縁ではないということを私はこの機会に申し上げたいんです。
今度大臣がソ連に行かれましてカメンツェフ漁業相と交渉された。大変御苦労さまでありました。二百海里問題をめぐって毎年のように日ソ漁業交渉で難渋しておられる。難渋の結果というのは毎年厳しい方向に行きつつある、結果的には。この二百海里問題が国際的にも大きな話題となって広がりつつあるわけです。ところが、このことと沖縄県の漁業問題とが無縁ではないということを私はこの機会に申し上げたいんです。
ただいま大臣の御報告にありましたとおり、カメンツェフ漁業相とかムラホフスキー副首相兼国家農工委員会議長と直接会って交渉されたそうでございますが、その辺の感触といいましょうか、大臣の率直な御感想をまず承りたいと思います。
をしてきましたけれども、御案内のとおり、なかなか交渉が難航してしまったということで、もう四月に入ってしまったという事態を迎えて、このままいきますと本来余り議論にならない、当然もう出漁できる分野までずっと休まされてしまっておるという状態でございまして、これが延引するともうそれこそ北洋漁業というのが全減してしまう、壊滅してしまうということで、私訪ソして閣僚レベルでの話し合いをいたしましょうということで、カメンツェフ漁業相
しかし、なかなか妥結が見られないということ、またこのまま推移するということが北洋の全体の漁業に対して大変悪影響を与えるということで私が訪ソいたしまして、カメンツェフ漁業相初めそれぞれの担当の皆様方と話し合いをしてまいったところであります。
羽田農水大臣も、何としてもこれは解決したいという決意でソ連、カメンツェフ漁業相とやり合っておるわけでございまして、時々刻々その情報が入っておりますが、まだまだ決着、解決という情報、知らせは入っておりません。
ただ、今長官からお話がありましたように、外交ルートを通じながら今呼びかけをいたしておりますけれども、ちょうどカメンツェフ漁業相が健康を害しておるというようなこともありまして、今はっきりとした日程というのはまだ私どもあれしておりませんけれども、何とか先方に出かけていきまして率直な話し合いをして北洋漁業というものを救うために働いてみたいというふうに考えております。
日本時間の四時からカメンツェフ漁業相と佐野水産庁長官がお会いになっている。そして、かねてより問題となっておりましたクォータ、協力金あるいは漁場転換など最後の詰めに入られている。かなり粘り強く交渉されていることはよくわかるわけです。 ただ、ことで申し上げたいのは、漁業者の方は五月一日出漁というのを延ばしに延ばしてきたわけでしょう。私、先般行われました危機突破大会にも参加いたしました。
その中に、太平洋中型サケ・マス漁業の操業水域の転換、こういう提案がなされて、そしてその後のカメンツェフ漁業相との会談の中で、この問題については日ソ漁業協力協定がまとまった後、日ソのサケ・マス科学者会議を開き議論することに合意をした。サケ・マス科学者の交流の再開も、科学者会議と一緒に行うということで合意しているわけですね。この事実は御存じでしょう。
農林水産大臣には、山村さんはカメンツェフ漁業相に会ったときに今度はあなたが日本にいらっしゃい、こう招待をされておるわけであります。カメンツェフ漁業相の来日招待については、今どのような見解を持たれておるのか。
そんなことで、この代表団が最大の努力を尽くすことを期待しておるわけでございますが、実は本件の協力協定交渉及びサケ・マス実体交渉の早期かつ円満な解決につきましては、先般、私モスコーに参りましたときに、アルヒポフ第一副首相、カメンツェフ漁業相に対し、また駐日大使がモスコーに帰るときに、パブロフ前駐日ソ連大使にもよく私からお願いいたしたということでございます。
訪ソされてソ連側から大変歓待をされ、カメンツェフ漁業相とも二回にわたって会談したというふうに伝えられているわけであります。
○安井委員 次に、これは山村大臣が訪ソされて、カメンツェフ漁業相とソ連で話し合いをなされたことでありますが、日ソ漁業協定が交渉行き詰まりという段階で大臣の話し合いで再開の道筋が開かれ、一日から高級事務レベル会議が始まっているということであります。
○菅野久光君 私は水産関係について、大臣が今月十六日、ソ連のカメンツェフ漁業相の招請に応じて訪ソされるということになっているようですので、当然行かれた際に漁業問題が話し合われると思います。そこで、今日のソ連との漁業交渉の基礎になっているのは、やはり海洋法とのかかわりであるというふうに思うわけです。それで、まず海洋法についてお伺いをいたしたいと思います。
そしてまたカメンツェフ漁業相は日本の農林水産大臣をソ連側に招待をするという招待状が出されておるわけであります。これは、今度の漁業交渉を見ますと、最終局面は農林水産大臣の出る場面でもなかったかという感じもするのですが、政局がああいう状態であったわけであります。
それから、例の二月に見えたソ連のカメンツェフ漁業相ですね、漁業合弁会社、これは報道ですが、農水大臣は積極的な見解を表明していらっしゃるのですが、長官は国内法上問題があるということで、ちょっと食い違いがあるような感じがするのですが、御説明をいただきたいと思います。
○新盛分科員 これらの状況から見まして、これから考えられる新しい動向、漁業の外交でありますが、一つ考えられるのはアメリカの余剰原則を無視したフェーズアウト方式、二つ目には日ソ間に見られるお互いに入漁する相互入り会い等量主義、三つには南太平洋諸国のように入漁料による外貨獲得型、こういうふうにせんじ詰めて言えるのじゃないかと思うのでありますが、この際、たとえば日ソ間では最近のことですけれども、カメンツェフ漁業相
カメンツェフ漁業相の方は、国際海洋法条約の関係もある、そういう点もにらんで、とにかく日本の主張はよくわかったということで、今後さらに話し合いが進むことになった、こう言われておるわけでありますけれども、私は、やはりソ連の場合には案外批准が早いのではないかと思うのですね。
ソ連のカメンツェフ漁業相が来日の決定を見ておりますが、日本側としてはこの二月にどんなふうな対応をなさっていくのか。もちろんこの漁業交渉の件も、長期的なものに切りかえていくような協定の話をしていくんじゃないかというふうに私は考えるわけですが、その辺のことをどのようにお考えになっておりますか。
○政府委員(田中義具君) カメンツェフ漁業相が来日した際の話し合う分野については、先生も御指摘のとおり、現在日ソ・ソ日漁業暫定協定の長期化の問題等が存在しておりまして、これらの懸案を中心に話し合いが行われることになるものと予想しております。そのほか、日ソ漁業協力の推進、日ソ・ソ日損害賠償処理の推進等についても話し合われることが考えられております。
とにかく、強い姿勢で、何とおっしゃるのですか、カメンツェフ漁業相ですか、政府が招聘されるということですけれども、そのあたりで再来年だってこれ以上譲歩できないわけですから、それこそ強い姿勢で臨んでいただきたい、そういうことを強く要望しておきたいと思います。
そこで、政府は、来年の二月にカメンツェフ漁業相を招待をした、二月には来るのではないかというような報道もされているわけでありますが、実際にその状況はいまどういうことになっているのか。答えは返ってきたのかどうなのか。それから、そのとき招待をしてもしこちらに来る、こういうことになったときにはどういう――漁業の問題いろいろ懸案があると思うのですね。
三年もとれないということは重大なことになるわけで、いまも大臣は、関係者、民間団体に任せるだけではなくて何とか打開の道を講じたいということでありますと、これは私は昨年モスクワに行きましてカメンツェフ漁業相にも会いましたし、先般また東京で日ソ両党会談をやった際にもこの問題を出したわけですけれども、政府としてもこの問題、ただ関係水産会の相談に乗るということだけではなくて、やはり国家間の問題ですから正面から
しかし、私は、いままでの交渉の経緯の中で今後の課題として一番教訓としていかなければならない問題は、新しいカメンツェフ漁業相というのは、科学的に学術的にしかも実利的に、さらに経済的に有利な理論構築をしてきている。それに対して、わが国がそれに対応するだけのものがあったのかどうなのか、こういうことに対して私は若干疑問を抱いているわけなんです。
今回の日ソ漁業交渉というものは、御存じのとおり、長年にわたりましたイシコフ漁業相から新カメンツェフ漁業相にかわった、こういう中で、関係漁民、また全国民が今回の交渉の成り行きを非常に注目をして見守ってきた。