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42件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1986-02-19 第104回国会 衆議院 予算委員会 第12号

患者はずっと残っておるわけですから、何らか政府で基金をつくるようなひとつ指導をして、基金を一つくって、それで、これはカネミ倉庫だけではなくて鐘化製造したのはカネクロールですから鐘化にも話をして、ひとつ基金の設立に努力されるべきではないか、こういうように思うのですが、ひとつ二点、法務大臣並びに農水、さらに厚生大臣からお聞かせ願いたい。

多賀谷真稔

1985-02-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

それにPCBを加えて、商品名カネクロールというのでありますが、これでスカム油ができまして、これを混合してダーク油ができて、それをぬかなどとまぜて配合飼料にして鶏に食わせた。そのために鶏が何万羽も死んだわけですね。  ですから、今度問われているのは——これは農林省のサイドの責任であります。こっち、これは厚生省そのほかの責任でございます、あるいはカネミその他業者責任になるわけであります。

島田琢郎

1984-03-10 第101回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

そうしますと、今言われました商品名カネクロールが脱臭の段階でPCB触媒として加熱し、その中でもって今度は油が入ってき、これがガス化していくわけですね。こうなってまいりますと、ガス化されたものが熱交換器で冷却されてスカム油になるのです。スカム油になって、これがダーク油にまじるわけなんですね。

中西績介

1982-03-30 第96回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

被告鐘化は、PCB食品工業熱媒体として積極的に宣伝し販売したばかりでなく云々として、カタログで、若干の毒性はあるが実用上はほとんど問題にならず、液が付着すれば石けんで洗えばよく、火傷部についてはカネクロールはそのままでもよいと、まあ、ずいぶん気楽なことを言って売りまくったということですね。

沓脱タケ子

1978-02-27 第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号

他方、有価証券報告書数字に関しましては、同社のカネクロール部門におきましては、PCB、それから塩化トリフェニルでございますがPCT、トリクロルベソゼン、それからトランス油、こういうものを生産しておるわけでございますが、その生産量を合計したものを有価証券報告書に書いているというふうに聞いております。  なおつけ加えますと、トランス油といいますのはPCBPCTとの混合物でございます。

天谷直弘

1977-10-26 第82回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号

被告鐘化はその販売にあたり食品製造業者に対し、カネクロール毒性についてその有する情報を正確に提供し、食品安全確保に必要な注意を十分警告したかが問題とされねばならないが、さきに述べたとおりその情報提供は甚だ不十分であった」、こういうふうに言っておりますし、さらにまた、「被告カネミ過失は、やはり被告鐘化カネクロール毒性金属腐食性につき不当に安心感をそそるような表現をして積極的に推奨販売」していたと

粕谷照美

1977-10-26 第82回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号

たとえばカネクロールという商品だけで見るのか、もっと広い意味でのPCBというのはまだよそにあるのか、その辺の、要するに概念の基底をどう見るかによっての差異が相当あるのか、そういう面につきましてもあわせていま詰めておるところでございます。その辺の結果を見て、ただいま先生も御心配のように、そればどこに捨てられておるか。

二瓶博

1977-10-25 第82回国会 参議院 社会労働委員会 第2号

小平芳平君 ここで申し上げるまでもなく、鐘化については、食品工業熱媒体としてカネクロール推奨販売した点に過失があったということ、販売に際してユーザーへの毒性情報提供が不十分であったというような点で、判決では過失責任ありとされているわけですから、したがいまして、厚生大臣がいまおっしゃったこの前段の方は、強制力はないがという——まあ、強制力はないでしょうが、私は、過去の判決の時点で環境庁長官等

小平芳平

1975-05-22 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号

まず原因でございますけれども、これまで明らかになりました事実から申し上げますと、油症原因物質カネクロール四〇〇及び同時に夾雑物として存在しておりましたPCB、その毒性カネクロール四〇〇の二倍ないしそれ以上とされております。さらにその後の研究によって明らかになりました点は、夾雑物として入っておりましたPCBの中にポリ塩化ジベンゾフラン、こういう物質があるということが確認されております。

梅田玄勝

1975-05-22 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号

いま局長言われましたように、口から有害な物質あるいは有害の疑いのある物が入る場合にはその食品それ自身について厚生省は監督をするんだ、カネクロールのように加熱媒介体として使われる場合には厚生省責任がないんだと言いたそうにいま聞こえるのです。首を振っておられますからそうではないかもしれません。これは、カネクロールが油の中に入ったのはピンホールを通ってだと言われております。

吉田法晴

1975-03-14 第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

カネクロールという有毒な物質が、油を熱する管の中にピンほどの穴があいていて、そこからどんどん油の中にそれが流れ込んだから、あのカネミライスオイルというのは非常な有毒な物質を含んで、その結果、あれを食べた患者が九州を中心にして関西方面あるいはもっと北陸方面までも伸びて、千数百人の有症患者が出て、中には死んだ人もあるし、生涯働けない状況になっていまだに救われていない。

田中寿美子

1973-09-11 第71回国会 衆議院 商工委員会 第51号

神崎委員 もう一つの実例で申しますと、これは走行中のいわゆる特急列車トランスから——先ほどトランスのほうは捕捉しているということをおっしゃっていたのですか、多量のPCBを含んだ約二百リットルの絶縁用カネクロールこれが四キロメートルにわたって漏れたのですね。こういう事故が起こっておる。ところが国鉄当局は、これをひた隠しに隠しているのですね。

神崎敏雄

1973-07-20 第71回国会 衆議院 商工委員会 第45号

磯野参考人 KCと申しますのは実は鐘淵化学カネクロールという商品名省略記号でございます。二〇〇、三〇〇、四〇〇、五〇〇、六〇〇とございます。ほかに多少ございますけれども、二〇〇はたとえば二塩化物主成分、三〇〇は三塩化物主成分ということでございますが、この塩素が三つのものが主成分と申しましてもたかだか五〇%か六〇%あるいは場合によっても七〇%その程度のものでございます。

磯野直秀

1973-06-12 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第30号

ただ、PCBの場合にも、カネクロールの三〇〇とか四〇〇、それから五〇〇、六〇〇といろいろな種類がございます。塩素の量の多いものほど体内の蓄積が強いわけでございます。一般環境汚染によりますと、魚が持っておりますこういうPCBというものは、現在のところ、カネクロールの三〇〇が多いといわれております。ただ、カネミ患者さんの場合は四〇〇、五〇〇、六〇〇、非常に排せつされにくいカネクロールであった。

三浦大助

1973-05-08 第71回国会 参議院 社会労働委員会 第7号

で、熱媒体はこのときはカネクロールという塩化ビフェニールを使っておったという状況でございました。で、そういう判断から、当時塩素系熱媒体というものが非常にやはり有毒性が強いということから、これは熱媒体として使用すべきでないというふうにわれわれも判断しましたし、これは農林、厚生両省からそういうものは使ってはならないという御指示を受けました。

永富清

1973-05-08 第71回国会 参議院 社会労働委員会 第7号

田中寿美子君 カネミ事件カネクロール、塩化ビフェニールは使わないようになったわけで、それにかわってビフェニールを使っているわけですね、これは商品名はいろんな名前がついていますけれども。で、これはいまおっしゃいましたように、有害であって食品の中には入れるべきではないものである、添加物としては許されておらないということを日本油脂協会の書かれているものにはみんなそう書いてある。

田中寿美子

1973-04-04 第71回国会 衆議院 商工委員会 第14号

それからコンデンサー絶縁体の中には、先ほど言った螢光灯水銀灯、それから冷暖房装置、洗たく機、ドライヤー、電子レンジ、モーター、直流用・コンデンサー蓄電用コンデンサー、こういうものに大体百カネクロールから五百カネクロールときには千二百五十四という一番最高の数字もあがっておりますが、これがあるということです。  

神崎敏雄

1973-03-06 第71回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号

吉田分科員 カネミ油症カネミ工場のいわば加熱媒介体でありますカネクロールの漏洩によって起こったであろうという論証といいますか鑑定は、九大をあげての努力の結果ですから、カネミ油症というもののある程度の実態あるいは因果関係等の証明に九大が尽くされた功績は大きなものがあると思います。

吉田法晴