1977-06-08 第80回国会 参議院 外務委員会 第19号
いずれにしてもアメリカ系、カナダ系、ソ連系、日本系の洲河性のサケ・マスがあの北西太平洋の海域で混獲されるような形でとれるわけでございますから、関係国の協議によって、この資源保存を考えながら、有効利用を考えながら政府間で協議をしていくと、こういうことになろうかと思っております。
いずれにしてもアメリカ系、カナダ系、ソ連系、日本系の洲河性のサケ・マスがあの北西太平洋の海域で混獲されるような形でとれるわけでございますから、関係国の協議によって、この資源保存を考えながら、有効利用を考えながら政府間で協議をしていくと、こういうことになろうかと思っております。
それから御承知のとおり、昨年はブリストル系、アメリカ、カナダ系のサケが非常に豊漁で、日本の漁船もその水域では——いま申した水域でございますが、相当量を取ったわけであります。本年度は結局ソ連との交渉いかんによりまして数量がきまり、それが漁民の収入にからんでまいる。科学的根拠に立ちまして合理的な数量を日ソ交渉においてきめる、こういう立場で現在折衝中でございます。
それからオヒョウは、ベーリング海並びにアラスカ湾におきます、アメリカ及びカナダ系の沿岸に沿って発生するオヒョウ、それからニシンも、アメリカ系及びカナダ系の海岸に回遊するニシン、こういうものが抑止の対象になっておりまして、今御指摘のように、ニシンにつきましては、第六年次会議と第八年次会議におきまして、それぞれ一部の抑止の原則を満たしてないということで削除になっております。
○国務大臣(河野一郎君) 今日までの調査によりますれば、ソ連の川から出て参りまするサケ、マスと、アメリカ、カナダ系のサケ、マスと、これが太平洋まで参りました場合に、系統が違っており、主としてわが国において漁獲しておりまするものは、ベニを除きましてはソ連のものをとっておるということで系統がわかる、漁獲の範囲がわかっておりますので、これがかえって、みな一緒になりまして、川で孵化するのは国が三つで、出てきたものをとるのはわが