1989-11-29 第116回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
ふえ過ぎて困っている、ふえ過ぎたために鯨社会のエコロジーをかえって破壊している、何だかIWCに遠慮ばっかりしてそうして遠洋、近海の漁業者、特にアメリカ、カナダ沿岸の漁業者に遠慮があるために鯨の方で譲っている、貿易摩擦とかいろんな関係で結局捕鯨に従事している人たちがこのことのためにえらい目に遭っていると、こういう声が一方にあることも事実でございます。
ふえ過ぎて困っている、ふえ過ぎたために鯨社会のエコロジーをかえって破壊している、何だかIWCに遠慮ばっかりしてそうして遠洋、近海の漁業者、特にアメリカ、カナダ沿岸の漁業者に遠慮があるために鯨の方で譲っている、貿易摩擦とかいろんな関係で結局捕鯨に従事している人たちがこのことのためにえらい目に遭っていると、こういう声が一方にあることも事実でございます。
日米、日ソ漁業交渉で、北洋漁業を初めアメリカ、カナダ沿岸からも締め出され、やむを得ず南転したトロール漁でございますが、そこで、水産庁にお伺いしますけれども、海外の漁業基地及び遠洋漁場で働く漁業従事者の数はどの程度なのか、お伺いしたいと思います。
したがいまして、日本海では最近、大和堆などのイカつり漁船がこのロランAを使って十分活躍しておるわけでございますけれども、太平洋を見ますと、このロランAでカバーされておるのは、北海道の落石のわがロラン局を最後といたしまして、アリューシャン列島付近、ずっと北米のカナダ沿岸までの間、北太平洋のどまん中はブラインドエリアになっておるわけでございます。
あんな遠いところから、北大西洋、アメリカ、カナダ沿岸までとりにいったのでは容易じゃないと思う。商売になるのだが、それで収支が償うか、そんなことを聞くことと、もう一つは、四十二年にできてから、この条約改正が多いのですね、加盟国も少ないくせによく改正ばかりしている感じがする。その二点について。
而してアメリカ、カナダ沿岸のおひよう、にしん漁は附けたりで、これによつて実は日本がさけを取りに北太平洋に進出することを抑えつけてしまつたのであります。魚の濫獲をやつて、魚族を根絶やしにすることは決して許さるべきことでないことは勿論であり、又他国の領水内に入つて漁をすることも許さるべきことではないが、太平洋のどまん中に、人為的に一本線を引きまして、お前のほうの船はここから一歩も出てはいけない。
満限に達した四つの魚種以外のものをとりにアメリカ沿岸或いはカナダ沿岸に行く場合においてこの条約実行上果して支障ないかどうかということを非常に杞憂いたしておりますが、こういう場合が若しできるということになれば、この条約は空文に等しい。その条約の適用については十分の一つ御主張を願いたい。それだけ要望しておきます。
なぜなら、日米加漁業協定の骨子として、「アラスカ、カナダ沿岸のカリフオルニア、太平洋沿岸の漁業などは資源維持のために或る程度の制限を受ける」と言い、又「すでに他の国との漁業協定を結び、漁獲高などの制限を行なつている場合、三国の操業は排除されることがある」と朝日新聞が報じている。このように日米加漁業協定は体のいい日本の締め出しであり、公海においてさえ漁業の自由は認められないではないか。