2001-03-27 第151回国会 参議院 環境委員会 第5号
カドミウムにつきましては、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律に基づきまして、玄米中のカドミウム含有量が一ppm以上である地域の水田について、汚染農用地を復元するための事業を実施しているところであります。現在までに約六千百ヘクタール指定されまして、五千二百ヘクタールが事業が完了しております。
カドミウムにつきましては、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律に基づきまして、玄米中のカドミウム含有量が一ppm以上である地域の水田について、汚染農用地を復元するための事業を実施しているところであります。現在までに約六千百ヘクタール指定されまして、五千二百ヘクタールが事業が完了しております。
もちろんこの数値は跡地に放置された鉱滓からのもので、玄米のカドミウム含有量ではないわけでありますが、その後、三島市の自然を守る会が独自に行った分析調査でも、最高値二五〇〇ppmが出ているわけであります。
○小林説明員 小川原湖のカワツルモのカドミウム含有量が高いという調査データがあるということは承知をしております。その他の調査及び水道の立場での調査では、カドミウムにつきましても低い値でございますので、水道水源として支障がないという考えをまとめたところでございます。
○説明員(荒木昭一君) 現在、土壌汚染防止法に基づきまして、カドミウム含有量一ppm以上発生している地域並びにその発生のおそれのある地域としましては、土壌汚染対策事業を実施することになっておりまして、その対策地域の指定が行われているわけでございますが、現在その対策地域として指定されておりますのは、カドミウムに係るものにつきましては二十九地域全国にございまして、その指定面積は約三千七百ヘクタールでございます
私は素人ですから、私の考え方は、ただこの中で一番緩やかである米の許容基準というのはもっともっと厳しく規制して、カドミウム含有量を減らすべきだ、濃度の少ないもの以外は食用にしてはいかぬということにすべきだと思うのですよ。
私の調べたところによりまするというと、野田市の場合では、生育中の稲のカドミウム含有量を減らすために、井戸の発掘、かんがい等を行なっております。これは学説に従って行なったものであって、開花の時期から稲穂ができるときに水をたくさん加えておくというと、いわゆる湿田にしておくというと、これは非常に結果的にカドミウムが出ないというそういう説によって直ちにこの処置をとった。
○政府委員(橋本道夫君) 一つは、この調査の本来の目的について御説明申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、この調査の本来の目的は、要観察地域と対照地域の中で一体食物や水の中にどれだけカドミウムが入っておって、それを摂取しておって、そして一日の食事をいろいろ調べる、食品のカドミウム含有量を調べる、また次の日の一日中の尿を取りまして、その排せつ量を調べて、両方のバランスを見ていくというようなための
ちょっと時間があるようですから農林省に伺いますが、食品衛生法によって、お米の規格、安全規格といいますか、玄米中にカドミウム含有量一PPM以下でなければならぬ、こういうふうになっておるのでありますが、このカドミウムに汚染されたお米に対して、どういう取り扱いをいたしておられますか。
○阿部(未)委員 私の資料とほぼ一致するようでございますが、その中で一番カドミウム含有量の高いところは、四・八一PPMとなっておりますが、この数字も間違いありませんか。
○浦田政府委員 たんぼにあります米のカドミウム含有量を測定するということは、食品衛生法上の立場からいきますと、実はそこまでやっていないのでございまして、おそらく先生が御指摘になっておられるのは土壌汚染防止法あるいは環境汚染防止法というたてまえからどのようにして調査するかということでございますので、そちらのほうからひとつお答えを願いたいと思います。
カドミウム汚染地区から、カドミウム含有量一PPM以上の米がとれているということでございます。しかし、これは直ちに、人に大きな、生命、健康に影響を与えるかどうかということについては、まだ十分に確証と検討がなされていないと私は思うのでございます。
さらに、去年の蒸し返しになりますが、三月十六日の同じ発言におきまして、例の安中の女性の臓器のカドミウム含有量を調べました際に、これまた同僚議員に対する答えでありますが、同僚議員の質問はこんなのです。
一、太田市毛里田地区の四十五年産米に最高〇・九三PPMのカドミウム含有量が検出されたことから、このカドミウム汚染源の究明が始められたのでありますが、いまだにその根拠が判明しないことに農民は不安と不満を抱いております。この究明については、県だけにまかせず、国も力をかして、早急に解明してもらいたいという要望が強く出されています。
また工場周辺の土壌、杉の葉っぱのカドミウム含有量の調査をいま実施中であります。県もこれらの調査結果によってさらに必要な調査対策を進めるということにしております。私どもとしては、これらの調査及び対策が十分実施されるように県を指導してまいりたいと考えております。
また、同地域の産米については農業試験場の分析の結果、カドミウム含有量の高い地区が確認され、四十四年産米、四十五年産米について、それぞれ農家保有米の凍結、政府保有米穀の配給等の措置がとられております。
ところが前からこれは論議になりましたけれども、食糧庁自体としては、このカドミウム含有量を調査する能力も機能も持っておらない。持っておらない。ところが、農地局に行けば大体疑わしいところはわかっている。
なぜそういう問題が起こりましたかといいますと、要するに富山を要観察地域にするかどうかという、これは厚生省の問題でございますが、そのとき米のカドミウム含有量〇・四というのが、その地域を要観察地域に指定するかどうかの一つの基準として、調査を開始する基準としての〇・四PPMという数字があるわけでございます。
と申しますのは、ことしの夏でございますが、現在の社長の前の社長がおいでの際でございますけれども、その当時の副社長つまり現在の社長とお二人で私を訪ねられまして、問題のこの対州鉱山の問題についていろいろお打ち合わせをした際に、前社長、それから当時の副社長つまり現在の社長、このお二人とも、なるほど樫根部落や床ノ谷部落というのは徳川時代から非常に掘っておった所で、非常に悪い技術のもとで相当カドミウム含有量のひどい
○藤村説明員 カドミウムの量がたいしたものではなくて、大牟田におきますカドミウムの量は、一日九十枚食すると人間に影響があるという程度のカドミウム含有量でありまして、そんなにノリを食べることはございませんので、人体に影響はないというふうにいままでのところ結論を得ておりますが、さらに佐賀県、福岡県ともに漁場の調査をいたしております。いままでのところはそういう影響は出ておりません。
その調査の結果、その他の、尿に入っておるカドミウム含有量だとかいろいろな条件がございまして、そういう条件があるものにつきましては、いわゆるカドミウム汚染の要観察地域ということになるわけでございます。そこで米につきましては、要観察地域の中で一PPM以上の米がとれているところを線引きいたしまして、そこの地区の米は政府が買わない。
食料に供して差しつかえないという食品衛生上の安全許容限度といたしましては、玄米についてはカドミウム含有量一PPMというものを許容限度といたしました。それから〇・四PPMというのは、食品としての衛生上の許容基準ではございませんで、むしろカドミウム汚染がある地域についての一つの予備的な環境汚染を調査する際の一つの指標として、そういう〇・四PPMというきびしい基準を打ち出しております。