2021-05-26 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
いわゆるカスケード利用ということで、熱を有効に使って、発電をしながら、地域の様々な産業や農業や工業にその熱を共有していくという仕組みであります。これは、ニュージーランドなどもどんどんやっている。これは私は、日本で是非とも伸ばすべきだと思います。 それから、次のページは、これはIHIの、今、実証実験で、水中浮遊式の海流発電、いわゆる黒潮を使って発電をするというシステムです。
いわゆるカスケード利用ということで、熱を有効に使って、発電をしながら、地域の様々な産業や農業や工業にその熱を共有していくという仕組みであります。これは、ニュージーランドなどもどんどんやっている。これは私は、日本で是非とも伸ばすべきだと思います。 それから、次のページは、これはIHIの、今、実証実験で、水中浮遊式の海流発電、いわゆる黒潮を使って発電をするというシステムです。
それが、私、こうした発電所というのは、従来のいわゆるカスケード利用、すなわち無駄なく有効利用する、こうしたカスケード利用の推進に加えて、こうした地産地消の取組というものを後押しすることこそが国産材の利用促進の上でも非常に重要であって、ほかの地域でも推進していくべきと考えますが、いかがでしょうか。 そしてまた、一方、こうした取組を推進していく上でインセンティブが必ずしも十分ではございません。
これから民有林からも国有林からも材が出てくることになりますので、そのカスケード利用について確認の答弁を更にお願いをしたいと思います。
なお、今回の材につきましては、川中、川下事業者と連携をしている者について対象にするわけでございますけれども、御指摘ございました、全てバイオマスに流れるのではないかという御指摘でございますけれども、私どもといたしましては、この利用につきましてはあくまでもカスケード利用、建材に使えるものは建材として利用し、そういったものに使えないものについてバイオマスに利用するという利用が基本でございます。
○紙智子君 カスケード利用という、これは方針ということではあるんですけれども、しかし、木質バイオマス発電は、再生可能エネルギーの固定価格買取り制度が導入されて以降、発電施設がすごく増えているんですよね。しかし、地域の資源の実態を無視した整備が進められて、一部で輸入燃料への依存や、製材品に利用できる良質材などが燃料にされる問題が指摘をされているんですね。
木材の利用に当たりましては、まずは価値の高い建材用として利用して、林業の副産物である林地残材を燃料として利用するという、いわゆる多段階利用、カスケード利用というふうに申しておりますけれども、これを基本的な考え方として国産材の需要拡大に取り組んでいるところでございます。
このため、農林水産省では、木材を多段階で利用するカスケード利用を基本としつつ、未利用間伐材等のエネルギー利用を推進するため、搬出間伐や路網整備による木質バイオマスの供給体制の整備、木質チップの製造施設など関連施設の整備等に対する支援に取り組んでいるところでございます。
このため、農林水産省では、木材を多段階で利用するカスケード利用を基本として、地域における既存の需要先に影響を及ぼさないよう配慮しつつ、未利用間伐材等の利用を推進しています。
○齋藤国務大臣 熱帯雨林の件については、ちょっと私の方からの言及は避けたいと思いますけれども、私どもとしては、木質バイオマスのエネルギー利用については、本格的な利用期を迎えております国産材の大きな需要先になると考えておりますし、また、雇用創出等によって地域の活性化にも貢献するというふうに考えておりますので、農林水産省では、木材を多段階で利用するカスケード利用というものを基本としながら、未利用の間伐材等
今後とも、木材を多段階で利用するカスケード利用を基本といたしまして、木質バイオマス発電施設における未利用間伐材などの利用、地域における熱電併給システムの構築、チップ、ペレット、まきなどを燃料とする高性能のバイオマスボイラー、家庭用ストーブなどの導入、改良や普及など、木質バイオマスのエネルギー利用を進めてまいりたいと考えております。
更に大事なのは、今、バイオマスで木材供給が好況だということでありますけれども、いわゆるバイオマス利用というのはカスケード利用でいうと低位なんですね。言うまでもなく、大きな径の木材からA材を取る、建築材を取るということが我々の主眼であります。これがまず忘れられてはいけないということだろうというふうに思います。 さらには、希望は大きくであります。
この特例措置に木質バイオマス発電用の燃料確保が除外されるわけではありませんけれども、午前中の審議の際にも御答弁させていただきましたけれども、木材の利用に当たりましては、製材、合板、集成材など、まず製品の原材料として利用され、最終的にエネルギー源として利用される多段階化利用、いわゆるカスケード利用とも呼ばれておりますけれども、そうした利用が森林資源を最大限に有効利用する基本であり、また木質バイオマスの
このため、農林水産省といたしましては、山元に利益が還元されるということが非常に重要な視点だと思っておりまして、木材のカスケード利用を前提として未利用の間伐材等の利用を促進していくという観点から、一つは、木質チップやペレットの製造施設、あるいは、ボイラーなど熱利用施設などの整備への支援、さらには、木質バイオマス事業者と原木供給者との間で安定的な取引に関する協定を締結する、そういったことの促進、さらには
例えば、小松製作所粟津工場では、徹底的な熱のカスケード利用や地中熱の活用等によって購入電力を半減させました。 また、日本保温保冷工業協会によると、工場の配管を覆う保温材が劣化し、国内製造業の消費エネルギーの約三%が無駄遣いされていると指摘されています。これは何と原発七基分がフル稼働した電力に相当いたします。
やはり木材はマテリアルとして利用されていくというベースがあって、で、使えないものはバイオマス発電に回していくというカスケード利用が原則なんですが、その材料は何なのかというのが非常に難しいところなんですよ。 そういう意味では、こういう一定の材価が稼げるものをより拡充させていくということが、日本の森林資源対策でも重要ではありますし、ひいては地球温暖化対策でも重要と思うわけでございますけれども。
そしてさらに、カスケード利用ということですが、バイオマスとして使っていくために、全国的に相談、サポート体制、こういうことをきちっとやっていく。さらには、国内の需要にとどまらず、中国、韓国等へ木材や木製品の輸出をしていく、こういう事例も出てきておりますので、こういうことに対する支援をする。
六十分の一を切って必ず植える、そして、まず木材として使った後、カスケード利用ということを確認をさせていただきました。チップは畜産にも使われますけれども、最後は熱に変えることが可能です。そういうように、循環のまず最たるものがこの木材であり森林であります。ですから、六十年に一回切って、また植える、そしてそのことがいわゆる化石燃料の輸入や木材の輸入に資していわゆるお金を払う金額を下げてくれます。
そういったいわゆる多段階の利用、カスケード利用でございますけれども、こういった取組というものは極めて大事なことでもございますし、私どもとしてもそれを推進しているということでございます。
そして、カスケード利用を含めて、全て林地残材も含めて利用するんだというメッセージをやっぱり高らかと今上げるべきだと思います。 逆に言うと、午前中も質問ありましたけれども、とにかく木質バイオマス発電、これは誰も否定する人はいません。しかし、大量のチップを供給するためには、まず木材の自給率を高めて必然的に副産物が出てくるという形が一番望ましいわけであります。
バイオマス利用が進むということでございますのでいいと思うんですが、これはいわゆるカスケード利用、多段階利用、例えば、一段階は建材、次に古材、次にボード加工、さらには熱としての利用、こういったことがあると思うので、この辺をしっかりしていかないと、いわゆる材が熱源としていくということが非常に懸念をされる。
いよいよもって、来月から固定価格買い取り制度が始まりまして、今の委員御指摘の、森林資源を有効に活用するためのカスケード利用などということでありますけれども、柱などの建築資材や紙など、製品として価値の高い順に利用し、最終的に燃焼させる、エネルギー利用をするといった、多段階な利用を行うことが重要であるということを認識しております。
これを進めるためには、バイオマス発電所を立地する際の立地、設計の検討段階から言わば熱のカスケード利用を進める、そういうような観点に留意していくことが重要かと存じております。 農林水産省といたしましては、例えば、この度の第二次補正予算におきまして東日本大震災の被災地域を対象といたしまして電気、熱の需要把握調査、こういう調査をまず実施いたしております。
また、新たに平成五年度から大規模コージェネレーション、廃熱のカスケード利用等を活用した地域内のエネルギー有効利用システムの構築を促進するため、環境調和型エネルギーコミュニティー事業を開始しております。
こうしたことを見るならば、地域単位において熱源供給のカスケード利用は十分に可能性があると見られます。 また、電気事業では廃熱として捨てられている問題はさきに述べたとおりですが、このために発電、変電、送電の各部門での効率化の研究開発の促進を図ることが大切だと思います。さらに、コンバインドサイクル発電、燃料電池など小型分散型発電、コージェネレーションの活用など積極的に追求すべきだと思われます。
次に、熱の多段階利用、すなわちカスケード利用があります。 これは工場団地などで高い熱を必要とする工場から低い熱で十分な工場まで段階的に廃熱を利用し、最後に家庭用給湯などに用いることにより、一たん発生させた熱を徹底的に利用しようというものであります。
発電をやって、その余熱を地域冷暖房に使っていくというカスケード利用も当然入ってくると思いますがね。ただ、今の時点では技術的な問題が必ずしも十分できていないものですから、いろいろロスも出ているんです。私の埼玉の越谷では、ごみ発電をやって年間三億ぐらい収入をもらっているわけです。
最初の平田参考人にお尋ねしたいんですけれども、省エネという考え方が、何といいますか、我慢を強いるんではなくて、そして技術の開発によって今存在している六五%のロスをどう少なくしていくかという問題、コージェネレーションという考え方、段階的にそれをどう利用していくかというカスケード利用の方法、私もなるほどなと思ってお聞きしたんです。
地域におけるカスケード利用という形でのやり方というのは、国際的にはどの国が一番普及率が高い状態に今なっているのか、それが一番技術的に進んだというか、現実にそれが採用されている国はどの国なのか。 それから、先ほどおっしゃった、技術的には日本も相当の水準にまできているというんだけれども、その普及の状態から見れば日本をどういうふうに判断されるのか。
ヨーロッパではかなりカスケード利用というのは盛んに行われているわけです。要するに、カスケード利用自体は温度レベルで何回でも使っていこうということですから暖房が最後になってきたりする場合が多くて、冷房はなくても生活できますけれども暖房はないと生活できませんので、どうしても寒い国でこういうふうな有効なビジョンというのが盛んになっている。