1956-10-01 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第55号
その内訳といたしましては、水稲が最も多く、植付面積五万八百町歩中被害面積四万二千七百町歩と八四%に及んでおりますが、被害の率は八・四%の十二万九千石であり、金額にして十二億七千九百万円と全体の七割を占め、陸稲は被害率六三・六%の一千七百九十万円、大豆小豆等の一雑穀二千五百万円、ミカンは一五%の被害で一億四千万円、ナシは二〇%の五十五百万円、カキは三〇%で二千三百万円等、果樹の被害が第二に大きく、合計二億二千万円
その内訳といたしましては、水稲が最も多く、植付面積五万八百町歩中被害面積四万二千七百町歩と八四%に及んでおりますが、被害の率は八・四%の十二万九千石であり、金額にして十二億七千九百万円と全体の七割を占め、陸稲は被害率六三・六%の一千七百九十万円、大豆小豆等の一雑穀二千五百万円、ミカンは一五%の被害で一億四千万円、ナシは二〇%の五十五百万円、カキは三〇%で二千三百万円等、果樹の被害が第二に大きく、合計二億二千万円
次に、浅海増殖について申しますと、投石、コンクリート礁、岩礁爆破、岩面掻破等により、沿岸魚族、ノリ、コンブ、貝、カキ等の増殖をはかるものでありますが、これはすでに瀬戸内海その他の地域において好成績をおさめている事実を思いあわせて、格段の創意、研究により、急速に飛躍的発展を期したいものでありまして、湖水利用等による増殖、孵化放流等の振興と相待って、この発展、育成のために国家補助並びに資金融通の面について
○奥原説明員 天災法によります種貝に関しまする——真珠あるいは養魚、カキ、モガイ、アサリ、ハマグリ等についての融資はあの法律によってやることに相なっておるのでございます。ノリの問題に関しましては、災害の状況によりましてノリをさらにその他の項目として取り上げたらどうかということについて十分検討いたします。
有名な有明のカキ、こんな大きなカキ、小さなカキもありますが、これは全滅であります。子貝も全滅であります。ことしばかりではありません。来年の種子もございません。カキにモガイ、その他の養殖が全滅状態といって差しつかえないのです。これらについてどのような救済措置を講ぜられておりますか。それが第一点。
○原(捨)小委員 ただいま有明海のカキその他の貝類については井手委員からお話がありましたが、全くこれは全滅状態であります。ただこの機会に申し上げたいことは、有明海においてはカキの養殖によって収入を得て、そしてその収入を次のノリの養殖に振り向けておったのであります。従ってカキの全滅によってノリの資金の用意というものは全然ない。
なお、水産関係におきましては、総額一億一千百万円の被害のうち特に被害の大きかった有明海のカキ、ハマグリの養殖が全滅となりまして、四千万円、漁港被害の三千九百万円と、六百六隻の漁船被害一千四百万円の損害を受けておる実情であります。 漁船につきましては、有明海における小漁船の被害が多かったようでありますが、これらはほとんど漁船保険に加入しておらないという現状であります。
あるいは東北地方においてはカキ渋を抜くための工業用アルコール約九百石が横流れして、しょうちゅうに化けておる。ずいぶん数えれば切りがありません。今取締りの網にかかって調べられておることは、ほんの氷山の一角ではないか、かように考えられる。そこで、すでに麻薬ブローカーとともに、アルコール・ブローカーの組織が全国的に根を張っておるということは、まぎれもない事実である。これを何とか撲滅しなければならぬ。
園芸作物としてはカキが著しく、五、六寸に伸長し、展葉した新しい葉やつぼみが凍死し、本年の結実は望まれない、特にジロウガキ、フユウガキで有名な当県だけに作付面積一千五百六十町歩のうち、被害面積五百九十二町歩、減収量百六万一千貫、被害金額一億四千八百五十八万円に達したのであります。
県下の総被害額は、一億二千二百万円となっており、そのうち茶の被害が最も多く、栽培面積一千余町歩の六〇%に当る六百余町歩に損害を受け、その金額は八千二百万円余に上り、総被害額の七割近く占めるもので、また凍害もはなはだしく、バレイショにおいて五十三万貫余に及び、一千六百万円となり、カキ、菜種、桑等も相当大きな被害を出していたのであります。
果樹の中でも、ブドウ、クルミ、カキ等は本年度出て参ります芽の中に花がありますので、これが一ぺんやられますると、ほとんどことしは見込みがないという形になって参っております。ナシ、桃、リンゴ等は、昨年形成されました芽の中に今年の実がもうすでにできております。
最後に引っ張られて行って、今首を切られようとするのに、茶屋でカキを出されたが、カキは当るからと言って食べなかったという話が吉川の太閤記に出ております。これは人間というものは天寿というものがある。その天寿をみんなが全うするように教育普及するにおいては、自分の命も大事にするが、おのずから人の命も大事にする、こういうようなことでおそらく殺人罪というものはなくなってくるだろう。
○鈴木(善)小委員 実は私ども国会の方の非公式なことでございますが、全水共の方からは、先ほどお話がありましたようなノリとかあるいはカキとかあるいは定置とかいうようなものを除きまして、協同組合の自営漁業について、あるいは自営漁業に準ずる経営形態のものについて、さらに共同販売を確実にやっておるものを対象とした範囲のもので相当具体的に固まった案が提案されまして、いろいろ説明も聴取をし、これにつきまして私どもの
○中村説明員 ただいままで私の方でいろいろ調査しましたのは、主としてノリ、カキの養殖業に対する災害の調査、これは漁獲の方と、それからカキにつきましては、施設についても災害の危険率その他を調査いたしました。それからさらに定置漁業についても同様の調査を行なっております。さらに漁業協同組合が自営で行なっておる漁業についてのこれは収獲でございますが、収獲についての調査を行なったわけでございます。
それがために海が非常によごれて、ノリであるとかカキであるとかアワビとか、そういったものから魚や何かをとる漁師としては非常に迷惑をする。
しかし一生懸命やっているその先生を中心校の方に、全日制の方に引っぱって来ようかと考えるのですが、やはりその人ちはその人たちなりに、もう一年置いてもらいたい、これだけの仕事をやりかけている、あと一年やればこの仕事ができ上る、たとえば私の方の分校では、村の果樹の品種の統一ということを三年来計画しておりまして、まさにカキにつきましては、その品種統一が間もなく完成しようとしております。
何か子供の食べたものに心当りはないか、こういうことを尋ねましたが、その施設にいるところの子供が、秋のことでありますので、カキが赤く熟して下に落ちているのを拾って食べた。熟して落ちたカキを食べて、それが原因かどうかわかりませんけれども、とにかくその子は疫痢になって死んでおります。そういうような状態に置かれた施設の子供の食物の模様を聞いたのであります。かなりかわいそうなんであります。
一戸当りの融資額につきまして申し上げまするというと、林業、養殖のような関係のものを除きまする一般の今回の漁業者の方に対しましては、一戸当り五万円、カキの養殖は十二万円、ノリの養殖は八万円、また個人施設である漁網、漁具、これに対しましては八百万円、それを限度といたしまして金利六分五厘、期限は二年間、養殖、漁具の関係は三年、こういう内容をもちまして、ただいまの進行状況では二月の三日の閣議にその政令を付議
融資とかいうことに対しては考えておられるかどうか、この点を承わっておきたいということと、ちょうどあなたもお見えになっておりますし、林野庁長官もお見えになっておりますのでお伺いしたいのでありますが、今東北地方は御承知のように農漁村等の旧正月を控えて、非常に零細漁民、農民が年末の資金を得ようとして考えておったのが、林野の方の関係からいえば、炭がほとんど取れなくてどうにもならない、それから漁業の方はノリ、カキ
続いてこういう災害を受けて、さなきだに災害続きの各県がこの償還をするという——前の分の償還さえも十分じゃない、その償還に充てるところのノリ、カキ等のものがほとんどこの際流出されて、何ら収獲できない。こういう状況のところへ再び借款しなければならない。
また宮城県といたしましては、昭和二十七年のあの津波のときの被害地域と今回の被害地域がほぼ一致いたしているのでありまして、しかも昭和二十七年のあの被害が経済的にまだ完全に回復をしていない、一億二千万円ほどの未償還額がまだあるというところに今回の災害が起ったということが大きな特徴でありまして、また宮城県から岩手県にかけまして盛んでありまする定置あるいは、ノリ、カキというような養殖施設が、これから収獲をしようとするその
○日野委員 あなたは根本的な防潮、防波対策を強く要望されておられるが、この間志津川のあの市場の護岸の崩れたところへ行ってみると、砂上の楼閣という言葉があるけれども、カキ殻の上にコンクリートで工事をやっているようでありましたが、ああいうことから、あなたは強く根本的な対策を主張されるのでしょうが、数カ所見てきましたが、護岸とか築堤とかいうものは、全く基礎工事ができていないのですね。
○田中参考人 跡片づけが大体済んだといえば済んだようなものでございますが、カキの懸垂してない、からのいかだが湾内に浮かんでおります。その数も被害前の半数に満たないと思いますが、とにかくカキのいかだが残っているじゃないかと視察の方が思われるかもしれませんが、それはほとんどがからのいかだであって、カキが全然ついてないいかだでございます。
また食べる果物のカキなんかでもあの渋が抜けるのは、この放射能の働きが非常に影響するというようなことをいわれておるのでありますが、そうしますとそういうつまり放射能物質が各所に存在しておる際に、それに対しての保健衛生とでも申しますか、そういう方面の取締りは、これはこの鉱業法とは別に、また方面が別になって参りますか。
そこで現在そういうカキの種になるか、あるいは握り飯になるかということは別にしまして、先生が今言われたように厚生省自身がこれを一保険局の問題としてやっておるのか、あるいは第三次鳩山内閣の重要な厚生行政の一環としてやっておるのかということなんです。
○近藤参考人 大へんむずかしいお尋ねでございますが、率直に申しますと、私は厚生省の中で各局の意見が本気にまとまっているのかどうかという点について非常に不安を持っておりまして、実は厚生行政として行われているのか、それぞれの局の行政として行われているのかという点に疑問を持っておりますので、今お尋ねになりました点はカキの種になるか握り飯になるかわかりません。私どもでは見通しがつきません。
滝井さん、これはサルカニ合戦だ、カキの種と握り飯をかえたようなものだ、ぼんやりしていると、被保険者ないし療養担当者はカキの種を握らせられて握飯をとられてしまうぞ、カキの種をとれば何年か何十年か先の秋には陶工柿右衛門がうっとりしたような、あの黄金のカキの実がなるかもしれぬけれども、それはどうせ今の日本ではいつのことかわからぬぞ、握り飯をしっかり握っていなければならぬ。
これはアサリ、ハマグリ、カキ、モ貝、これら全部を含めまして八千百万円の被害をみております。それを全額負担いたしましてこの種苗をまきつけることによって大体二億五千万円くらいの増収はあるだろうという見当をつけております。
またカキの養殖なり、あるいはノリ栽培をやりたいといってもそれに対する資金が足りない。それらに対して沿岸漁民のこの数年来の困っていることを知っている農林省としては具体的には何か手を打っておりますか。また将来どういうふうにしてあの漁民の生活の困窮を救ってやるというふうに考えておられますか。このことを承わっておきます。
あるいはまたしばしばあることでありますが、海面にいわゆる赤潮というものが発生しまして、それがために貝類、特に真珠貝であるとか、あるいは養殖貝というようなものが全滅する場合につきましても、カキの養殖、アサリの養殖につきましても、主として比較的に流れの穏かな、たとえば東京湾で、あるとか、あるいは有明湾、大村湾であるとかいうようなところにおいてしばしば発生するのでありますがこれはもうまさしく天災と称するものであって
そうして今後は今申し上げまするように関係団体に払い下げまするときに、これが決して他の用途に振り向けることのできないように、飼料でなければ用途に向きませんように、必ず二種ないし三種配合の、たとえばカキ殻を混入いたしますとか、ないしはカーボンを入れるとか、ないしは魚粕を混入するというような措置にするところまで政府が見届けをいたしましてその段階を条件として払い下げをするということに方法を変えることにいたしたわけでございまするから