1987-05-22 第108回国会 衆議院 外務委員会 第3号
我が国も同様の考え方にのっとって対処いたしまして、例えばココアについて申しますと、カカオ脂についてはGSP、特恵のゼロを与える等、ほかの品目もたくさんゼロがございますが、アクセスの改善に努力しております。 ココアバターだけちょっと例示させていただきますけれども、現在、年によって変動いたしますが、我が国のココアバターの総輸入の約半分は途上国からの輸入で占められております。
我が国も同様の考え方にのっとって対処いたしまして、例えばココアについて申しますと、カカオ脂についてはGSP、特恵のゼロを与える等、ほかの品目もたくさんゼロがございますが、アクセスの改善に努力しております。 ココアバターだけちょっと例示させていただきますけれども、現在、年によって変動いたしますが、我が国のココアバターの総輸入の約半分は途上国からの輸入で占められております。
これは製品で輸入してくるか、こういうもので入れてくるかということでございますが、この時期、実はチョコレートの需要が強くなりまして、ココア調製品だけではなく、カカオ豆とかカカオ脂とか、そういうチョコレートをつくる同種の原材料が若干よけい目に入っております。ココア調製品は一九%くらいなんですが、ほかはみんな三割くらい、物によっては六割も多く入ってきておるわけでございます。
次に、特恵関税の適用方式について申し上げますと、まず、関税定率法別表の第一類から第二十四類までの農水産品等につきましては、熱帯産品を中心ににつきまして五十九品目に限って特恵税率を適用することにいたしまして、税率の引き下げ幅は、二〇%(グリセリン等)から一〇〇%(カカオ脂等)までとしております。
品物を選びます場合も、開発途上国の位置からいたしまして、熱帯産品を、先ほど補足説明で申し上げましたように、グリセリンとかカカオ脂とか、こういった熱帯産品を中心にして選定をいたしております。それから税率をきめますにつきましても、一々品物を洗いまして、グリセリンは二割しかまけません、カカオ脂は無税にいたしますというふうに、品目ごとにずうっときめこまかく税率をきめてまいりました。
これらのうち主たる品目はスイート・アーモンド、殺虫剤、潤滑油、触媒、カカオ脂、製紙機械、塩化カリウム等でありまして、その年間貿易実績は約三千万ドルでありますが、そのほとんどは国定の現行税率の据え置きであります。
その点で大したことはないと思いますが、器械を使わなければならないという点において劣つておる、後は全然優つておる、坐藥としては私共……、これは非常にいいカカオ脂であります。