1965-02-02 第48回国会 参議院 法務委員会 第2号
○稲葉誠一君 そうすると、今後はカウ書記官という人が責任者になってやるということになっているわけですが、外務省としては、なるほど外交官特権というか、いろいろな法律的な問題は別として、人道上の見地から、日本人の一人の学生が罪もないのに交通事故によって亡くなった、しかも前途ある青年が亡くなった、おかあさんもそのことを心配して亡くなられたわけですが、これについて今後どういうような前向きの姿勢といいますか。
○稲葉誠一君 そうすると、今後はカウ書記官という人が責任者になってやるということになっているわけですが、外務省としては、なるほど外交官特権というか、いろいろな法律的な問題は別として、人道上の見地から、日本人の一人の学生が罪もないのに交通事故によって亡くなった、しかも前途ある青年が亡くなった、おかあさんもそのことを心配して亡くなられたわけですが、これについて今後どういうような前向きの姿勢といいますか。
○説明員(奈良賀男君) 「エンバシー・オフィッシャルズ・インクルーディング・カウ」それから「サイード」、こういうふうに書いてありますので、アヤトリ書記官、カウ書記官、サイード雇員、こういう方々が警察を呼んだりあるいは救急車を呼んだりすること、またはその後の処置に協力したととれます。
○政府委員(後宮虎郎君) 主管課長からの報告によりますと、ちょうど課長が外出のときにアヤトリ書記官が南西アジア課に参りまして帰国のあいさつをいたしまして、特にこの問題が片づかないうちに帰ることになって遺憾であるけれども、あとはマレーシアの大使館のカウ書記官というのがこの問題についての特に連絡官になるということを申して、そうして今後はカウ書記官を通じてこの問題の解決に折衝なさってほしいということを申したそうでございます