2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
ただ、その上で、一、二月に買い入れた長期国債について、償還までの期間を通じた本行収益への影響について、オーバーパーでの購入分も含めて粗い計算をいたしますと、全体としては若干のプラスになるのではないかというふうに認識しております。
ただ、その上で、一、二月に買い入れた長期国債について、償還までの期間を通じた本行収益への影響について、オーバーパーでの購入分も含めて粗い計算をいたしますと、全体としては若干のプラスになるのではないかというふうに認識しております。
そして日銀は、何とオーバーパー、額面価格より高く買ってくれるわけですから、これはどんどん安く引き受けて高く売れる、そういう形で、日本の国債の発行と財政の資金繰りが回っているんですね。 その結果、どういうことが起こっているかというと、日銀は、直近の残で十二兆円ほどの国債償還損を抱えております。
〇・一%プラスの利子、クーポンをつけて、発行時の発行価格が百円以上、オーバーパーで発行される。ですから、最初にお金を百何円、例えば一億の額面の国債を買われるときには一億を超える金額を出されて、それで利子を受け取りながら、マイナス金利、利回りという形になるということであります。
今こういう状態で、例えばオーバーパーで、高づかみとは言いませんけれども、これだけ国債のバブルが起こっている中でいっぱい仕込んで、二〇二〇年、比較的短期の間に金利が上がる。これだと、特に先ほども言ったような地方金融機関は大変ですよ。日銀のバランスシートの問題でも大変。
○宮澤国務大臣 クーポンレートが片っ方は一・八であり一・七台である、それに対して五%ぐらいはいたしませんと問題にならないのだと思いますが、そういう場合のコスト、それからもう一つは為替のリスクというものを政府としてはやはり考えざるを得ないので、つまり、今の状況でございますと、とにかく国内で一・七とか八とかいうイールドで十年物の国債が出ている、価格もややオーバーパーで取引されているといったような状況でございますと
しかしながら現在はオーバーパーで引き受けられているというふうなこともあったりしまして、国債の引き受けの方が低いというような状況になっております。
○堀委員 おっしゃるように、オーバーパーで回っているに決まっておりますから、その分はそれを額面で繰り上げ償還は困難でございましょうが、一回そこでやっておけば、これは長期に、さっきも申し上げましたように十六年から二十年というところが大変たくさんございまして、八・九から八のところが九千八百十九億円、七・九から七というところが一兆三千六百十七億円、合計いたしまして二兆三千五百億ぐらいざっとここにございます
私は、西垣理財局長は大変幸運な時期に理財局長に来られて、大変おめでとうと、こう言いたいのでありますけれども、これは十月以降の経過がそうなると、中期債はオーバーパーになる可能性が十分ある。ところが、いまの予算の形では、予算総則に発行量を書いているのではないですか。たしかそうだと思うのですが、どなたが答弁してくれますか。
いままでオーバーパーで発行したことがございますけれども、これは技術的な問題でございまして、大体においては市況に応じて条件を設定して発行いたしますので、アンダーパーでございますが、市況がよくなりますと、さっきから先生おっしゃってくださっておりますように、非常にハッピーではございますが、いい条件で、つまり発行者の負担が軽い条件で発行できる、こういう状況でございます。
ですから、中期債が余りオーバーパーになるというのも適当でないし、しかし国民の需要があるのなら、私、中期債を出していいと思うのです。中期債を出して、そしてその処理をする。
○堀委員 そこで、なぜそれではオーバーパーになったんだろうか。これは、やはりM2がどんどんふえ続けて、言うなれば日銀の政策として、いま景気がよくないから、景気浮揚のためにはたっぷり資金を供給するという政策で、結果的にM2が御案内のようなかっこうになった。 それがいまの長期債の方へはね返って、金が余って、ともかく投資物件がないわけですから、当然長期債に来る。その結果がオーバーパーになった。
○堀委員 先般、国債の市況を見ておりますと、七・七%国債がオーバーパーになるという事態が起きてまいりました。これだけ大量に国債を発行していてオーバーパーになるというのは最近珍しいので、理財局長は大変安心をしたんではないか、こう思うのであります。 そこで、市場実勢で国債を発行すべきだというのが私の主張でありますから、オーバーパーになったのならば、これは当然金利を下げるのがいいだろう。
と同時に、五十六年度の五月だったと思いますが、先ほどもちょっと話が出ました債務の繰り上げ償還を行いました際に、市中に出回っております電信電話債券を買い入れ消却をするわけでございますが、これの額面に対しますアンダーパー、これは一種の雑益、評価益になるわけでございますが、これが五億円、逆にオーバーパーの分、これは雑損でございますが三億円ということがございました。
いま八%ぐらいのところがオーバーパーで出ておるのです。にもかかわらず六・一債、いま九・四%なんというものがあるものだから、これがともかく長期金利の中で非常に異常な状態になっている。できるだけ六・一債を買い上げてここをすかしてやれば、いまの金融操作は非常に楽になるのですよ。物価が安定してくれば、いまの為替の状態その他から見て動かすことは何でもない。