1981-10-21 第95回国会 参議院 決算委員会 第1号
労働省の場合にはオートバイ関係の対象はないわけですよ。ですから、労働省の意見を聞いてみると、言いかえればチェーンソーが振動病の基準にしておるようだが、人事院は。しかし、これは労働省の所管の中にはないというわけです、この労働者は。だから、いつまでたっても申請が出てこない。だから、労働省としてはこれにどうしようも対処のしようもないというんです。
労働省の場合にはオートバイ関係の対象はないわけですよ。ですから、労働省の意見を聞いてみると、言いかえればチェーンソーが振動病の基準にしておるようだが、人事院は。しかし、これは労働省の所管の中にはないというわけです、この労働者は。だから、いつまでたっても申請が出てこない。だから、労働省としてはこれにどうしようも対処のしようもないというんです。
あるいは、オートバイ関係では、ホンダのオートバイCL350、これは溶接不良でブレーキがきかないということでリコールされている。 あるいは、ホンダのオートバイ350、450は、スロットルケーブルが戻りが不良だということでやはりアメリカでリコールされている。ところが、こっちは全然何もしていない、こういう形でずいぶん問題がある。
顧みて業界がどんなふうであったかと言うと、その三年間に同業は、くろがね、目黒、宮田自転車がオートバイをやめる、新明和がオートバイをやめる、山口自転車がオートバイ関係でだめになったというようなことでございまして、業界が非常に激しい競争場裏に立ちまして、優劣がついたということの結果がそれを証明するものだと思うのでありまして、いま御質問の甘さがあったかどうかということに対しては、見通しが悪かったというふうに