1971-03-16 第65回国会 参議院 予算委員会 第15号
先ほど外務大臣もオーダリー・マーケット、オーダリー・エクスポートということを言われましたが、秩序ある輸出、これが世界各国が非常に注目をしておる点なんです。それから、輸入の自由化の問題、あるいは対外経済協力の問題、そういう問題で日本がどういう姿勢をとるか、こういうようなところは着目をいたしております。
先ほど外務大臣もオーダリー・マーケット、オーダリー・エクスポートということを言われましたが、秩序ある輸出、これが世界各国が非常に注目をしておる点なんです。それから、輸入の自由化の問題、あるいは対外経済協力の問題、そういう問題で日本がどういう姿勢をとるか、こういうようなところは着目をいたしております。
ということは、われわれとしましても、一時にある商品を相手市場にはんらんさせることによって一時の利益を得ようというわけじゃなくて、やはり長い目で見れば何らかの意味でオーダリー・マーケットにするということは必要でございまして、その意味から言いますれば、単に先方の利益だけじゃなくし、われわれのほうとしても、そういうものが事実上適用にならないように考慮して、いくという措置によって、具体的にそういうケースはまた
また、日本側の方において、いわゆるオーダリー・マーケットといいますか、秩序のある輸出というものでなくして、何か売れるというときになると、それがむやみにそれに集中し、そこで問題を起しておるような、一時それは非常な輸出ができるが、そのまた半面、非常な不況がくるというような、こういう点も考えてみまするというと、日本の中小企業の産業組織についても考えてみなきゃならぬ。
ことに通産、農林両省が、優良な品質のものを作り、あるいは商標等も時宜に適した斬新なものを作られ、またオーダリー・マーケット等を、通産行政あるいは輸出農林商品等において十分努力をしておられるのでありまして、その実情等もわれわれは両省の方々とともに十分外国に知らせまして、そして日本が秩序ある輸出をやるのだ、しかも日本の品質は優良なものだということをやって参らなければならぬと思うのでありまして、国内的にはそういう
いわゆるオーダリー・マーケットでございます。
ただいろいろな貿易政策として値段とかあるいは品質とか、あるいはいわゆるオーダリー・マーケットとか、あるいはなるべく輸出の品目をば多様化す、そういったことは貿易政策としてやらなければならない。しかしいずれにしても、やはり関税が低くなるということは日本の輸出を伸ばすために必要なことと考えております。
現在やはり先ほど申し上げましたオーダリー・マーケットとか、あるいはなるべく輸出品目を多様化するといったようなことから、日本の繊維製品については、輸出について自主的規制を行なっていることは御承知の通りでございますが、来年一月から実施する自主調整策について、数量その他については、せっかくやるならば、なるべく米側の意向も反映させる方が得策である。
そうしてオーダリー・マーケットであればそれを相当考慮に入れねばならぬということも私にはわかります。