1959-12-25 第33回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
そこで、聞きでたいのですが、この組製局全部とは言えぬですが、オーガンジーとかいろいろあるのですが、最も出る商号関の価格の中で一体生糸部分は何%占めるか、こういう問題なんです。これは非常に重要なんです、ある意味では非常に。全体の価格から見れば、綿製品では賃金なりその他染色とかが多くて、生糸の値段はネグリジブルじゃないか。まあそうまではいかぬでしょうが、一体どうなんですか、その関係は。
そこで、聞きでたいのですが、この組製局全部とは言えぬですが、オーガンジーとかいろいろあるのですが、最も出る商号関の価格の中で一体生糸部分は何%占めるか、こういう問題なんです。これは非常に重要なんです、ある意味では非常に。全体の価格から見れば、綿製品では賃金なりその他染色とかが多くて、生糸の値段はネグリジブルじゃないか。まあそうまではいかぬでしょうが、一体どうなんですか、その関係は。
また、オーガンジーなんかにおきますと、製品の相場が百四十円ぐらいのときには、原料代の中で原糸代は八十円ぐらい。あるいは丹後の一越ちりめんというようなものを見ますと、二千三百円ぐらいのときに二千円ぐらいを占めているというように、織物によってまちまちで、織屋さんの工賃といいますか、それは織物によってずいぶん違っているようでございます。
西陣も、これは内地需要としては相当多いものですが、輸出の方は、さっき肥田さん、安田さんのお話を承りましたが、私は今度の輸出織物で一番大きなブームを持ったものはオーガンジー・ブームでありまして、非常にオーガンジーという商品はよく売れた。最近このオーガンジーは人絹のイミテーションができ出して、最近どんどん売れて参りました。はたして絹を凌駕するかどうかということはわかりません。
まず、アメリカにおけるオーガンジー・ブームによって、婦人服とかあるいはカーテンとかが非常に需要が伸びておる、ですから、アメリカも、ある程度昨年来のてこ入れで相当景気が続くのじゃないかということが一つと、それから、内地の消費は、これも生糸に対する認識がまた見直されて相当伸びていくのじゃなかろうか、こういうことが一つと、それから、中共の生糸がどういうわけか輸出がとまっておる、こういうような事情、さらにまた
であるとかいうような一連の必要な予算措置も講じられる、さらにまた、繭糸業界が異常な自主性を示したということについて、その推移に伴いまして安定帯価格を引き下げるというようないろいろな施策を講じられました結果、一面ではもちろん蚕糸業界の養蚕家を初めとして各方面の忍耐なり協力なりがありましたが、幸いに、今年の生糸年度に入りましてからは、内外の景気の好転したことであるとか、あるいはアメリカを中心としたいわゆるオーガンジー・ブーム
○大澤(融)政府委員 おっしゃる通り所管外でございますけれども、大体、生糸の価格と絹織物の価格とは、たとえばオーガンジーのような非常に流行的に伸びてきたものについては、生糸の価格よりは大いに上がっているというような傾向が見られますが、これも最近は下がりかけております。大体線を引いてみますと、大きく見れば生糸の値段と並行しているということが言えようと思うのです。
しかもその生産高の約八〇%はいわゆる軽目もの、羽二重及びオーガンジーであつて、そしてこれらの絹織物の生産地は、申すまでもなく福島県の川俣地方あるいは福井県、石川県であるのでありますか、月産約四百万ヤールを生産しているのであります。すべてこれらは中小企業に属するものでありまして、今回この禁止法か実施されますあかつきにおきましては、わが国の絹織物生産業者に与える打撃というものはきわめて大であります。