1997-01-22 第140回国会 衆議院 本会議 第2号
さて、昨年は、石油利権汚職、厚生省補助金汚職、オレンジ共済事件等、相も変わらず政官業にわたる構造汚職事件が発覚いたしましたが、本格的な真相究明はことしに持ち越されました。共和汚職事件についても政治責任がうやむやのままであります。捜査当局において徹底した真相の究明と公正な対応を行うとともに、国会においても政治的道義的責任が明らかにされなければなりません。新進党はその先頭に立つ所存であります。
さて、昨年は、石油利権汚職、厚生省補助金汚職、オレンジ共済事件等、相も変わらず政官業にわたる構造汚職事件が発覚いたしましたが、本格的な真相究明はことしに持ち越されました。共和汚職事件についても政治責任がうやむやのままであります。捜査当局において徹底した真相の究明と公正な対応を行うとともに、国会においても政治的道義的責任が明らかにされなければなりません。新進党はその先頭に立つ所存であります。
そこで、今回のオレンジ共済事件等を見まして、出資法について改めて私も感ずるところがあるわけでございますが、御案内のとおり、この出資法の二条というのは、一般大衆からの預かり金の受け入れを行ってその業務が一たび破綻を来すようなことがあれば、一般大衆に不測の損害を及ぼすばかりでなく社会の信用制度と経済秩序を乱すことになると、こういう形で第二条というものは設けられておると思うんです。