1975-12-19 第76回国会 参議院 大蔵委員打合会 第1号
その辺をどんなふうに見ていらっしゃるか、預金準備率とか、あるいはまた買オペ政策とか、あるいはまた手形買い入れ政策等々、この辺についての銀行協会の側からの見方をお教えいただきたい。 それから岩波参考人に伺いたいことは、いま申しましたように、日本銀行の特に年末に著しくあらわれております信用の膨張ですね、これは結局のところ公債の大量発行の条件をつくるというような形になっているような気がするのですね。
その辺をどんなふうに見ていらっしゃるか、預金準備率とか、あるいはまた買オペ政策とか、あるいはまた手形買い入れ政策等々、この辺についての銀行協会の側からの見方をお教えいただきたい。 それから岩波参考人に伺いたいことは、いま申しましたように、日本銀行の特に年末に著しくあらわれております信用の膨張ですね、これは結局のところ公債の大量発行の条件をつくるというような形になっているような気がするのですね。
つまり貸し出し政策がオペ政策に転換をされておる、こういうことなんです。問題は、公債を発行したから日本銀行の総通貨発行量がふえるかふえないかが問題なわけです。ところが、これはそういうふうな状態になっておるというふうな見方をしておりません。したがって私は公債政策をとったけれども、その通貨状態ではそう大きな影響を及ぼしておらぬ、こういうふうな観察をしております。
なお、御質問で、日本銀行引き受けになるんじゃないかというお話でございますが、これは御承知のとおり、従来は日本銀行は経済の成長に必要な通貨は貸し出しでやっておりましたけれども、それをオペ政策に切りかえましてもう数年たっております。
その後、これらの新しい方式に対して第二の段階、オーバーローン解消はもとよりのことでありますが、今度の日銀の旧いオペ政策の焦点というものは、公社債市場育成強化という面にも相当なウエートを置くべきだという考え方を持っているわけでございます。