1959-03-19 第31回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
そういたしますと、当時と今と若干情勢が変ったとおっしゃるものの、仏はオネスト・ジョン自体、その威力なり性能なりが落ちたということは認められませんし、かえって向上しておる。
そういたしますと、当時と今と若干情勢が変ったとおっしゃるものの、仏はオネスト・ジョン自体、その威力なり性能なりが落ちたということは認められませんし、かえって向上しておる。
しかしその内容につきましては、ところどころ十分意を尽さないところもあるようでありますが、オネスト・ジョン自体は、当時問題になった核弾頭をつけるかつけないかという問題については、それはつけないのだ。従ってこれは核兵器ではない。
同時にオネスト・ジョン自体についても、いわゆる硝安爆薬換算にいたしまして相当大きなものであったものが、最近は非常に小さなものも作られつつあるという形で、通常兵器化しておる。そういう意味からいって、日本の地理的条件等からするならば、理論的な憲法上の解釈の問題としては、すべてが違憲であるという観点には私どもは立ちません。