1995-09-27 第133回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
オウム真理教関係施設等から児童相談所に一時保護されました百十二人の子供のうち義務教育年齢相当の者は八十七人おりますが、このうち既に七十二人が就学しているところでございます。これらの子供の就学は一人一人の状況を十分把握した上で行っておりまして、その学校への適応状況につきましては現在のところおおむね良好であるとの報告を当該教育委員会から受けているところでございます。
オウム真理教関係施設等から児童相談所に一時保護されました百十二人の子供のうち義務教育年齢相当の者は八十七人おりますが、このうち既に七十二人が就学しているところでございます。これらの子供の就学は一人一人の状況を十分把握した上で行っておりまして、その学校への適応状況につきましては現在のところおおむね良好であるとの報告を当該教育委員会から受けているところでございます。
○那珂説明員 上九一色村におけるオウム真理教関係施設につきましては、そのうち建築確認対象となる十一棟の建築物すべてにつきまして建築確認がなされております。このうち六棟については、検査済証が既に交付されている状況でございます。
また、現在もオウム真理教関係施設にとどまっている子供につきましての詳細が把握できていないわけでございますが、これらの子供たちへの対応につきましては、今後とも警察、住民登録事務、児童福祉担当部局などの関係機関が密接な連携をとりながら、法令に基づきまして適切に対応を行うように関係する教育委員会を指導してまいりたいと考えております。
○説明員(佐々木宏君) 上九一色村及び富沢町におきますオウム真理教関係施設でございますが、現在までに判明しておりますところでは、建築基準法に基づきます建築確認という手続、これが必要とされるものは十二棟あるわけでございますが、それらのすべてにつきまして建築基準法上の建築確認の手続はとられておるということでございます。
このため、オウム真理教関係施設の就学をしていない児童生徒の保護者に対しましては、市町村教育委員会が就学をさせるよう繰り返し督促をしてきたわけで、具体的には、富士宮市の教育委員会が富士宮市に住民登録があった二十六名の児童生徒の保護者に対して就学の督促を、長いもので五年半、短いもので一年にわたって繰り返してきたわけでございますが、現在まで就学義務は果たされていないところでございます。
上九一色村のオウム真理教関係施設の就学をしない児童生徒の問題は、富士宮市の場合と違いまして、住民登録がなされていないこと、またその居住関係が必ずしもはっきりしていないということ、また警察によるオウム真理教関係施設への強制捜査が続くという異常な状況にあることから、村の対応が非常に困難な状況にあったということについては十分文部省としても理解をしているところでございます。
ただいま防衛庁長官からお話のございました、自衛隊に対して防毒服というか毒ガスを防ぐ服等の貸与をお願いしたわけでございますが、これは、二月の末に東京都内で起きました仮谷さんの拉致事件の捜査のためにオウム真理教関係施設の捜索を実施するためにお願いをしたものでございます。
昨年七月九日と十五日の二回にわたり、山梨県上九一色村所在のオウム真理教関係施設で強烈な悪臭が発生して地元住民が避難する事件が発生した。
そのほか、数都府県において、それぞれの事件解明のため、オウム真理教関係施設などに対し多数箇所の捜索を実施してきているところであります。 以上、これまでの捜査概要を御説明いたしましたが、今後さらに徹底した捜査を強力に推進し、早期にその全容の解明を図ってまいる所存でございます。
また、仮谷さん拉致事件に関係をいたしまして、三月二十二日の早朝よりオウム真理教関係施設二十五カ所に対して一斉に捜索を行いまして、その結果、サリンを製造するために必要とされると見られる薬品類多数を発見、押収して、まだ現在これについて鑑定、分析中という状況でございます。
今回、御案内のように、品川区内における公証役場に御勤務の仮谷さんの拉致監禁事件につきまして捜査を進めておりまして、その過程でオウム真理教の関係者の関与が明確になりましたことからオウム真理教関係施設の捜索を実施したところでございます。