2002-12-11 第155回国会 衆議院 外務委員会 第11号
これは特にオイルロードの安全確保、後でちょっと時間があれば質問しますが、そういったことにも関連してくるわけであって、こういったところは今後どういうふうに動くと考えているのか、また、それについて我が国としてはどういうふうに対応していくのか。お考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。
これは特にオイルロードの安全確保、後でちょっと時間があれば質問しますが、そういったことにも関連してくるわけであって、こういったところは今後どういうふうに動くと考えているのか、また、それについて我が国としてはどういうふうに対応していくのか。お考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。
ペルシャ湾から日本への航路は、別名オイルロードと呼ばれまして、日本のエネルギーの大動脈であります。当時、ペルシャ湾内には常時十数隻の日本タンカーが就航しておりまして、組合も経営側も労使共同して、何としても日本人船員の生命の安全を確保しつつ国民生活のためにもこのオイルロードを維持しなければならない。
この事態法は何しろ中身がありませんので、当然そのころまでにはいろいろな政令や規則ができていてそれによってこの法の精神が貫徹されるとすれば、台湾海峡から南シナ海、マラッカ海峡にかけてはこれは先ほど御紹介したオイルロードのまさに締めくくりのところであります。台湾までは与那国島から見ますとまさに国境的には目と鼻の先でありますし、九州の佐多岬あたりから見渡しても約九百キロです。
○国務大臣(奥田敬和君) 前段で、OSPAR計画に関しての我が国のこれからの役割でございますけれども、御存じのとおり、大変なエネルギー消費というか油を使っている我が国、しかもそのタンカーの航路と申しますかオイルロードはASEANを中心にして大変重要な航路になっておるわけでありますし、先般のバルディーズ号の事故を踏まえまして、やはり初期初動、これが大切であるという形はもう先般の事故の経験によっても明らかであります
イ・イ戦争のときには約八年間、オイルロードを必死に守るために、あのペルシャ湾で大変な苦労をされたこの日本商船隊の皆さんは、ついに二名犠牲者が出たわけです。被弾を受けたわけです。それにもかかわらず、日本の油を守らなきゃならないという必死の、いわゆる船乗り根性、海の男、海に平和を戻せというその熱望のもとにこれを敢行されてきた。
労使の間でせっかくこれを積み上げて、何としても人道的にこの民間の、いわゆるオイルロードも守らにゃならぬし、これから難民の輸送も受けましょう、そういう場合に政府が積極的に政策の面としてこれから対応してほしい、それを願っているわけですよ。先ほど申し上げましたように減少しつつあります船員の諸条件の中では、船員の育成とかあるいは保全の対策を身を入れてやってほしい、それも加わっているんですよ。
そこで私は、マル秘文書を出して、日米の安保協議委員会に提出する日本側の案として外務省と防衛庁が一緒になって案をつくった、その中にオイルロードは守れないと書いてある。さらに七三年一月、石油の海上輸送問題に関する当時のズムウォルト海軍作戦部長の証言があります。これはアメリカ海軍も守れない、恐らく二五%しか守れないであろう、こう証言している。
そうすると、日本の海上自衛隊にその役割を割り振るのは当然なことでございまして、つまり、海のオイルロードを守るとかなんとかではなくて、あるいはまた単なる兵たん線の防衛ではなくて、もっと大きく言えば、このシーレーンというものはアメリカの核艦船を守るという、そういう任務に変わってきたという気がするのです。
ただ、いずれにしましても、本プロジェクトについては、公団としてのフィージビリティースタディーが一度行われまして、それに関連して、志布志地区に備蓄基地が必要である、こういう点につきましては、私どもも全国的な立場から考えました場合に、志布志の地域における、たとえばオイルロードの上にあるとか、それから港湾その他の施設が非常にいいとか、それから全国的な備蓄基地の配置とか、こういう面から見ますと、場所としては
○楢崎委員 アメリカも、例のペルシア湾の輸送路、オイルロード、これは一〇〇%守れないとアメリカの議会で証言しております。いまのアメリカの海軍力をもってしても、うまくいって七五%と言っています。日本の場合は、恐らく総理が想定されておる程度、つまり六億トンであれば約二億トン弱ぐらいはせめて確保したい、それが守るという内容だ、そのための装備を五六中業でいろいろやられるのでしょう。
先生のただいまの御質問で、国家石油備蓄基地として見た場合のメリットは何か、こういう御質問でございますが、純粋に備蓄基地としての機能について申し上げますと、鹿児島に喜入基地というのがございますが、これでもわかりますように、あの地域がわが国の原油のオイルロード上にある、輸送の途中の過程でございますけれども、オイルロード上にあるということ、それから良好な港湾条件を持っていることなど、国家石油備蓄基地として
この志布志プロジェクトにつきまして、純粋に石油備蓄基地としての立地という観点から考えてみますと、わが国の原油の輸送ルート上、これをオイルロードと申しておるわけでございますが、この輸送ルート上にあるというメリット、それからまた良好な港湾条件を持っているということ、こういうようなことから備蓄基地としてのすぐれた立地条件に恵まれていることが確かでございます。
(拍手) これは決して仮定の問題ではなく、最近アメリカによって盛んに強調されている、中東からのオイルロード、海上輸送路の防衛分担問題に関連をしております。こうした問題を対米追随の軍事問題として接近しようとする角度と姿勢そのものが、中東問題の平和的解決を危うくする要因なのであります。
○説明員(土屋彬君) 先ほど申しましたオイルロード、タンカールート周辺の基地並びに海上保安部署に航空機を配置し、船艇を配置しておるわけでございまして、実際的な数字を申し上げますと、船艇につきましてはヘリコプター搭載型巡視船二隻を含めまして、大型の巡視船が十一隻、それから航空機につきましては飛行機が八機、ヘリコプターが二機、合計十機、こういったようなものが公害監視のための活動をいたしておるわけでございます
それで、これ総理ね、ペルシャ湾からのオイルロードを考えても、護衛隊群を倍増しても私はむなしいと思うんです。そういう選択は愚かな選択だという前提に立っているのですけれども、やはりそれよりかパレスチナ問題に正当に対応する、その方が油の安定供給に役立つ、私はこの立場です。総理とその点は余り違わないのじゃないでしょうかね、どうでしょう。
ルートが、オイルロードと普通にいわれるこのルートが非常に長過ぎる、二十日もかかる、場合によっては、しけがあったり何かして来れないと一カ月近くもかかることもあるというふうなことになると、やはり日本のこれは備蓄の問題とも関係するのですけれども、石油に対する、石油基盤の日本経済の非常な脆弱性がそこにはっきり出てくるわけですね。
この中にもオイルロードは知れないと書いてある。自衛隊はこの輸送路がいま言うとおり守れない。自衛隊は何を守るのですか、私はそれを言いたいのです。結局は、軍備では国民の生活を守れませんよ。自衛隊はどこを守るか知らないけれども。国民の生活はいま言ったような状態になる。だから物の発想が、有事になったら日本本土の決戦だから、有事になったらどうするかじゃもう遅いのです。
そういう中に対応いたしまして、ただ、このマラッカ・シンガポール海峡だけがオイルロードだと、日本の生命線だというように思っているところに私は非常に問題点があると思うのでありますけれども、この点についてどういう……、運輸大臣に聞きたい。
○青木薪次君 日本の当局もそうでありますけれども、船主協会が、オイルロードはマラッカ・シンガポール海峡以外にないと断定をしているところに私は実は問題があると思うんですよ。
かつての帝国海軍のように、タンカー、すなわち中近東間のオイルロード、これをいかに守るかというのが海上自衛隊の非常に大きな懸案事項なんですよ。つまり、広域の防衛、遠洋の防衛、これを考えておるのです。だから、三次防で航空母艦を持ちたかったが、それがいれられずに、やっとヘリコプターを載せる四千七百トンの護衛艦に、一応二隻に落ちついているのです。四次防になるとさらにこれは空母型になる可能性があるのです。
日本もその例外であってはならない、こうおっしゃって、つまり中東地域からのわが国への原油輸送ルート、いわゆるオイルロード、これの護衛の必要を強調されておる。そこで、このヘリコプター駆逐艦という、この問題がそれに出てまいる。
すでに第三次防補力整備計画のなかに、中東から日本まで原油を運ぶ「オイル・ロード」を守る構想を織込む」云々といって、生命線ということばを使っているのですね。かつて満州を生命線として攻撃をし、日本の生命線だと言って、シンガポールからマレーまで攻めていった、その生命線が出てきている。
○国務大臣(佐藤榮作君) 春日君が疑念を持たれることが、ちょっと私にわかりかねるのですが、いま言っている西村といいましたか、朝日新聞に出たオイル・ロードの話、それでいわゆる生命線ということばが使われた、かつても生命線ということばが使われた、そのために、その二つが混同され、その危険があるのだ、こういう御指摘のようですが、私はかつての生命線というような表現は今日はない、かように思いますが、これを過去のような