1996-04-11 第136回国会 参議院 運輸委員会 第7号
主たる事故を申し上げますと、まずベルギー沖で転覆し百八十八人が死亡したカーフェリー、ヘラルド・オブ・フリー・エンタープライズ号の事故、これは一九八七年でございます。それから、アラスカで大規模な海洋汚染を起こした大型タンカー、エクソン・バルディーズ号の座礁事故、これが一九八九年でございます。
主たる事故を申し上げますと、まずベルギー沖で転覆し百八十八人が死亡したカーフェリー、ヘラルド・オブ・フリー・エンタープライズ号の事故、これは一九八七年でございます。それから、アラスカで大規模な海洋汚染を起こした大型タンカー、エクソン・バルディーズ号の座礁事故、これが一九八九年でございます。
○北村(汎)政府委員 まず事実関係を申し上げますが、三月九日の夜にアメリカ側から、エンタープライズ号が三月二十一日から二十五日までの間乗組員の休養とレクリエーションのために佐世保に寄港する予定であるという内報がございました。そうして同時に、このことを十一日に発表するということを通報してまいりました。
しかし、キューバ事件、エンタープライズ号事件、プエブロ問題、厚木基地から進発したスパイ機事件で明らかなように、日本人の知らないうちに、おそらくは佐藤総理御自身も知らないうちに、日本に関係のない事件で日本が戦争のせとぎわに立たされるような危険な行動を、アメリカ軍が安保条約のもとで毎日繰り返しておるのであります。
現に、プエブロ号事件のときに、佐世保出港のエンタープライズ号と沖繩基地のB52は北朝鮮爆撃の戦闘体制に入った事実も、その後のアメリカ上院の軍事委員会の報告によって明らかにされております。この場合、北朝鮮、米側のいずれに非があったかの議論よりかも、日本にとっては、その事件によって引き起こされる現実的現象のほうがきわめて重要でありましょう。
第三に、昨日、外務大臣は、「日本海のアメリカ軍の行動は、護衛の範囲である」と述べておりますが、エンタープライズ号をはじめとする二十三隻の艦艇の集結は、護衛の目的どころか、明らかに北朝鮮に対する威嚇行為であり、一大デモンストレーションと言わざるを得ません。これでも政府は、護衛の範囲内であると信じているのかどうか、総理の見解を明らかにしてほしいものであります。
したがって、今回の入港は、先般のエンタープライズ号事件以来、また異常放射能の数値が出たこと等によりまして国民に非常に不安を与えたといういろいろな経過を経まして、日米間で交渉しました結果、また国内的にも観測体制を強化するというような措置をとりました上で、今回、エンタープライズ号あるいは原潜による異常放射能の疑いが持たれた事件以来、初めて入港したわけでございます。
○政府委員(宮地茂君) 御質問の趣旨は、昨年十月のいわゆる羽田事件と申しますか、その問題のような御質問と思いますが、十月、十一月の羽田空港周辺での問題、ことしに入りまして佐世保でエンタープライズ号の寄港に関連してのトラブル、それから、ごく最近では成田空港の問題、あるいは王子の陸軍病院設置の問題、こういうことで、それらの事件に参加いたしました学生の数、これはその都度違いますが、大体におきまして、いま申
エンタープライズ号寄港に反対する人々が全学連に同情的であったという事情も考えられるわけであります。しかし、目的は手段を正当化することはできません。 政治上の見解の相違は、国会において、あるいはその他の場において、言論と文書とその他法律で認められた方法で表現し争うのが民主主義のたてまえである。
こういう現在国会において論争の焦点となっておる各種の問題こそを国民が取り上げて、そして国民にはこういう強い意思表示がある——もちろん国民の中にはいろいろの意見を持っている人があるでしょうけれども、しかし、日本の国がベトナム戦争に協力することに反対、あるいはエンタープライズ号が日本の基地に自由に、かって気ままに出入りすることには反対、プエブロ号のああいう国際的なスパイ艦船に基地を提供することには反対だという
今回のエンタープライズ号の入港等に関連いたしましてその成果をあげるということを急ぐのあまり、本来の民主警察の立場を堅持するということをお忘れになりまして、私どもの最も心配しておる権力警察の立場に立って、適法かつ必要最小限度の措置をとることを誤ったのではないかというふうな印象を受けるわけであります。
先ほど、今回の警備実施につきましては、警察法のたてまえに従って、長崎県警が自主的に警備体制を樹立して、警察庁その他各県に援助の要請に従って装備あるいは必需要員を派遣されたというお話でございましたが、エンタープライズ号の入港が決定いたしましたのは昨年の十月のことでございます。
こういった背景もありまして、それに加えて、最近北朝鮮の緊張、またエンタープライズ号の出動、またベトナムの緊張、こういった国際情勢の緊張が、かてて加えて沖縄住民の不安をかき立てておるわけであります。そこで二月五日に、アメリカの核攻撃力の主力といわれるB52が十数機嘉手納の基地に飛来し、そうして作戦行動に移っておるという状態であります。
しかしながら原爆の被害を受けた日本国民が、特に原爆の直接洗礼を受けた長崎県民が、異常なまでに原子力に敏感であり、平和憲法によって戦争に巻き込まれないことを信じておるにもかかわりませず、そうしてまた、これに近づくことを極端にきらっておるその日本国民の感情を承知されておりながら、休養の目的も補給の理由もさだかでないエンタープライズ号、しかもその寄港直後、他の水域に行くのならばいざ知らず、戦火のちまたである
第二に、アメリカの狂暴きわまるベトナム侵略戦争はむろんのこと、最近のエンタープライズ号の行動やプエブロ号の事件、在日米軍の臨戦体制など、アメリカの朝鮮民主主義人民共和国に対する戦争挑発行為も、わが国を直接の基地として行なわれております。このような事態は、わが国がすでにアメリカの核戦争政策に直接深く引きずり込まれていることを示すものであります。
そうすると、当時の状況は、今日のこのような緊迫した状態というものが想定されていない、ベトナム戦争などが予想されていないのですから、今日エンタープライズ号というものは一体どういうものかというと、これは第二次大戦当時のアメリカの第七艦隊全体の戦力にも匹敵する、こういわれておるわけですね。専門家はみんな言っておる。
将来あるべきこと、こういう攻撃があるかもしれない、あるいはこういう脅かされるケースがあるかもしれないということが想定をされて防衛というものが成り立つとなりますと、先ほど来の論議の中にありますように、いまわからぬとおっしゃるのだからわからぬという前提でものを言って、もしもエンタープライズ号が直接作戦行動といわれるような形でベトナムに出かけて戦争をやった、こうなると、日本はいま長官が言われるカムラン湾のほうじゃないところの
○大出委員 エンタープライズ号の入港に関しまして、政府は七日の新聞に官房長官が発表しているわけでありますが、オズボーン代理大使が直接申し入れをした相手は外務省の東郷北米局長のわけです。九月八日の私の質問に、官房長官がお答えになって、口頭でつけ加えておるという分があるわけです。
ところで、この寄港の目的は休養と補給、こういうことなのでありますが、ハワイに比べて距離的にきわめて近いということが一つ新聞発表のときにございましたが、そこでベトナム海域におって日本に来る、つまり休養と補給、こういうことになるのだと思いますが、エンタープライズ号はいまアメリカの西海岸にいるわけでありますけれども、日本に来る場合、ベトナムの作戦に参加してから来る、こういうことになると理解をしてよろしゅうございますか
○大出委員 先ほどずっと質問してきまして、エンタープライズ号の入港をめぐりまして、 エンタープライズなどというのは一体何をさすのだということについて、ロングビーチ、ペインブリッジともに入ってくる、こういう意味であった。トラックストンはわからない、この段階。だとすると、安全審査をおやりになる立場でしょう、長官のほうは。原子力委員長ですからね。
まして今回エンタープライズ号というフローチングシティー、浮いている都市などといわれるたいへんなものが入ってくるわけですから、しかも一隻でないとすればなおのこと、だとすると、これはあたりまえのことで、当然国民感情をお考えいただかなければ何が起こるかわからないことになる。そこらは私のほうも百も承知で承りたいと思って質問いたしておりますから。
それからエンタープライズ号それ自体について、F4ファントムだとかA5ビジランティーという飛行機を載せておりますが、これはかつて私防衛庁の島田防衛局長を相手にこの席上で論争いたしましたが、ブルパップと申します核ミサイルを積んでいる。
実はこの委員会で来月の六日に、原子力空母のエンタープライズ号入港等をめぐりまして、御発表になった長官にもお出かけいただき、また防衛庁、外務省、科学技術庁等にもお出かけいただいてあらためて論議をいただくというふうに理事会でお認めいただきましたが、それに関連いたしまして最初に二、三点ごく簡単に承っておきたいのであります。
エンタープライズ号の寄港問題というのは、前に浅尾さんに昨年の五月二十八日だと思いましたが、御質問申し上げて、初めて一昨年十一月二十六日にアメリカ大使館から外務省に公な文書が入り、エンタープライズ号を第七艦隊に編入した、したがって、近い将来日本に寄港することがあるということが伝えられたということになっているわけです。
酷評を聞いたりいたしましたが、いまのこの状態で日本が演じておるいわばこのベトナムの戦争を通じて、日本が単に利にさといエコノミック・アニマルというよりも、むしろアメリカのいわゆる補給基地あるいは修理基地というような役割りを演じておるのではないか、あるいは北爆に参加した空母も日本へどんどん入港しておる、原子力潜水艦もやってくる、C130のような大型輸送機もやってきて軍輸送の中継基地を提供しておる、エンタープライズ号
したがって、エンタープライズ号についても国際的な国内的な世論にかんがみた場合には、政府はこれを拒否するのが正しい態度ではないのですか。
○岡委員 それではたとえば原子力艦艇が、特にエンタープライズ号が日本に寄港するということを承認するためには、どのような手続をとられますか。
○岡委員 エンタープライズ号が寄港するとしても、これまでの原子力潜水艦の寄港の慣例によれば、二十四時間前に通告するということになっております。したがってその前に安全審査というものはしておかなければならないことになっております。 それでは、エンタープライズ号等の海上原子力艦艇についての安全審査のための資料は安全審査会あるいは原子力委員会として受け取っておられますか。
して見れば、当然エンタープライズ号についても、原子力委員会としてはやはり的確な機能的な安全性を確認し得るような資料をできるだけ、もちろん軍事機密に属する部分もあるであろうが、できるだけあなた方は収集しなければならぬ。第一そういう場合、あなた方はどういう基準というものをこの安全性の基準とされるつもりですか。
○岡委員 原子力委員会はかつて統一見解でいろいろ意見を述べられたが、この原子力潜水艦についてのそのときの見解では、安全性を十分に審査するということであったが、エンタープライズ号について、その機能的な安全性についての資料というものをあなた方は十分に持っておられますか。安全であると断定できる資料を持っておられますか。
それじゃエンタープライズ号が今度佐世保か横須賀にやってくるというような話があるが、それはやってくるのですか、来ればいつごろやってくるのですか。