2018-05-24 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
実は、昔、マーケットバスケット方式からエンゲル方式に切り替わって、その後、格差縮小方式から水準均衡方式に切り替わる経過でも、しばらくの間はマーケットバスケット方式の計算もやっておられた。私がいましたときはマーケットバスケット方式の計算もやって、それとの比較をしながら決めていたということございます。だから、新しいマーケットバスケット方式も一つの方法ではないかと。
実は、昔、マーケットバスケット方式からエンゲル方式に切り替わって、その後、格差縮小方式から水準均衡方式に切り替わる経過でも、しばらくの間はマーケットバスケット方式の計算もやっておられた。私がいましたときはマーケットバスケット方式の計算もやって、それとの比較をしながら決めていたということございます。だから、新しいマーケットバスケット方式も一つの方法ではないかと。
それに基づいて、その下に表がございますけれども、それまで、パンツが一年で一枚でいい、肌着は二年で一枚というようなマーケットバスケット方式でございましたが、それが、一九六一年、つまり東京地裁判決の翌年にエンゲル方式に変わり、これで四年、さらにそれを改善して、一九六五年から十九年、格差縮小方式がとられて、合わせて二十三年連続して保護基準の引き上げをしていただいたわけであります。
標準生計費方式から始まって、マーケットバスケット方式、エンゲル方式、格差縮小方式、現在は水準均衡方式ということになっているんですね。
生活扶助の基準につきましては、先生も御案内のように、かつてはマーケットバスケット方式をとり、それからエンゲル方式に変わり、そして一般の国民の消費生活水準と見合いながら、それとの格差縮小方式をとってきたわけでございますが、中央社会福祉審議会の御審議も経まして、生活扶助基準の水準というのが、一般の国民の消費支出の六〇%を超える大体六二、三%に達するということで、一般の国民とのバランスから見ても、従来の格差縮小方式
○翁政府委員 生活保護基準の問題でございますが、御承知のとおり、昔はマーケットバスケット方式あるいはエンゲル方式というようなことで毎年の生活保護基準の策定をいたしておりました。ここ十年ばかり、こういったことについて低所得階層の人々の生活を向上させるためには、一般の勤労世帯に少しでも近づけることを保護基準の内容にいたしまして、そういうことで例年保護基準の改定をいたしているわけでございます。
をしていくと、マーケットバスケット方式の際には、当時の記録を見ますと、光熱水費が一カ月幾ら、衛生材料費が幾ら、こういうふうに費目を明示をして、そのトータルがいまの二級地の三人、一万二千九百六十円ならばそのトータルになる、こういうふうになっておったと私は当時の資料から類推をするのですが、その追跡をしていった場合、その当時のマーケットバスケット方式のときめ金額をたとえば一万円としますね、ところがそれがエンゲル方式
はわかったのですが、いま言った物価上昇予測の分と、それから格差縮小分ということを聞いておるのですが、それに関連して、私ケースワーカーの経験を持っておるのですけれども、生活保護基準の組み立て方を見た場合に、教育とか住宅は一応除いて、生活扶助だけとられた場合に、たしか二十五、六年に生活保護法が新しくできて、それから三十年代までいわゆるマーケットバスケット方式がある程度続いて、四十四、五年ころまではエンゲル方式
先ほどお話があったように、生活扶助基準算定の基礎数字が三十九年ごろの数字であろうと、エンゲル方式で出したというぐらいな答弁しかできないような根拠薄弱なもの、それをもとにして扶助率を上げてきても、その上げ方というものは、いま指摘したとおりに物価の上昇に比べるときわめて不十分なものである。
たとえば、三十九年なら三十九年にエンゲル方式で出した、そのときの数字をもとにして、その後の物価動向なり個人消費の支出の伸びなりを勘案しながらパーセンテージを掛けてきたと、こういうのかどうか。もとの数字がなければ何にもやれぬでしょう。それを聞いておるわけだよ。
○矢山有作君 そうすると、要するに、厚生省の記憶は確かでないが、いずれにしても、三十九年度ごろのエンゲル方式で算出したその数字を基礎にして、その後の状況で上げ幅を掛けて出してきておる、こういうことで確認してよろしいね。
現在、生活扶助基準の算定につきましては、格差縮小方式というものをとっておりまして、昔のマーケットバスケット方式あるいはエンゲル方式のときのように、飲食物費は幾らというふうな積み上げ計算はいたさず、総体としての生活扶助基準を上げておるのでありますが、野菜等を自給しておる人もおられるような場合に、自給認定基準というものをつくりますので、そういった意味で、実行上生活保護法の一類経費というのがございますが、
したがって、当然それによって、もうエンゲル方式を克服して新しい方式でやっているのでございますから、かつて栄養審議会の答申にございましたような栄養基準量、必要な栄養所要量というものは、その最低生活費でまかなっているという前提でやっている方式でございます。
要するに、かって私どもほんとに経験しているのですが、マーケットバスケット方式、エンゲル方式と、こうやってだんだんやってきたのですよ。それで、国会でも、メザシの頭をどうのこうのとやられたことがあるのです、ほんとうを言うと。そういうことはおかしいじゃないか、一般水準と近づけるようなやり方をしようや、こういうことで今日来たわけでございます。
○高木(玄)政府委員 先生の言われるような趣旨で、かつてエンゲル方式というもので最低生活費をはじいておったわけですね。その場合には、栄養審議会の答申にかかる基準所要栄養量、これを確保するに足る飲食物費というものを積み上げて、それをエンゲル係数から逆算して総生活費を出したというやり方、このやり方を四十年に中央社会福祉審議会の答申で現在の方式に切りかえている。
それから保障基準の設定の問題でございますが、戦後は御承知のように、マーケットバスケット方式とかエンゲル方式かいろいろございました。しかし現在は、一般の世帯の生活水準に近づけるという努力をしておったわけでございますが、こうしたきめ方につきまして、私どももいろいろ考えなければならぬ問題があろうと思います。いずれ、これは書面でということでございますから、書面で提出をさしていただきたいと思います。
一万円しか増加しなかったわけでありますが、大蔵省自身が昭和四十二年度において個人の最低生活費をエンゲル方式で計算して、二十一万九千八百十六円と、こうなっているんです。四十三年度の試算をなされているかどうかわかりませんが、そういった点から、私たちは、最低少なくとも二十四万円ぐらいの基礎控除があってしかるべきではないか、こういう考えでございます。
ところが、それでは生活保護は伸びないというので、エンゲル方式というのに三十六年から切りかえました。したがって、飲食物費だけまず積み上げまして——現在はまたマクロ方式に変わっておりますけれども、積み上げて、それからその程度の飲食物費を出しておる。いわゆるエンゲル係数ですね。
○説明員(今村譲君) これは最初マーケット・バスケット、それから三十六年からエンゲル方式というふうなものをとっておりますが、実は昭和三十八年の暮れぐらいから社会福祉審議会の生活保護分科会というものがございますけれども、そこで今度、ちょうど先生がおっしゃったように、被保護者というものをどういうふうに一般国民の平均、あるいは第一十分位、第一五分位というふうに比率を考えていくべきかという根本問題について御審議願
○牛丸政府委員 これは、計算の基礎はいわゆるエンゲル方式でやっておりますから、一応本人がそういうものをその経費の中でやるならばいいわけでございますが、計算の基礎としては入っておりません。
○説明員(牛丸義留君) これはまあ、いまいわゆるエンゲル方式ということで、生活保護基準を策定をしておるわけでございます。それは食料費と、それからその他の生活費というように分けて考えているわけでございます。
ところが、実際問題といたしましては、そのような形の世帯というものが割に少なくっなて参っておりまして、現在では生活保護世帯の平均の世帯員数というものは四人くらいが平均になっておる、それからいろいろ生活扶助について論議します場合に、やはり普通の世帯、夫婦二人に子供が二人といったような普通の世帯をとることが適当ではあるまいかというように考えましたことと、それから昭和三十六年からエンゲル方式に改めたわけでございますが
○大山(正)政府委員 生活保護基準につきましては、昭和三十六年度から、御案内の通り算定方式——従来積み上げ方式でありましたのを、エンゲル方式ということにいたしまして、飲食物費等につきましては、栄養審議会の答申によりますカロリーを基礎といたしまして計算し、その他の経費につきましては、その生活保護費に相当する程度の支出をしております。
○小林(進)分科員 私は、このエンゲル係数は、正しく今日における国民の中の憲法でいわれる健康にして文化的なる生活を保障するに足る係数が出るか出ないかは、これはまたあとでお伺いすることにいたしまして、あなた方がおやりになりましたエンゲル方式に基づくといたしましても、そのエンゲルはあなたも御承知のように三〇%までがややゆとりのある生活だ、四〇%以内にとどまる場合にはわずかに慰安の持てる生活だ、人間生活としては
そういうような観点からいたしまして、国民生活の一般の伸び、あるいは消費物価あるいはその他のことを総合的に勘案いたしまして、大体この程度が本年度の、あるいは来年度の生活保護基準として適当であろうという点できめてやるというような形に相なるわけでございまして、その場合に、飲食物費その他の経費というようなことにつきましては、エンゲル方式を用いて計算するというやり方をとっておるわけでございます。
従来はあらゆる面におきまして、物量々積み上げて計算をするやり方をとっておったわけでございますが、必ずしもこれは実情に合うものではない、と申しますのは、個々の家庭におきまして、それぞれ必要なものが違うのでございますし、それらを平均して物量を積み上げるということは必ずしも適当でない、かように考えまして、むしろエンゲル方式によって算定することが適当であろう、かように考えたわけでございます。