1998-04-10 第142回国会 衆議院 外務委員会 第7号
国防省の基礎研究投資は、軍事機能または活動に潜在的に関係がある十二の専門分野、すなわち物理、化学、数学、コンピューター科学、エレクトロニクス、材料科学、力学、地球化学、海洋学、大気圏・宇宙科学、生物科学、認知・神経科学に焦点が置かれているとあります。このように、宇宙科学分野における基礎研究を軍事的可能性の面から重視しております。
国防省の基礎研究投資は、軍事機能または活動に潜在的に関係がある十二の専門分野、すなわち物理、化学、数学、コンピューター科学、エレクトロニクス、材料科学、力学、地球化学、海洋学、大気圏・宇宙科学、生物科学、認知・神経科学に焦点が置かれているとあります。このように、宇宙科学分野における基礎研究を軍事的可能性の面から重視しております。
三番目に、それと同時に薄膜とか単結晶の作製の技術の開発研究も非常に大事なものでございまして、例えば線材はそういうふうに送電線とかあるいはコイルに使って超電導磁石なんかをつくるわけですが、薄膜あるいは単結品にできますと、エレクトロニクス材料の部品として使用されるわけでございますので、そういう薄膜、単結品の作製技術の研究も今後とも非常に重要になるかと思います。
こういう状況が今の状態でございまして、今の字句で見ると、技術全体は宇宙科学、原子力、生物学、エレクトロニクス材料というのが牽引力になっているという状況がおわかりになると思います。 それから、材料と産業の関係を、私たち材料開発する者は産業の構造の動向を見定めませんと、材料のマーケットニーズというものがわかりませんので、このような解釈を一つしております。これは参考に申し上げておきます。
先ほどのセラミックエンジンあるいはエレクトロニクス材料でもそうですけれども、いずれも材料の表面、あるいはセラミックの場合ですと、セラミックというのは、焼き物といいますと小さな結晶が焼き固まっておるわけでありますけれども、その小さな結晶と結晶の境界、これを界面と言いますが、この界面あるいはエレクトロニクス材料の場合の表面、例えばICとかあるいはセンサーというものは全部材料に表面を使うわけでありますけれども