1993-02-26 第126回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
若干私は違った観測をしておりまして、もちろんCSCEタイプのものでどういうことを意味するかによるんですけれども、とりあえずアジア・太平洋の地域的な、いわゆる多角的といいましょうか、たくさんの国が一緒になってアジア・太平洋地域の安全保障の問題について議論する場というふうにとりあえず定義しておきますと、そういうものが必要ではないかということを例えばカナダの当時のクラーク外相が言い、オーストラリアのエバンス外相
若干私は違った観測をしておりまして、もちろんCSCEタイプのものでどういうことを意味するかによるんですけれども、とりあえずアジア・太平洋の地域的な、いわゆる多角的といいましょうか、たくさんの国が一緒になってアジア・太平洋地域の安全保障の問題について議論する場というふうにとりあえず定義しておきますと、そういうものが必要ではないかということを例えばカナダの当時のクラーク外相が言い、オーストラリアのエバンス外相
コンファレンス・オン・セキュリティー・アンド・コオペレーション・イン・エーシア・アンド・パシフィック、すなわちCSCAP、Pが必要だと思うのですが、ということを提案をしてきておりまして、オーストラリアのエバンス外相も同じような考えのようで、と私が言うとどうも大変僭越ではございますが、日本の外務省はずっとどうも否定的な態度をとっておられる。
あるいはオーストラリアのエバンス外相は、太平洋・アジア地域にCSCEのような構想ができないものか。 また、私は従来当委員会で申し上げているように、アジアはカンボジア問題、朝鮮半島問題、日ソ間には領土問題というものがあって、まだまだこの地域は各国の経済水準がヨーロッパと比べて非常に低い。
また、オーストラリアのエバンス外相も、アジア・太平洋の安全保障をどうするかという考え方を主張しております。現在、外相間でいろいろと模索が行われておりまして、私どもは、まずこのアジアの紛争問題を解決して恒久的なアジアの平和のための話し合いの場をつくっていかなければならない、このように考えております。
それに同席をされたインドネシアのアラタス外相とかあるいはオーストラリアのエバンス外相とかいろい ろの方々から御意見を聞いておりますけれども、やはり日本が、和平が構築された後のいわゆる選挙管理あるいは経済復興に協力するという姿勢ではなしに、積極的に今後カンボジア和平へ向けてのプロセスに協力するべきであるという考え方を立てまして、実は今年の二月に外務省の河野課長をへン・サムリン政権の支配下のプノンペンに