2014-04-15 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
質問が順番が違いましたが、とにかく、これからトリウムに関する新しいエネルギーを生み出すため、プルトニウムの削減につながるこのトリウム溶融塩炉ですか、第四世代に対する核廃棄物の保管期間の短縮や安全性、エネルギー効率性、現在世界でも運用されている原子炉と比較にならないほど高いという、また、元電力中央研究所理事である工学博士の服部禎男先生が提唱する超小型原子炉など、検討に資するものと思います。
質問が順番が違いましたが、とにかく、これからトリウムに関する新しいエネルギーを生み出すため、プルトニウムの削減につながるこのトリウム溶融塩炉ですか、第四世代に対する核廃棄物の保管期間の短縮や安全性、エネルギー効率性、現在世界でも運用されている原子炉と比較にならないほど高いという、また、元電力中央研究所理事である工学博士の服部禎男先生が提唱する超小型原子炉など、検討に資するものと思います。
また同時に、ある意味で、日本の強みの環境技術のいわゆるエネルギー効率性というものは、今後、地球環境問題全体の解決ということで考えても、恐らく非常に大事な問題でありますし、これは日本の国益ということだけではなくて、地球環境問題、温暖化問題の解決という意味でも、これをいかにプロモートしていくか、そんなことが大事なことではないかというふうに思っているところでございます。
それから、やはりエネルギー効率性を改善していくためのインセンティブをもっと付けていく必要があるのではないかということですね。残念ながら、自主行動計画の場合には、よく言われていますキャップというものが掛けられておらずに原単位で目標を設定していることが多いですから、生産量が増えれば簡単に排出量が増加してしまうという、そういう構造になっていることが一番問題です。
つまり、私が日経新聞に書いた記事をコピーしてございますのでそちらを詳しくはというふうには思いますが、非常に単純に言いまして、過去の排出量の平均でいくのか、あるいはオークションをいきなり掛けてしまうのか、あるいはベンチマーク方式といいまして、一種のエネルギー効率性基準というものでいくのか、キャップが決まった場合にそれをどういうふうにそのキャップの中で配分をするのかに関しては幾つかの公平性の考え方があります
私どもといたしましても、このままこの状況を放置いたしますとエネルギー効率性が高いという我が国運輸部門の特性が失われ、二〇一〇年には九〇年比四〇%増加というような数字も危惧されるところでございます。そういうことで、交通システム全般を見直しまして、公共交通機関の利用促進を通じて環境に優しい交通体系を再構築するということも極めて重要な課題だというふうに認識しております。