2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
○柿沢分科員 先ほど来おっしゃられている見える化というのは、ヨーロッパでいうとエネルギーパスということで、実際に、住宅の販売や賃貸に当たって、エネルギー性能を表示するということが義務化されている。これも是非国交省で取り組んでいただきたいテーマの一つで、今日は深入りしませんけれども。
○柿沢分科員 先ほど来おっしゃられている見える化というのは、ヨーロッパでいうとエネルギーパスということで、実際に、住宅の販売や賃貸に当たって、エネルギー性能を表示するということが義務化されている。これも是非国交省で取り組んでいただきたいテーマの一つで、今日は深入りしませんけれども。
○石井国務大臣 一般社団法人日本エネルギーパス協会ほか六団体が、二〇二〇年までに新築住宅・建築物の省エネ基準への適合義務化を求める声明を発表されていることは承知をしております。
EU全土で義務化されている、家の燃費を表示する証明書、エネルギーパスが日本にはございません。 EUでは、一年を通して快適な室内温度を保つために必要なエネルギー量が、床面積一平方メートル当たり、どれだけ、何キロワットアワー必要か数値化され、賃貸契約や売買契約時の指標の一つともなっています。
○田嶋委員 ドイツのエネルギーパスのように、義務化でやれている国はやれていますから、課題はあってもちゃんとやっていただきたいと思います。
エネルギーパスという団体がありますけれども、まずは見える化させていくことです。見える化するとびっくりします。既存の流通している家も含めて、そのことをぜひとも力を入れていただきたいということをお願いしまして、質問とさせていただきます。 以上です。
EUでは、エネルギーパスと呼ばれる住宅の省エネ評価制度が義務化されています。ドイツにおいては、既存住宅のエネルギー消費性能表示についても省エネ政令などに大変詳細に規定されています。
ドイツなんかでは、エネルギーパスというようなことで、一目見れば誰でも、ああ、これだけこの住宅のエネルギー性能、住宅面積平米当たりのエネルギーの消費量で表示いたしますから、電気代がどれだけ安くなるというようなこともわかる制度になっています。そういったところを目標にしながらやります。
特に印象深かったのは、現地で面談した邦人の方々が、ドイツでは、排出権取引、環境税、エネルギーパス、飲料容器のデポジットなどの温室効果ガスの排出抑制に向けた制度が整備され、国民が協力する社会をつくり上げていると評価していたことであります。
そういう点からすると、私が感銘を受けた本、いっぱいあるんですけれども、この件でいうと、「ソフト・エネルギー・パス」、エモリー・ロビンスが書いた本が一九八〇年代の前半にありました。日本のソフト・エネルギー・パスというので槌屋治紀さんとかがああいうのを書かれて、室田泰弘、室田武といった人たちが似たような本を一九八〇年代の前半から後半にかけていっぱい書いています。
ですから、通産省もそれらについて今努力をされておられると思うんですけれども、しかし私は、日本政府のソフトエネルギー・パスの目標値というのは何か消極的で少な過ぎるのではないかと思います。
それから、第二の点でございますが、先ほどちょっと申しましたように、確かに初期の話であれば、原子力を中心のハードエネルギー・パスといいますかそういう路線を考えてきて、軽水炉からその炉の中でエネルギーを繰り返し再生利用できる高速増殖炉、そして最終的には地上に太陽をというような形で核融合ということがバラ色に描かれていたことは確かだというふうに思うんです。
○小澤(克)委員 ソフト・エネルギー・パスを書きましたエモリー・ロビンズが、その後、たしかアメリカの国防総省からの委託を受けましていろいろ調査研究して、その結果を「ブリトルパワー」という本に著しているのですが、巨大技術というのは、動いているときは非常に便利といいますか、いいんだけれども、逆にちょっとしたことで動かなくなる、非常に脆弱性を持つというような指摘をしているんですね。
例えば、よく御承知かと思いますが、約十年前にアメリカのエモリー・ロビンズという男が「ソフト・エネルギー・パス」という本を出しましたが、これは単にエネルギーの問題というよりも、人間社会の発展形態が大規模集中型を中心としてきた、こういう形でいいのだろうかということに焦点を当ててそれと違った考え方を示したもので、大変に物議を醸したわけでございます。
例えば、私はソフト・エネルギー・パスという形で進んでいくのがいいと思っておりますけれども、現状はこれに対してハード・エネルギー・パスという形で進んでいくわけであります。こういった点で基本的な論点をまず正確に論議していく必要があるというのが第一点であります。
さらに、先生は、今後の日本の社会構造の変化に合致するエネルギー戦略としてのソフト・エネルギー・パスの重要性を多くの著書の中で論じておられます。例えば、政府の長期エネルギー需給見通しては、今後のエネルギー需要増の多くは、石炭、原子力及び省エネルギーの推進によって賄うこととされております。しかし現状は、太陽とかあるいは風力、バイオマス等の再生可能エネルギーのシェアは本当に小さいんですね。
○丸谷金保君 ソフト・エネルギー・パスなんかの方の関係に対する、太陽熱だとか、ああいうソフトなエネルギーの開発、こういう方の関係はどういうふうになっているんですか、質問通告にないので申しわけないんですが。
日本の場合、安全性に大変自信を持っておられるようでありますが、私はその安全性は先般の国民各層からのアンケートによっても、まだまだぬぐい去ることができない不安がたくさんあるということを今さっき申し上げましたが、そういう意味合いからも、片方ではソフト・エネルギー・パスと申しますか、きれいな、未来永劫と言われている自然の波力とか風力とか太陽熱、地熱、いろいろあると思うのですが、これらについての開発計画をひとつこの
もっと日本は石油依存から脱却するためにはソフト・エネルギー・パスを強化しなくちゃいけないけれども、こういうのは地方の条件に応じて先端技術を使って公的セクターができれば民間企業の活力を使う形で進めるのが一番よろしいんじゃないかと思うんです。
一部の政党では、原子力は危険だからほかのソフト・エネルギー・パスとかいうことでやったらどうかとかいろいろ議論がありますけれども、やはり机上の空論ではどうしようもない。やはりわれわれ民族がしっかりこれから繁栄を続けるためには原子力エネルギーに頼らざるを得ない。 そこで、原発の建設推進ということは大変大事なことだと思うのです。
○丸谷金保君 わが党は、四月一日に、「ソフト・エネルギー・パス」の著者であるロビンズ氏を呼んでいろいろお話も伺いましたし、そういう立場で党としても主張をしていくという考え方でおるわけでございます。これは一つは、いまのエネルギーの要するにスケールメリットの問題もありますが、そういうシステムを変えていく姿勢がないとなかなか入っていかないのじゃないか。
○政府委員(森山信吾君) いま、お話しのソフト・エネルギー・パス、これは私どもも大変貴重なお考えだというふうな受けとめ方をいたしております。ただ、反対の意見もあるという御指摘がございましたように、いわゆるスケールメリットの点から言いますと、現段階ではエネルギーの大きな供給源になり得ないということも現実の問題ではないかと思うわけでございます。
最近、「ソフト・エネルギー・パス」という本を書いたロビンズが日本にやってきて、これが大変ブームみたいになっておりますが、しかし、いわゆる新エネルギーで日本のエネルギー問題が解決するはずはございません。また、世界各国を見ましても、それでエネルギー問題が解決するはずもございません。あるいはそれによって国の経済成長が維持されるわけでもございません。