運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
19125件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1955-05-27 第22回国会 参議院 本会議 第16号

特に来たる八月にはジュネーブ会議があり、ここでは世界各国エネルギー不足とこれを解明するための原子力平和利用策並びに国際的協力体制の観点からこの問題が討議されんとしているとき、わが国としましては、この重要な国際会議の終了後まで待機いたしまして、慎重にその態度を決して、決しておそくはないのであると思いまするが、何ゆえに焦燥にも似た急ぎ方をしているのか。

森崎隆

1955-05-26 第22回国会 衆議院 内閣委員会商工委員会連合審査会 第1号

そういう場合、油との競合関係を一体国内においてどう調整していくかという一つの問題を取り上げましても、また電力のこれからの開発関係を考えましても、たとえばこれら三つの燃料というエネルギー源の問題を取り上げまして、これを総合調整するという場合、単に資料を提出させるのだ、勧告するのだというだけで、この間の調整が摩擦なく、あるいは経済的に非常な悪影響を起さないで、あるいは競合というような形を通さないで、

永井勝次郎

1955-05-26 第22回国会 衆議院 内閣委員会商工委員会連合審査会 第1号

それは、今日までのエネルギー源は、重力エネルギー、化学反応エネルギーから、核の分裂のエネルギーに変った。これは人類最後の大革命であるかと思う。この間も私はホプキンスに、あなたの理想はということを聞いたら、海水から原子力発電によってウラニウムをとって、さらに原子力発電をやる、パーペチュアル・モーション、無限動力世界を築くのが自分理想だ。

齋藤憲三

1955-05-26 第22回国会 衆議院 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号

○長谷川(四)小委員 薪炭の方は官房長の御専門でないから御専門の方から一つお聞きしていきますが、総合エネルギー対策を立てる場合に、価格すなわちコスト基本として立てられておるように考えられない。まずコストが第一義でなければならないと思う。こういうことを作るのはだれでも作れるのであって、言うことでなくて中小商工業者が今日一番大事に考えておることはすなわち炭価であります。

長谷川四郎

1955-05-26 第22回国会 衆議院 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号

岩武政府委員 お手元に「エネルギー総合対策」というものをお配りしてあると思いますが、それが今委員長お話のございました総合燃料対策に当るものでございます。燃料という言葉よりも、エネルギーとしまして換算してみた方がいいだろうということで、エネルギーという文句を使ったわけでございます。

岩武照彦

1955-05-26 第22回国会 衆議院 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号

各種のエネルギー不足の見通しの数字エネルギーの増産と拡張の数字はわかったのであるが、その結果日本産業のおもなるものと家庭生活に安くどういうふうに寄与しておるかという資料と、どのエネルギーを増産拡張した方が今後エネルギーを安く上げることができるかというこの二つの資料一つ作って出していただきたいと思います。  本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。  

伊藤卯四郎

1955-05-25 第22回国会 衆議院 外務委員会 第9号

今安川さんのお話をちょっと伺っておりますと、御説明があったようでありますので省略いたしますが、将来原子力というものが人間のエネルギーの源として非常に平和的に利用されるべきものであるということは議論の余地がないと存じます。ただそこへいきます途中、いろいろな問題がからんで参ります。ことにこれを悪用すれば人類にとって非常に不幸な事態になるということであります。

朝永振一郎

1955-05-25 第22回国会 衆議院 外務委員会 第9号

いろいろほかのエネルギー事情が大へんだということをおっしゃるのでありますが、そんな大へんエネルギーをどのように大事にお扱いになっていらっしゃるかといいますと、大へん粗雑に扱っていらっしゃるようにわれわれには見受けられる。だからそっちをおやりになれば、一年や二年延ばしても差しつかえない。

武谷三男

1955-05-25 第22回国会 衆議院 外務委員会 第9号

と申しまして、日本エネルギー源が少いのかと申しますと、必ずしもそうとは思えないのでございまして、日本がこれだけ工業化することのできたのは、エネルギー源があった、石炭があり、水力があったということだと思うのであります。あったればこそ、今日までの状態を作ることができたと思っております。

安芸皎一

1955-05-25 第22回国会 衆議院 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第2号

資金の効率的な運用をするという際に、各産業部門が、自分のところだけで問題が処理できるわけではありませんので、特に石炭というような問題になりますと、先ほど御指摘になりましたような、今後のエネルギー資源としての石炭の需要がどうなるであろうか、あるいは電力との関係でどうなるであろうかというような、石炭について考えますれば、同時によくいわれますエネルギー総合対策前提に立った石炭なり電力合理化、同時に資本

松尾金蔵

1955-05-25 第22回国会 衆議院 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第2号

齋藤憲三君 一年生でよくわからないのですが、経済審議庁の書かれたものを拝見いたしますと、経済計画の大綱をお示しになっておるのでございますが、他の実施官庁に関する問題は別といたしまして、通産省に関する繊維、エネルギーその他科学技術振興対策基本産業というような問題に関しまして、いろいろここに構想を盛られておるのでございますけれども、これはやはりこの計画を御発表になりますときには実施行政機関とよく打

齋藤憲三

1955-05-25 第22回国会 衆議院 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第2号

松尾政府委員 第一のエネルギー総合対策の点は、先ほど永井委員からの御質問のときにも御説明いたしましたが、当然このような計画のときにはむしろ前提として出ておらなければならないような重要な問題だったと思います。もちろん従来からもしばしばこういう問題についてはエネルギー・アンバランスという見地からいろいろ検討をしておったのでありますが、なかなか御指摘のようにむずかしい問題であります。

松尾金蔵

1955-05-24 第22回国会 衆議院 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第3号

いろいろな調査をいたしまして、日本エネルギーをどうすべきかというようなことをやっておりますけれども、それを生かすといいますか、それを行政に反映するところでやはり力がないのでございます。私どもスタックとしましては、大体学術会議委員とか各省の人が集まって会議をやっておりますけれども、そういうような、スタックとしましては、深く掘り下げて研究するという力が割合に乏しい。

鈴江康平

1955-05-20 第22回国会 参議院 予算委員会 第12号

実際に十キロワットのノースカロライナ州立大学で作りましたものを見ましても、でき上りましてからこれを原子力エネルギーを取り出すまでには、非常な慎重な経過でほとんど出力がないような状態にして一週間くらいはやってみて、それからそれを一キロワットぐらいに上げまして、そうしてまた相当時間やりまして、それからまたそれを二キロワットに上げまして相当やるというような工合にやっておるのを見ましても、それはウォーター・ボイラー・タイプ

駒形作次

1955-05-20 第22回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

初めから恩恵的に日本エネルギー資源をただふやしてくれるということではなかろうと思いますが、一番私のおそれますのは、そういう形で日本原子力が持ち込まれまして、日本最終産物としてのエネルギーだけを買わされて、日本自身原子力に関する何らの副産物をも得ることができないという形で日本の中に原子力が植えつけられるということは、私としても非常に残念なことだと思うのであります。

伏見康治

1955-05-20 第22回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

これは国によって多少差がございまして、原子力エネルギー源として使うということを将来の目標に置きまして、そうして国として何か仕事をしようとしておるのが大部分でございます。民間と申しましても、民間が将来のエネルギー源としての原子力研究を始めようとしている場合にも、現在のスタートの姿は国として動いているわけでございまして、つまり国家的な一つ研究体制というものを作ろうとしておるわけでございます。

伏見康治

1955-05-19 第22回国会 衆議院 商工委員会 第14号

そこで私から申し上げるまでもなく、将来は一切のエネルギー源というものは核分裂時代になるということは事実であります。今日までは重力化学反応によるところのエネルギー源であった。それが元素の核分裂によるエネルギー源の時代ということになりますと、これは人類社会が何次元飛ぶかということであります。

齋藤憲三

1955-05-19 第22回国会 参議院 予算委員会 第11号

ガス日本エネルギー総合対策の面からみまして、都市家庭燃料の分野を受け持つのが至当だと考えられます。資源調査会あたりの勧告も、日本木材資源の隘路等の見地からいたしますると、中都市まではやはり都市家庭燃料ガスを普及さした方がいいというふうな結論になっております。その線に沿いましてこの普及五カ年計画というものを昨年から実施いたしております。

岩武照彦

1955-05-18 第22回国会 衆議院 商工委員会 第13号

中崎委員 時間の関係でこれでやめますが、実際においてたとえば重要なエネルギー問題解決一つ方法として今重油に関税をかけ、一面重油消費規正をして使用度をできるだけ減らしていくということ、これは国家の産業の正しいやり方から言えば、私はむしろ変態的なあり方だと思う。言いかえれば経済的で優秀な石油というものを規制する。これは世界の現在の傾向である。

中崎敏

1955-05-18 第22回国会 衆議院 商工委員会 第13号

石橋国務大臣 六カ年計画の方には、むろん電力その他すべてのエネルギー源についての検討はいたして、入っているわけであります。われわれとしても、むろん電力重油も一緒に考えておるわけでありますが、今ただ総合燃料対策として一つにまとまった、大した作文はできておらぬ、こういうことでありますが、しかしある程度できておりますから、申し上げてもけっこうであります。

石橋湛山

1955-05-18 第22回国会 衆議院 外務委員会 第7号

がいいことははっきりわかっておりままが、何しろそうやっていると利益がない、こういうふうなことで、手つとり早くやろうというために外国の技術をなるべくそのまま持ってくるというような事実があったのでありますが、今後の日本の進み方は、どうしても日本独特で、日本自主性を持ってやっていく、特に原子力につきましては、これは日本といたしましてはどの国よりも平和的にこれを利用することが一番必要だと存ずるわけでございまして、御承知のごとく、天然のエネルギー

高碕達之助

1955-05-17 第22回国会 参議院 商工委員会 第5号

○国務大臣(高碕達之助君) もう一点、エネルギー資源として原子力を考えると同時に、放射能利用、これは存外広く行われているようであります。これは実験も済んでおりまして、私も見たのであります。たとえばポテトを殺菌すること、それから魚のようなものを殺菌する。それからもう一つは植物の肥料の吸収率をみるとか、そういう放射能利用するということも、等閑に付すべきものでないと思います。

高碕達之助

1955-05-17 第22回国会 参議院 商工委員会 第5号

栗山良夫君 原子力平和利用に対する取扱いのいろいな問題については、私も衆議院の予算委員会で行われたことは大体承知いたしておるのでありますので、重複して質問申し上げたいと思いませんが、ただ、今高碕長官お話を伺っておりますと、原子力経済的利用を、あえてうたわれたその本旨とするところは、やはり日本エネルギー資源を、これによって補っていこう、こういうお考えだと承わってよろしゅうございますか。

栗山良夫

1955-05-17 第22回国会 参議院 商工委員会 第5号

で、問題はアメリカで作られた濃縮ウラニウムをそのまま日本へ持って来てエネルギー源に補給をするということになれば問題は非常に簡単なんです。ただ経済的に引き合うか引き合わないかは別ですけれども……。今おっしゃったように、コンマ四セントくらいでアワーができるということになれば、これはいいわけです。

栗山良夫

1955-05-17 第22回国会 衆議院 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第1号

とにかく重力科学万能エネルギー時代が過ぎて、核分裂の世の中になったということは、これはまだ人類社会がかつて経験しないところの大きな革命だと思うのです。この間湯川博士の明日に対する心構えとかいうのを読んだのですが、もう湯川博士のごときは原子力時代はいやだと言う。

齋藤憲三

1955-05-16 第22回国会 衆議院 予算委員会 第14号

日本アメリカの方式による、そうして制限された状態において、日本エネルギー資源開発が行われるんだということになれば、火力発電あるいは水力発電原子力発電の発展に応じてあるいは減って参るだろうと思います。そのときにアメリカに完全に原子力発電が抑えられておるということになれば、日本産業アメリカに掌握されるという状態になるだろうと思います。

志村茂治

1955-05-16 第22回国会 衆議院 予算委員会 第14号

原子力はその利用方法いかんによっては人類を滅亡させもするし、また使い方によっては人類に対し無限の新しいエネルギー供給資源ともなるのであります。原爆の製造に参加しましたアメリカにおいて、これらの学者たち原子力が百万人の殺戮メガ・デスといわれておりますが、兇器となったのは、学問の領域に政治が入り込んで来ている。言いかえれば学問政治が支配したがための結果である。

志村茂治

1955-05-13 第22回国会 衆議院 商工委員会 第11号

中崎委員 次に総合エネルギーの問題とも関連しておるのでありますが、また国土保全の意味においても必要だというので、この商工委員会の中に木材利用合理化という小委員会が持たれておるのであります。それによりまして、できるだけ木材資源を有効に使うために、またその補足をするために、木材工業生産品によってかえていこう。

中崎敏

1955-05-13 第22回国会 衆議院 商工委員会 第11号

中崎委員 もう時間もないようですから次の質問へ進みますが、まず総合エネルギーです。これは国の産業経済基幹になるものでありますが、この総合エネルギーの問題についてお聞きしたい。まず総合エネルギーとしては、石炭石油電力、それにガスあるいは燃料用薪炭等の問題も関連しておるのでありますが、そのうちの石炭電力石油について、その関連性について申し上げたいと思うのであります。

中崎敏

1955-05-12 第22回国会 衆議院 商工委員会 第10号

それから第二の原子力の問題につきましては、これは現在各方面からの報告を私は聞いておりますが、これは将来どうしても日本の国はエネルギー資源から考えても一番先に原子力利用すべきものだ、こういう観念でありますが、これはあまり飛び離れては困るので、私どもの今基礎にあります数字は、現在六万キロぐらいのものを作れば——一キロワットがアメリカ金の〇・七セントといいますから、約二円五十銭ぐらいでできるそうであります

高碕達之助

1955-05-10 第22回国会 衆議院 商工委員会 第8号

しかしそうかといって野放しに無計画にいくことはできませんから、まず基幹産業を初めとして、いわゆる先ほど申しました石炭のごときは、相当の計画のもとに生産性を向上させると同時に、燃料全体に対する総合的な案を立てまして、そして重油とか石炭とか、あるいは電気とか、あるいは進んでは原子力というものも含めて、どういうふうに日本燃料もしくはエネルギー計画を立てていくかというその計画のもとにやっていきたい、かように

石橋湛山