1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
あのときにもし撤退しておけば、宇部興産のエチレン計画あるいはあの辺の計画でもし量的にとどめておけば、恐らく日本の石油化学業界はあの混乱を経ずして構造転換ができたのではないかと私は今でも思っているのです。実は今石油精製業界の新しい構造転換の時期が来ているような気がしてならないのです。これは危惧ならいいですよ。
あのときにもし撤退しておけば、宇部興産のエチレン計画あるいはあの辺の計画でもし量的にとどめておけば、恐らく日本の石油化学業界はあの混乱を経ずして構造転換ができたのではないかと私は今でも思っているのです。実は今石油精製業界の新しい構造転換の時期が来ているような気がしてならないのです。これは危惧ならいいですよ。
むしろ肥料産業の将来的展望と課題の中で労働者を、雇用者をどうするのかという形で御質問申し上げ、なお、昭和四十二年度ですか三年度ですか、当時ありましたエチレン計画、ナフサ計画等を含めた、雇用問題の不安定が起きた場合には業界内部でこれを吸収する、そのために通産当局もそれぞれの指導を行うという当時の協定といいましょうか、あるいは処置を行う上の項目を確認をしながら昨年、化学肥料産業における労働者の雇用問題については
たとえば石油化学の三十万トン・エチレン計画にいたしましても、それからまたアンモニアのパーデーチトンのキャパシティーの大型化計画にいたしましても、これに伴いまして企業全体としての労務の問題をどう進めていくか、これは非常にむずかしい問題であると存じますが、化学工業全般を通じていえることは、御承知のように化学工業というのは極度に資本集約的な産業でございますし、装置産業、スケールメリットを追求する産業でございます