2002-04-24 第154回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
言えないと思いますけれども、元来やはり六〇年代のころの中東情勢を思い浮かべてみますと、既に一つは五六年のスエズ動乱というのがあって、それから六七年にはダヤン将軍の、片目の将軍ダヤン将軍の六日間戦争というもので、イスラエルが今の西岸ガザ及びシナイ半島を圧倒的な武力で占領したという時代でありますが、そのときの、その辺りのアラブの国が一体どうやって近代化をしていこうかと思っていたかというと、シリア、エジプト辺り
言えないと思いますけれども、元来やはり六〇年代のころの中東情勢を思い浮かべてみますと、既に一つは五六年のスエズ動乱というのがあって、それから六七年にはダヤン将軍の、片目の将軍ダヤン将軍の六日間戦争というもので、イスラエルが今の西岸ガザ及びシナイ半島を圧倒的な武力で占領したという時代でありますが、そのときの、その辺りのアラブの国が一体どうやって近代化をしていこうかと思っていたかというと、シリア、エジプト辺り
従来、ハマスはムスリム同胞団、例えばエジプト辺りのムスリム同胞団とか、元々ハマスという組織自体がパレスチナのムスリム同胞団から出発したわけですけれども、それから、湾岸諸国との結び付き、特にサウジアラビア、クウェート辺りとの結び付きは強かったわけですけれども、イランとの関係というのはそんなになかったと思うんですね。