1998-04-28 第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
具体的には、エイズの診断、治療、予防、医療体制などの研究を実施いたしておりまして、平成十年度予算におきましては、HIV感染症に関する基礎研究、疫学研究、臨床研究、医療体制に関する研究、それから我が国におけるHIV診療指針、ガイドラインの開発に関する研究、それから新しいエイズ知識の啓発普及手法の開発と評価に関する研究、HIVの病原性決定因子に関する研究について総額約十一億円の補助を行う予定にいたしております
具体的には、エイズの診断、治療、予防、医療体制などの研究を実施いたしておりまして、平成十年度予算におきましては、HIV感染症に関する基礎研究、疫学研究、臨床研究、医療体制に関する研究、それから我が国におけるHIV診療指針、ガイドラインの開発に関する研究、それから新しいエイズ知識の啓発普及手法の開発と評価に関する研究、HIVの病原性決定因子に関する研究について総額約十一億円の補助を行う予定にいたしております
三、国民の間に恐怖心と混乱を招くおそれがあり、決して正しいエイズ知識の普及にはならないと思われます。 私は、以上述べました理由から、社会的排除や差別を助長するようなこのエイズ予防法案は、感染者の人権を無視し、絶望のふちに追い込む悪法であり、本来のエイズ予防の効果を生まないものと考え、速やかに廃案にすることを要望いたします。 さて次に、救済について少々意見を述べさせていただきます。
それで、実態としては十分に把握はしておりませんけれども、やはり二、三学校の中での差別に関して、黒板のところに血友病患者はエイズ患者であるというようなことを書かれて登校拒否のような感じになった例とか、就職に関しまして、就職試験におきまして血友病患者であると伝えたおかげで最初採用された者が採用を取り消されたとか、あと診療拒否の問題ですね、歯医者さんとか、そういう感じのお医者さんでも、やはり正しいエイズ知識
それで、二次感染を防ぐには、やはり感染者が自発的に匿名で受診できるような検査体制だとか、偏見、差別をなくした社会環境をつくるとか、そういう環境づくりのもとで正しいエイズ知識の普及が最も大切だと思います。その知識の普及の中心になるような救済ネットワーク体制というのを切に要望しているわけなのですね。それで、できれば血友病専門医を中心にしたそういう救済ネットワークの確立を求めています。