1996-06-17 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号
さらに、差額ベッドの問題につきましても、拠点病院における個室の整備促進、診療報酬における新たな対応と指導の徹底等の施策を講じ、エイズ拠点病院等を中心に、HIV感染者が個室に入院した場合に基本的に差額ベッド代を負担しなくてもよいよう万全の措置を講じていくこととしております。
さらに、差額ベッドの問題につきましても、拠点病院における個室の整備促進、診療報酬における新たな対応と指導の徹底等の施策を講じ、エイズ拠点病院等を中心に、HIV感染者が個室に入院した場合に基本的に差額ベッド代を負担しなくてもよいよう万全の措置を講じていくこととしております。
また、四月十二日に、全国の都道府県エイズ拠点病院等緊急連絡会議というものを開催いたしまして、各拠点病院に対して、実際に公表をしたそういう拠点病院の院長から、実際に公表しても特に不都合は生じなかったというような体験についても講演をしていただいて、直接公表の促進を働きかけたところでございます。
さらに、差額ベッドの問題につきましても、拠点病院における個室の整備促進、診療報酬における新たな対応と指導の徹底等の施策を講じ、エイズ拠点病院等を中心に、HIV感染者が個室に入院した場合に基本的に差額ベッド代を負担しなくてもよいよう、万全の措置を講じていくこととしております。
差額ベッドの解消についてのお尋ねですが、本人の意思に反した不適切な差額ベッド料の解消を図るため、まず第一に、エイズ拠点病院等における個室整備の促進を行うとともに、第二に、個室に入った場合には新たに医療保険の診療報酬における重症者加算の対象とする。さらに第三に、都道府県に差額ベッド問題に関する苦情相談窓口を設置し、不適切な事例については指導を行っているところであります。
もとより、拠点病院の公表ということは私どもも常に関係機関に働きかけているところでございますが、本年の四月十二日に都道府県エイズ拠点病院等緊急連絡会議というものを持ちました。ここで未公表の都道府県においても公表に向けてぜひ検討していただく、こういうことで指示をしたところでございます。現在、さらに五県において五月末までには公表できるよう作業を進めている、このように聞いております。
去る四月十二日の都道府県のエイズ拠点病院等緊急連絡会議におきまして、拠点病院長に対しましても私どもの方からエイズ治療薬の今後の取り扱いにつきまして説明を行い、協力を要請いたしました。
具体的な努力といいましょうか、例を申しますと、四月十二日に都道府県エイズ拠点病院等緊急連絡会議というものを持たせていただきまして、拠点病院名の公表につきまして各都道府県あるいは各拠点病院の幹部の方に直接公表の促進を働きかけたところでございます。
さらにまた、全国各地の医療従事者やあるいは研究者の方、エイズ患者・感染者がエイズに関する最新の治療技術や研究成果、治験の現状等に関します情報を手に入れることができますように、国立国際医療センターのエイズ治療・研究開発センター、仮称でございますが、ここを中核といたしまして国立予防衛生研究所のエイズ研究センターや全国のエイズ拠点病院等を結ぶ情報ネットワークの整備について検討を行っていきたいと考えております
また、差額ベッドの問題につきましては、まずエイズ拠点病院等における個室整備の促進を図ること、そして不適当な差額徴収を行わないように関係医療機関に対する指導の徹底を図るとともに、現行の重症者加算といった診療報酬における対応について、この問題でそれを拡大的に適用できないか、新たな適用の改善策について現在検討を進めているところであります。
さらに、今委員御指摘の研修その他のことでございますが、厚生省といたしましては、エイズ診療の質の向上あるいは患者さんの受け入れ体制を推進するために、従来から、拠点病院等におきます医師及び看護婦を対象としたエイズ拠点病院等医療従事者研修会、こういったものを実施しております。また、エイズ予防財団において、看護婦等を対象といたしましたカウンセラー養成研修の実施もしておるところでございます。