2006-11-28 第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
御承知のとおりに、欧米などにおきましてはHIVの感染者は横ばい状態でして、早期発見、早期治療の効果でエイズ患者数は減ってきております。しかしながら、先進国で我が国だけが増え続けておりまして、HIV感染者もエイズの患者さんもともに増えているのは日本だけという状態です。アジアで今大流行をしております。
御承知のとおりに、欧米などにおきましてはHIVの感染者は横ばい状態でして、早期発見、早期治療の効果でエイズ患者数は減ってきております。しかしながら、先進国で我が国だけが増え続けておりまして、HIV感染者もエイズの患者さんもともに増えているのは日本だけという状態です。アジアで今大流行をしております。
次は、HIV感染者に対する不妊相談でございますが、エイズの動向委員会の報告として、平成十五年九月二十九日より平成十五年十二月二十八日までの感染症法に基づいて報告されたものでありますが、新規エイズ患者数は百六件、新規HIV感染者数は百九十四件で、若者及び二、三十代の方々にエイズの発症は増加しております。
委員御指摘のように、HIV感染者及びエイズ患者数は中期的に見て増加傾向にあります。そういうことで、感染症法に基づく感染症発生動向調査事業などによりますと、平成十五年では、HIV感染者が六百二十七人、そしてエイズ患者が三百二十六人と報告されております。特に、最近では、男性同性間を中心とした性的接触によるものが拡大しつつありまして、予断を許さない状況にあると認識しております。
さらに、HIV社会疫学研究班におきまして我が国のHIV感染者、エイズ患者数の推計を行うとともに、同性愛の方、性感染症の罹患者、妊婦、薬物静注者等の集団ごとのHIV感染状況調査や行動調査等を補完的に実施しておるところでございまして、今後ともエイズ対策の基礎となりますこれらの疫学調査を着実に進めてまいりたいと考えております。
エイズ予防法の評価等については、我が国のHIV感染者数やエイズ患者数の動向は増加傾向にあるものの、絶対数から見れば他国と比較して多くはないこと、またエイズに関する正しい知識の普及状況、エイズ対策研究事業の充実等を勘案した場合、同法が果たしてきた役割は少なくなかったものと考えております。 なお、エイズ予防法について患者の差別を助長したという批判があることも十分承知をいたしております。
○説明員(小林秀資君) 我が国におきます将来のHIV感染者数につきましては、厚生省HIV疫学研究班が平成七年度研究報告におきまして、凝固因子製剤による感染を除いた数でございますが、西暦二〇〇〇年のエイズ患者数を二千六十五人、それからHIV感染者を七千四百三十人と推定をいたしております。
○針生雄吉君 最近、アメリカのプロパスケッドボールのスタープレーヤーのアービン・ジョンソン選手がエイズウイルスに感染していたと報ぜられて話題となりましたが、彼のような感染者は全世界で四千万人にも上り、発病したエイズ患者数は全世界で少なくとも四十二万人に達しているということであります。
これは新聞報道と、それから厚生省からもらったデータと突き合わせてみますと、一月末日現在で世界百六十カ国でエイズ患者数が三十二万三千というふうに出ております。しかし、実際の患者は恐らく百三十万ぐらいあるだろう、四倍ぐらいあるだろうということになっておりますが、それで成人の感染者が八百万から一千万、これは世界全体に対する予測的な数字で、WHOの数字だということであります。
第三は、アジア、東欧のようにエイズ患者数というのが極めて少ない地域。おおむね私はこういうふうに考えているのでありますが、この点の認識はどうですか。
○長野政府委員 厚生省のサーベイランス委員会の八月三十一日現在の報告によりますと、我が国のエイズ患者数は九十例で、そのうち凝固因子製剤によるものが五十一例で五七%になっているのに対しまして、米国防疫センターの十月三日現在の発表によりますと、アメリカの場合、凝固因子製剤と考えられるものが七百七十三例で約一%であります。
昨年より用いられるようになりました分類によりますと、エイズ流行には、アメリカ、ヨーロッパのようにゲイや麻薬中毒者を主体とし、大きな感染者人口があるパターン一の地域、アフリカなどに見られる異性愛感染によるパターン二の大流行地、さらに主としてアジアや東欧のようなエイズ患者数が極めて少ないパターン三の地域に分けられております。
昭和六十一年末のエイズ患者数は二十五名でありましたが、昨年末には五十九名に増加しており、また、感染者数は昭和六十二年末には約千名に上っております。 また、専門家の予測によりますならば、五年後に患者は二百六十名から三百名、感染者は三千名程度と見込まれているところでございます。