1988-12-20 第113回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
だから、そういう世界のエイズ傾向に対する我が国の位置づけというものを判断した場合に、あえて今日単独立法をもって法律化する必要性というか、そういう条件はむしろ違うんではないのか。あえて私は言いますけれども、どうも厚生省が、かねて神戸の問題だ、高知の問題だとマスコミが騒いだ、マスコミからエイズ患者の現象が出てきたと。
だから、そういう世界のエイズ傾向に対する我が国の位置づけというものを判断した場合に、あえて今日単独立法をもって法律化する必要性というか、そういう条件はむしろ違うんではないのか。あえて私は言いますけれども、どうも厚生省が、かねて神戸の問題だ、高知の問題だとマスコミが騒いだ、マスコミからエイズ患者の現象が出てきたと。
そこで、世界のエイズ傾向というのはおおむね次の三つの点が特徴と言われております。 それは、第一は、アメリカ、ヨーロッパのように同性愛者、麻薬中毒者を主体として大きな感染の流行がある地域、これが一つの特徴として考えられるのではないか。それから第二は、アフリカなどに見られますように異性愛感染による一つの大流行地。第三は、アジア、東欧のようにエイズ患者数というのが極めて少ない地域。