1976-10-12 第78回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
ウ・ヌーがほうり込まれちゃったり、ウ・チョウ・ニエンがほうり込まれた。ウ・バ・スエというビルマ賠償のときの総理が軟禁されているという世の中なんだから。だからその周辺の人は、みんなどこかに逃げようとするわけです。そういう問題が至るところに起こっているから、各国に関心は高まり、この時期にじゃどうするかということを議論しようというわけですね。問題がないから議論するのじゃないのです。
ウ・ヌーがほうり込まれちゃったり、ウ・チョウ・ニエンがほうり込まれた。ウ・バ・スエというビルマ賠償のときの総理が軟禁されているという世の中なんだから。だからその周辺の人は、みんなどこかに逃げようとするわけです。そういう問題が至るところに起こっているから、各国に関心は高まり、この時期にじゃどうするかということを議論しようというわけですね。問題がないから議論するのじゃないのです。
私は前の政権をやったウ・ヌー政権のときに行って、あのときよりもずっと下がっている。非常に心配しているから、これは食糧政策の誤りだ、とにかく農民が自分で生産意欲を燃やすことが必要なんだ。それにはイリゲーションをもっと真剣にやりなさいと言ったが、彼はどうも自分の基本政策に触れたから、それだけは喜ばなかったのでありますけれども。私は、そういうことを言うのは、外務省の役人だとか商社はこれは言えないのです。
あるいはウ・ヌー総理大臣にも会ったんですが、そのときに「池田首相がビルマにも来るのなら賠償問題については首相も期待をしている」という言葉を使ったし、たとえば矢口大使あたりは、「どうしてもこれの解決策を持ってきてくれなくちゃ困る、これがないようだったら来ないでもいい」と、こういう強い気持も言っておりました。
私も当時のウ・ヌー首相とも何度もお目にかかりましたが、池田首相もウ・ヌー首相と非常に胸襟を開いて語られまして、三人委員会の問題を話されたり、あるいは、ビルマの経済復興に対して日本からいろいろなアドヴァイザーといいますか、そうした立場の人も出してもらって大いにひとつ日本側も経済復興に協力してもらいたいという話で、日本に対する信頼感が池田総理の訪緬によって非常に高まったと思っております。
最近、ビルマ側においては、これを大きく変えよう、——ビルマに対する投資について、ウ・ヌー内閣のときでございましたが、これを画期的に変える法律を作りましたのでございます。
私は、ビルマにおきましてウ・ヌーあるいは野党のウ・バ・スエ、ウ・チョウ・ニェン等とひざをまじえて話をしました。
○国務大臣(池田勇人君) 私が参りましたときに、ウ・ヌー首相より賠償の問題が出ましたが、これは私は賠償をお考えになる前に、前提として経済の再建が先じゃないか、こういうことで、経済の再建についての話をしたのであります。賠償をどうするかというところまで入りませんでした。あと、外務大臣が残りまして交渉をしかけたのですが、うまくまとまらない。
クーデターがこの二十日に起きて、ネ・ウィン将軍が軍隊の力をもってウ・ヌー内閣を倒した。今おそらく軍部の手にビルマの実権が移ったろうと思うのでありますが、これが革命の後におけるところのビルマというものと、それから今まで交渉してきておられましたビルマ賠償の交渉過程と、今後日本側が、こういう問題が起きた相手国に対してどういうふうに考えていかねばならないか。
○国務大臣(池田勇人君) 三年ほど前に、やはり今の将軍が実権を取られて政変をし、そうしてネ・ウィンからウ・ヌー首相になったわけでございます。で、私が向こうへ参りましたのは短期間、三日間でございますが、こういう事実はございました。今のウ・ヌー派のほうにおきまして、その党の総裁を選ぶのに、ウ・ヌーと大蔵大臣のタキン・ティンとが総裁の争いをした。
しかし、ウ・ヌー政権の状況を見まして、これでは各州の協力が——独立できる各州の協力がない、ビルマ全体の害になるということを考えたのでしょう、ああいうことをやった。しかし、このクーデターがいつまでも続くとは私は考えません。過去の例から申しまして、また文民政府に移ることを期待いたしておるのであります。また、韓国におきましても、そういう気持があるのじゃないか。
対日政策が変わるかどうかということについて判断をいたしますことは、時期尚早でございますが、ネ・ウィン政権は、御承知のようにウ・ヌー政権の前にあった。その当時の対日政策から考えまして、従来の対日政策には大きな変化はないのではないか。これは即断は早いのでありますが、常識的にさように思っておる次第でございます。
これもただいまわれわれにニュースとして伝えられているのですが、ビルマでは、昨夜から今朝にかけてクーデターが行なわれまして、陸軍参謀総長のネ・ウィンというものがクーデターをやり、ウ・ヌー政権は倒れたというのですが、一体外務省の情報はどうなっておるのか、その点について一つお尋ねしたいと思うのです。
しこうして、私は、ビルマのウ・ヌー首相並びに野党のウ・バ・スエ、あるいはウ・チョー・ニェン、そして軍部の方々全部と、ほんとうに、どこの国よりも、最も多数の人に、最も気持よく話してきたのはビルマでございます。これはいずれ事実が証明すると思います。どうぞ誤解をなさらないようにに、将来をごらん願いたいと思います。 また次に、タイとの特別円の問題でございます。
しかし冒頭に申し上げましたように、非常に双方においての理解が深まるといいますか、友情が高まると申しますか、そういう、雰囲気としては非常によい雰囲気のもとに、ラングーンでの話は、結末には至りませんでしたが、結末に至るための道が開かられてきたというふうな感じは持って、ウ・ヌー首相が言っておりますように、あの交渉は決裂ではもちろんないし、中断でもない、これは引き続いて双方の話し合いが行なわれる。
ところが、ウ・ヌー首相が外国に親善旅行に出かけられ、タキン・ティン大蔵大臣はセカンドである、したがって、総理の不在中代理をする関係があるので、どうしても帰らなければならない。この交渉は、あくまで決裂とか打ち切りではないので、そういう関係で一時先に繰り越すということであると、こういうお話がございました。そういう事情ならやむを得ない、こういうことで、私どもも了承したのであります。
その顕著な一例といたしまして私たちがビルマのウ・ヌー首相と面談をいたしましたときに、彼はきわめて熱心に、ビルマに肥料工場を設置してもらいたいということで、そのための日本の援助を要請いたしておったのでございます。
それから、岸前総理時代にウ・ヌー首相が、IPIですか、新聞協会のゲストとして来られまして、その際に、お会いになりましたときにも若干このお話があったように私どもは聞いております。しかし、いろいろの方法が考えられるわけでございます。
○国務大臣(小坂善太郎君) 岸総理とウ・ヌー首相は、当時首相になる前で来られたわけでございますが、御会見になりましたようでございます。そうしてそのときに、今申し上げたような、いろいろの工夫をしたらどうかというお話があったように聞き及んでおる次第でございます。
これに関連をしまして、これはあなたの就任のずっと以前のことなんでありますが、ビルマのウ・ヌー首相が一昨年のたしか春でございますが、日本に参りまして、当時の岸総理大臣と会見をいたして、そうしてこの再検討問題について話し合いをいたしたと私どもは聞いておるのでありますが、これはあなたの時代ではないのでありますけれども、これはいろいろの意味において、引き継ぎで当然あなたの方にわかっておるはずでありまするが、
○佐藤(觀)委員 ビルマに行きまして、ビルマのいろいろな要人、あるいはウ・ヌー前首相あるいはウ・バ・スエなどに会った。この人々から直接賠償の問題は聞かなかったけれども、最近いろいろな方面からこれが問題になっておりまして、これは外務大臣の所管かもしれませんけれども、大臣としてこの賠償の問題についてはどういう見解を持っておられるのか、これも関連して一つお伺いしておきたいと思います。
しかもそのことは非常に強い自信を持たれて言われたのでありますから、私は質問をいたしまして、それはどういう根拠に基いてそういうことをおっしゃいますかと申したところが、一九五五年の暮れ、ハッタ氏が現職の副大統領としてウ・ヌー首相がビルマの首相でありましたときに参りまして、実は日本との賠償問題について話が出たときにウ・ヌー首相は、これははっきり申したそうでありますが、日本とインドネシアとの賠償額がどういう
○田畑金光君 私は具体的にネールやバンダラナイケや、あるいはウ・ヌー総理とお会いになって、これらの諸国が原水爆禁止に対する世界世論の喚起をやろうという呼びかけに対しまして、総理はこれに応ずる具体的な準備を携行されるかどうか。同時にまた今度おいでになるタイにいたしましても、パキスタンにいたしましてもSEATOに参加しておる諸国であります。
あの請願をいたしました署名人の一人である神奈川県知事内山岩太郎君の話によりますと、先般ビルマの首相ウ・ヌーが日本に滞在中神奈川県を案内して歩いた、その際ウ・ヌーがいろいろと、仏教寺院を建設中であること、あるいは日本から僧侶をよこしてもらって、小乗仏教しかわからないビルマに、大乗仏教の影響を与えてもらうことが望ましいということを希望して、そのことについての懇談をした事実にかんがみて、請願は出しておいたが
たとえばウ・ヌーさんが来たときにお話があったかもしれませんが、外交上のことですからお尋ねしませんが、それにコロンボ・グループとも折衝をし、イギリスにも話しかけ、またアメリカにも話しかけ、同時に日本と中華人民共和国との間にももう少し、ただ引揚げ交渉とか、あるいは民間団体等を通ずる貿易の協定の促進をやるだけでない。
それからまた国際的にも、ビルマのウ・ヌー総理大臣に対して、あなた御自身からアジアの緊張緩和のためにアジア諸国の首脳会談をやりたいということを提案されたと伝えられておりますが、こういう事実がありますかどうですか。そしてこういう点について積極的におやりになる考えがあるかどうか。
それから昨日は、目下来日中のビルマのウ・ヌー首相は、記者団との会見の席で、アジア問題の解決は国際会議がよろしいと語っているのです。そういう四カ国巨頭会談を機会に、やはりヨーロッパの問題だけでなしに、極東問題にしても何らかの解決をしなければならぬという新しい気配が動いておるのです。