1963-02-28 第43回国会 参議院 商工委員会 第10号
○近藤信一君 昨年、ブラジルのウルブプンガの発電設備の国際入札で、わが国の日立それから、東芝、三菱電機の三者連合によるグループが せっかく一番札をとりながら、肝心の落札は、二番札のイタリアに持っていかれたことは、私どもの記憶に新しいところでございます。別に言葉じりをつかまえるというわけではございませんが、先日、当委員会で島田重工業局長は、プラント輸出の振興についてこういう答弁をされております。
○近藤信一君 昨年、ブラジルのウルブプンガの発電設備の国際入札で、わが国の日立それから、東芝、三菱電機の三者連合によるグループが せっかく一番札をとりながら、肝心の落札は、二番札のイタリアに持っていかれたことは、私どもの記憶に新しいところでございます。別に言葉じりをつかまえるというわけではございませんが、先日、当委員会で島田重工業局長は、プラント輸出の振興についてこういう答弁をされております。
○説明員(井上猛君) ただいまの御質問の、ブラジルのウルブプンガの問題でございますが、本件につきましていろいろ御事情も御承知かと思いますが、関係各省でいろいろこの問題について相談いたしました結果、支払い条件の問題もございますけれども、一番大きな問題としましては、ブラジルの、要するに現在の経済情勢なり外貨事情が必ずしもよくないということで、債権確保の点で相当疑問がございました。
先ほどの問題をちょっと補足いたしますと、実はブラジルのウルブプンガの問題が実は大きな案件をかかえております。そういった大きな案件でブラジルのほうに協力いたしておりますのと、先ほど申し上げたようなウルブプンが四千万ドルという大きなものをさらに追加するということになりますと、先ほど申しましたような債権確保という面から見ていろいろな問題があるのではないか。こういう事情であったのであります。